お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

Set Limits 無理しないように

2020-12-30 16:38:51 | 2020年の暮らし


引き続きソーシャルロックダウン中で、同居している人以外は基本的に会えませんので、クリスマスはオンラインでビデオ通話で娘たちと話をしながら過ごしました。

毎日雨が降っているので、たまに小雨になるときがあれば歩きに行くぐらいで、あとは大掃除したりして家にこもっています。

クリスマス前に少し雪が降って道にも氷が張っていたりで、警告表示がありました。




今日は用事の帰りにどうしてもハンバーガーが食べたい息子のお願いがあって、ハンバーガーのお店に持ち帰りで買いに行きました。前回出された新型コロナ感染拡大防止の条例で、やっとお店に入るときにマスク義務化になりました。お店にはマスクをして、人数制限を守って入り、注文と支払いが終わったら外で待つ・・・という順序なのですが、支払いした後、ドリンクを渡したいのでちょっと待ってと店員さんに言われて待っていた時のこと。

東アジア系の中年男性が入ってきて注文を始めて、割引クーポンをレジの人に渡したのですが、クーポンをスキャンしてもうまく割引が反映されなかったみたいで、手間取っていました。注文の詳細と金額は客側から見えるスクリーンに表示されます。それを見て自分の思った金額と違うのを発見したみたいで、男性が何か説明しようとしたのですが、英語があまりよく話せないようで、意思の疎通ができていませんでした。

それを店の外で見ていた奥さんらしき女性が大股歩きで入ってきました。マスクはつけてるけど人数制限無視です。すでに待っていたお客さんがあったので、狭い店内で距離が保てなくなり、ビックリしました。どうしたらいいかなぁと思いながらドリンクを待っていたのですが、突然その女性が大声で怒鳴り始めてもっとビックリ。合計金額が自分の思っていたのより日本円にして100円ほど高いと言って怒り出したのです。

ほかに待っていたお客さんが私の方を見て目をぐるっと回して、なんてこった!というメッセージを送ってきて、自分の注文はあきらめて出て行ってしまいました。女性の怒りの抗議が延々と続き、レジ係の人の上司が出てきました。そこからもっと暴力的な言葉がエスカレートしてきたので、私もいたたまれなくなってしまい、外に出ました。

すると、入り口の外で待っていた、年配の女性が微笑みながら私に声をかけてきました。

「私はいいから、寒いから中に先に入って」と。

「私はもう注文は終わったんですが、攻撃的な怒鳴り声に耐えられなくなって外に出てきたんです」と説明。
「でも、ここでは寒いでしょう」と心配してくれました。
私があまり厚くないコートを着ていたからかもしれません。
それでちょっと気持ちがゆるんだのか、思わず

「悲しいことが多すぎるいま、こんなつらい光景を見ていられないんですよ・・・」
と吐き出してしまいました。

その女性も
「そうよね、バスに乗ってもお店に行っても誰かがとげとげしい言い争いするのを見かけるよね。つらいよね」
「はい、気持ちが荒れるのはわかるんですけど、こういう時だからこそもっとお互いに思いやりを持って穏やかに暮らしたいですよね」

そうやって静かに話していると気持ちが少し落ち着きました。

暴力的な言葉で責められていたレジの人が注文のものをもって出てきてくれたので、目を見て
「ありがとう、いい新年を!」と精一杯気持ちを込めて声をかけたらちょっとにっこりしてくれてホッとしました。

立ち話していた女性とも、健康でいい新年を迎えてくださいね、と言って別れました。

私はちゃんと周りが見えているかな。
これからも大丈夫かな。

ハンバーガーを息子に渡して
「もしお母さんがなんか変だと思うことがあったらちゃんと教えてよ」
と頼みました。

文句を言っていた女性は虫の居所が悪かったのか何なのか・・・瞬間湯沸かし器みたいな突然の理不尽な怒りかた。会計が正しくなかったとはいえそれもたった100円ほどのことだと思うのですが、その負のエネルギーがあまりにも強くて圧倒されてしまいました。

私が春からずっとお世話になっている作業療法士さんとのリハビリの過程で、いろいろな意味で自分の限界を知って無理をしないことが心身共に大切だということを常々話しています。
忘れがちなので、明るい黄緑色の紙に書いて壁に貼っています。


今日あの場面で私が割って入って仲裁するというのは現実的には無理だったと思うので、自分の限界を感じて外に出たのは正解だったのではと。

凍って滑りやすくなってる道でつるっと転ばないように・・・







Do What U Feel とのせめぎあい

2020-12-09 10:33:04 | 2020年の暮らし


夏の初めにマンモグラフィーの予約をしてくださいという通知をもらい、少し経ってから予約を取ろうと電話したところ、私がいつも検査を受けている検査施設は2021年の3月まで予約がいっぱいと言われ、では隣の市のはどうかと思って聞いてみたら2021年の4月という。
予約センターの人が、某病院だったら11月の終わりに空きがあると言ってくれたので、病院は嫌だなと思ったけど背に腹は代えられず予約を取ってもらった。
新型コロナ感染対策で、多くの人を一度に受け入れることができないのだろうな。
今まではここまで待たされることはなかったから。

夕方の道が混む時間帯に、縫うように車線変更をしながらなんとか病院にたどり着いてみると、やはり通常よりは人が少ない感じがした。
よさそうなところに車を停めてから、久々のストレス満載の運転の後だし、ちょっと深呼吸してひとやすみ。

この病院は何年も前、末っ子が野球の練習試合のウオームアップのとき近くにいた子が急にバットを素振りしたのがヘルメットの下に直撃して眉毛のところから大量出血した時に救急に連れてきたところ。
額からぼとぼとと血が流れ落ち、頭が割れてしまったのかと思うほどで生きた心地がせず、どうやって運転して病院までたどり着いたか覚えてないくらいだったし、待合にいる間、血まみれの子どもを見る人の視線が突き刺さるように思えた。
あれから時間が流れ、幸い縫ってもらったところは言われなければはっきりとはわからないほどに回復したけれど、打ち所が悪かったらどうなっていたかと思うといまだに背筋が凍る。

そんなことを思い出しながら、車を降りて駐車料金を払おうと思って支払いの場所を探す。
やっと見つけたところに行ってみると



支払いのために人が集まるのを避けるためなのか、入力キーを不特定多数が触ることによって感染拡大の可能性があるのがダメなのか。

いずれにしても、待ち時間が長くなったときに駐車料金追加の心配しなくてもいいのは助かる・・・。
ただ駐車料金は病院の収益の一部になるのだから大変だろうなと思う。

前回は救急から入ったので入り口はどこかと探して行ってみると



人影がなく、誰も入って行かないのでここでいいのか迷う。
入って行くと女性が一人椅子に座っていた。
私は自分で作った布製のマスクをつけていた。
女性が「手指消毒してマスクを外して」と言った。
ん?
マスクを外したら、長いトングで医療用の不織布マスクを箱からつまんで渡してくれた。
そういうことか。。。

受付に行くと、普通は保険証を出してと言われるけど、今回は見せるだけにしてと言われた。
名前の確認をするだけ。
廊下に貼られたピンク色のラインをたどって検査室に行ってと言われる。

検査室の入り口に狭い空間があって、先客がひとり。



空いている椅子が二つあるけどどちらにも座らないでという紙が置いてある。

どうしたもんかな、廊下で待った方がいいのかな。

思う間もなく、待っていた人が話しかけてきた。
話がとまらない。
前回ここに来た時にコロナの症状チェックがなかったから本当に心配になって何人もの人に抗議したこと、今回は症状チェックがあってよかったこと、インターネット上の口コミではここのマンモグラフィーの評価が高いこと、今の状況は本当に悲惨だということ・・・。
マスクはしているんだけど、狭い空間で距離も近いし延々話しかけられるのは不安になってきた。

その人が検査技師さんに呼ばれて検査室に入って行った。
すると今度は検査技師さんに向かって延々とあれこれ話し始めた。
検査室はもっと密閉空間なのに・・・。技師さんが気の毒になってきた。

すぐ後に、別の人が待合スペースに入ってきた。
この人も私を見ると話しかけてきてとまらない。

自分の家族以外の人と会ってしゃべることが長い間できていないから、みんな人恋しい気持ちが抑えられなくなるのかな。
こんなに長い間、同居家族以外の人と交流できない生活をすることはないもんなあ。

でもやっぱりちょっとこわい。

私の番になったが、最近のシステム変更のせいで名前が見つからないということで、あとから来た人が先に診てもらって私は後回しということになった。
時間がかかってしまったけど結局検査はしてもらえて、外に出てホッとした。

救急の入り口には、カフェのテラス席などに寒い時置いてある式の暖房があった。
外で待たないといけなくなることもあるのだろうな。



手指を念入りに消毒して、車に乗り込んでからなんだかどっと疲れが出た。

そして、まだこの余韻が残る数日後のこと。
この病院から電話がかかってきて再検査を告げられた。
もう一度マンモグラフィーとエコー検査をするって。
再検査はクリスマスイブの早朝。
そういえば10年以上前もクリスマスイブに大病院でエコー検査やったことがあったな。
検査技師さんが眉間にしわを寄せてため息つきながら1時間近くかけて検査してくれた。
感謝しかない。

昨日、州政府の会見があった。
感染急拡大のため二週間前にソーシャルロックダウンに入っていたので、注目は、規制が少しは緩和されるのか、このまま続くのか、それとももっと厳しい規制が告げられるのか、ということ。
具体的にいうと、州民の最大の関心事は「クリスマスに同居家族以外と集まって過ごしてもいいのか」ということ。

結果としては、規制はもっと厳しくなり1月8日まで延長。
キリスト教だけでなく、これから続く宗教的行事に限らず同居家族以外と過ごすことはできない。
なので、私も少なくとも1月8日まで二女に会うことができないことが確定した。
長女はアメリカ在住なので初めからあきらめていたけれど・・・。

会見を聞きながら、この規制をどれくらいの人が守るんだろうかと思った。

病院で会った知らない人にでも延々と話しかけたくなるほどみんな疲れている。
案の定、ツイッターなどを見ていても、政府系の通知やニュースの記事などに返信するかたちで「これだけいろいろ頑張っているのになぜこんなにひどい罰を受けなければいけないのか」などのメッセージがたくさん投稿されているのを見る。
怒りや落胆をどこにぶつけていいかわからないのかなと思う。

病院が、新型コロナ以外の患者さんや病気発見のための検査に来る人のためにもちゃんと機能できるように守るため、医療関係者の負担を軽減するため、学校や必須のサービスを閉鎖しなくてもよくするため、感染症に弱い人を守るため・・・
マスクをしてお互いを守るという、こちらの人たちには新しい概念とか・・・
繰り返し伝わってはいるのだけれど。

今朝運転していて
Do What U Feel
という歌がかかって、歌詞をなぞりながら気持ちに重いものがのしかかってきた。

『人がなんと言おうとも、自分の感じるままに』

『(勇気を出して)思うとおりにやってみて』

という歌なのだけど、今聞くと「人がどう思おうとも自分の思うようにやってみる」というメッセージがさまざまな意味を帯びているように聞こえてしまい、たとえば公共の場所でもマスクはしない選択とか、感染拡大防止のためにクリスマスはオンラインで、と言われても人と集まって過ごしたりとか、そういうことなどが浮かんできてしまって。
思わぬところに反応して思考回路が働いている気がする。

私もだいぶ疲れているなと思った今朝のこと・・・。





雑用などで忙しかったのもありますが、ブログを一か月くらい書けないほど、気持ちが落ち込んでいました。
自分のことながら、やっと帰ってこられてホッとしました。
またお邪魔します





平和と希望

2020-11-05 10:49:20 | 2020年の暮らし


世界一長い国境を接しているアメリカとカナダ。
隣国同士密接な関係と影響があります。
わが街は国境から遠くないところにありますし、この選挙は対岸の火事、というわけにはいきません。
長女はアメリカに住んで働いていて、二女はアメリカの大学の院生。
高校生の末っ子は姉ちゃんたちを見ていて漠然とだけどアメリカに希望と期待を抱いています。
それ以上なによりも、この選挙がさまざまな意味でアメリカと世界に及ぼす影響の大きさを考えると、何事も平和裏に解決してほしいです。

昨日からずっとテレビ・ラジオ・ネットニュース何もかもアメリカの選挙速報と分析をわーわー繰り返しています。
日本のニュースも見ているのですが、情報が多すぎる上に錯綜していてわけがわからないです。
ケーブルテレビではカナダ、アメリカ、日本の一部のテレビ番組が見られます。
報道の仕方が違うので興味深いといえばそうなんですが・・・。

今後のことはいろいろな可能性があって先行きが不透明。
今日は別の事を記事に書こうと思っていたのですが、気持ちがざわざわしているのでまた別の日にします。
どのようになるにせよ、なるべく早く落ち着いて平和で希望の持てる世界に近づきますように・・・。





16歳の運転免許試験

2020-11-04 10:39:04 | 2020年の暮らし

運転試験場の外にて・・・末っ子の試験待ち


朝からずっと雨。
本日、末っ子の運転免許試験。
うちの州は16歳になったら筆記試験を受けることができて、合格すると下の画像の赤いLのマグネットがもらえて、ある条件のもと、路上で運転することができるようになります。

NはNovice(初心者)LはLerner(見習い中?)

(ちなみに隣の州では14歳からできます。)

高校に自分で車を運転して通う生徒がけっこういます。

でも・・・
怖くないですか!!??

16歳ですよ。
運転経験なし。
筆記試験通ったらすぐにでも車にこの赤いLを貼って、路上で運転できるんです。
正式な運転免許を持ってる25歳以上の人が助手席に同乗してないといけませんが。
その人以外にはあと一人しか乗せられませんが。
午前12時から5時の間は運転できませんが。

それにしても、筆記試験通っただけで路上を運転できることには変わりないです。

カナダに来たばかりの頃、このことを知って怖くなりました。

私が日本で免許取った時は先に実技試験に合格してから筆記試験があってその後免許をもらいました。
(今もそうですか?)
その方が安心だと思ってしまいます。

さて、筆記試験合格して交付される仮免は2年間有効です。
現状は、仮免を取ってから12か月間は実技試験が受けられません。
実技試験が通ると、上の画像の緑色のNのマグネットがもらえます。
日本でいう初心者マークですが、これはまだ正規の免許ではありません。
Nをもらってから2年間優良運転だった人は正規の運転免許に切り替える試験が受けられます。

こちらにおいでの際、運転中に赤いLのサインを貼った車を見かけたら、実技試験にまだパスしてない見習い運転手なので気をつけてください(笑)

末っ子が運転の練習を始めると思っただけで胃が痛い・・・
親が同乗です、運転の練習。
上の子たちも通った道ですが、この子で終わりなんだと思うとやや感慨深いというか・・・
いやはや。

新型コロナの影響で、運転試験場はすべて予約制になっていました。
16歳なので、運転免許の試験を受けるには親の同意が必要です。
身分証明書を出し、同意書にサインして、試験の費用を払ったら、わたしは外に出るように言われました。
マスクは強制じゃなかったですが、ほとんどの人がつけてたし、人数制限やアクリル板などの対策はありました。
息子はあちこち消毒するように言われてその都度消毒用のウエットティッシュみたいなのを渡されていました。
試験がタッチスクリーンなので、画面を拭く用に一枚、そして、視力検査の時に検査機器を拭く用にまた一枚。
実技試験の試験官たちはマスクにゴーグルをつけてから車に乗り込んでいました。

試験は満点合格。
ホッとしました。
建物に入れる人数の制限やってるので予約を取るのが難しく、不合格だったら今度いつ試験が受けられるかわからないから・・・。
今日の試験も夏に予約したんです。

余談ですが、私がカナダに住み始めたころは日本人も試験を受けないと免許がもらえませんでした。
めんどくさいなぁ・・・と思いました、正直。
運転歴が長くなると自分の癖がついて実技試験に一発で合格するのがなかなか難しいという話でしたから。
国際免許で運転しつつ、試験いやだなぁとうだうだ考えている間に、なんと、法律が改正されて、日本人は日本の免許と交換でうちの州の免許がもらえることになりました これはなんか棚ぼたというかなんというか。
運転試験場で免許を交換してもらうとき、点滅信号の意味と、スクールバスが停まっているときの注意点を確認されただけで筆記試験もなし。費用を払っただけ。
なので、毎回子どもたちが筆記試験を受けるとき、ああだこうだと質問されてもわかってないことがいっぱいあります
良くないですよね、これ。
でもなんだか、今更勉強する気にもなれず

もう一つ余談。
赤いLの人たちは運転中にデジタル機器に触れません。
ナビなども不可。
わたしの車は電気自動車なので、大きいiPadみたいなのを操作しないといけません。
なので、助手席に乗った人がすべて操作してあげないと運転できないということになりますね。

みなさま交通安全で!



夜眠れるようになったいきさつ

2020-11-03 05:53:16 | 2020年の暮らし


冷え込みましたが晴れた朝。
運転中に見かけた、まだもうちょっと黄葉・紅葉楽しめそうなところ。
(ちゃんと車を停めて撮りました)

工事中なので木を保護。




さわやかな朝を迎えられるのも、長年の不眠が解消したおかげです。
以前はメラトニンや睡眠導入剤がないと眠れませんでした。
今は毎晩何もなくてもぐっすり朝まで眠れます。

去年駐車場で車をぶつけられて肩の筋肉を損傷して、その後メンタルの不調が現れ、この春からカウンセラーさんと作業療法士さんにオンラインでお世話になっていることは前にも書きましたが、その作業療法士さんが毎回いろんな宿題をくれるのです。
安眠トレーニングはその一つでした。
これをやってみて、と言ってメールでリストを送られてきたときにはその項目の多さにビックリ。
ロックダウンでますます不眠に悩まされていたし、どこにも行けずほかにできることもないので、試しにやってみることにしました。

細かい指示のあるリストでしたが、端折って紹介します。

① 起床・就寝時刻を毎日だいたい同じにする
② 眠くなってからベッド・布団に入る
③ ベッド・布団に入ってから20分経っても寝付けない場合はいったん起きて静かに過ごしてからやり直す。照明は暗いまま、やることは例えばつまらない本、電話帳などを読む
④ カフェインとニコチンは避ける。摂取するなら寝る4-6時間以上前までに
⑤ アルコール摂取を避ける
⑥ ベッドは’寝る’ためのもの。寝転んでパソコンやスマホを見たりしない。これはベッド=寝るという条件反射を養うため
⑦ 昼寝しない。どうしてもする場合は午後3時より前に1時間以内
⑧ 適当な入眠儀式を見つける。例えば、ストレッチ、深呼吸など。寝る15分前にリラックス効果のある飲み物を飲むのもよい。例えばカフェインのないお茶など
⑨ 寝る1-2時間前にお風呂に入る
⑩ 寝ている間に時計を見ない。時刻を気にすると余計眠れない
⑪ 睡眠観察日記をつける
⑫ 日中運動をする。激しい運動は寝る時間の4時間前までに。朝歩くのがよい
⑬ 食生活を見直す、健康的でバランスの良い食事。寝る直前に食べない
⑭ 寝室を整える。リラックスできる環境作り
⑮ 前日眠れなかった時もなるべく普段通り過ごすようにする
番外:ブルーライトを発生する機器の使用は早めに終える。携帯電話などはベッドから遠いところにおいて寝る
(作業療法士さんが追加した項目)

わたしの考える矛盾点

②と①が矛盾:眠くなる時刻は毎日一定ではないではないか!

③と⑩が矛盾:時計を見なければどうやって20分経ったとわかるのだ!

③を忠実に守ると気になって落ち着かないぞ! (電話帳なんて今もう存在してないですが・・・)

⑧自分に合った儀式が見つかるまでの試行錯誤が一筋縄ではいかなくてかえって眠れなくなってしまったぞ!

⑪細かく書きすぎるとわけがわからなくなったぞ! 安眠につなげるために気づいたことだけ書けばいいと思う。

わたしの考える安眠のコツ

一応一通りやってみてから、取捨選択してうまく眠れる方法の組み合わせを自分の特注で作るのが一番。
始めたころ、この通り全部きちんとやろうとして気になって眠れなくなりえらいことになりました。

私の場合、今落ち着いているのは、寝る前にストレッチと少しだけ穏やかな筋トレをして、いざ寝るというときにほぼ決まった音楽を、聴こうと思えば聞こえるくらいのボリュームで60分のスリープタイマーでかけ、電気を消して、電子書籍で少しだけ本を読むか、または読まなくてもあっという間に眠れるようになりました。(決まった音楽にしてるのは条件反射になるかなと思うからです)
もちろん結末が知りたくてドキドキするような本はダメです。
将棋のオンライン実況中継なんか見たらダメです。
時差の関係でこちらの時間ではだいたい寝る頃に佳境に入るからです

リストの項目を組み合わせていろいろ試した結果、1か月も経たないうちに不眠解消。
それからはずっと自然に朝までぐっすり眠れる生活が続いています。
感謝してます。
最初は自信なかったですけど、ほんとに取り組んでみてよかったです

冬時間に・・・サマータイム終了

2020-11-02 04:09:00 | 2020年の暮らし

満月のハロウィーンと花火


ハロウィーンの夜。
子どもたちがキャンディもらいに家々を回るのはだいたい夜8時頃には終わり、その後くらいからあちこちで花火が上がり始めます。
花火の音が聞こえ始めたころに外に出てみました。
昼間見た時もそうですが、今年はハロウィーンの飾りつけをしていた家が本当に少なかったです。
夕方から見てましたが子どもたちの姿もなかったです。
代わりに見かけたのがパトカー。
個人の家で集まってはいけないというお達しが出ているので(特にわたしが住んでいる保健所管轄内は感染者が多く、特別ルールで厳しくなっています)警察などの取り締まりができるようになったからです。

歩いてぐるっと回ってみましたが、例年のようにたくさん花火を上げる家がほとんどありませんでした。
家にみんなで集まって花火、というのができないせいでしょうか。
丘の上まで上がってみると、今年が最後となるバンクーバーの方では名残を惜しむように多くの花火が上がっているのが見えました。

一夜明けて11月1日。サマータイムから冬時間に移行。

未明の2時が二回来ます。
寝ずに起きていてその瞬間を目撃したことはないのですが、テレビの番組表は複雑な表示になります。
2時から3時までの番組が終わったらまた2時に戻るので。

冬時間に移行する日は1日が25時間。
身体感覚で「8時に起きた」とき、それは朝7時。
携帯電話の時刻表示を見て気づくのです。
目覚まし時計の表示は8時のままですから。
このままキープしていけば1時間の早起きが続きます
(いつもそう思うけど続いたことありません

これから日が暮れるのが一層早くなります。
一番早いころは夕方4時頃から暗くなっていきます。
これから雨と暗さの冬が始まります。
自分なりの楽しみを見つけて暮らすのが一番です。

ちなみに、サマータイムに戻るときは1日が23時間になり、サマータイム移行の日に前日と同じ時刻に起きようと思ったら1時間早く起きないといけません。
これがきつい。軽い時差ボケみたいになります。
それで、うちの州ではこの毎年やってる
「疑似時差ボケ=体力消耗=体調不良=生産力低下=事故も起こる」
の時制移行をやめようと言って、今年サマータイムに移行する時強く宣言してたから、今年はホンマにそれをやってくれるんかなと期待していたのに、「アメリカ西海岸州が同時にやってくれないと意味がないからできない」とかいうことでボツのようです

今年はハロウィーンの夜の未明から冬時間に移行。
土曜日の夜だし、もし新型コロナがなかったら、多くの家で長めにパーティーしたり子どもたちがお泊りしたりできたんだろうな。

今日は寒い季節用の服や靴下などを全部クローゼットに出しておこうと思います

デジタルハロウィン

2020-11-01 08:01:00 | 2020年の暮らし


3年前の今日を振り返りましょう、というスマホのメッセージにつられて写真を見てデジタルハロウィンです。
本気で飾り付けしてるおうちに行かせてもらったときの写真のごく一部です。
家の外壁と庭、ガレージの中に飾りつけされています。
スイッチを押すと光ったり動いたり音が鳴ったり。
スモークもたいたりして本格的。
これだけの飾りつけを集めるのも大変だし、普段しまっておいて、10月にまた出して飾るというのはかなりの熱意がないとできません。















このおうちでは、見に来てくれた人から少額の寄付を募って、集まったお金を子どもたちのチャリティに寄付する活動をしています。
今年はどうされているかなぁ・・・。

輝く黄葉と落ち葉掃き

2020-11-01 04:10:41 | 2020年の暮らし


本日ハロウィーン。
ラッキーなことに晴れ!
ちょうど子どもたちが外を歩く頃の気温は7℃くらい。
最高です。
毎年ハロウィーンの頃には歩道は落ち葉でいっぱい。
誰かが夜露で足を滑らせないようにわたしもこれから落ち葉掃き。

これはとある集合住宅の前の歩道を管理会社が掃除して集めて包んだ葉っぱ。
やってもやっても散って落ちてくるし、風で飛ばされますがやるしかない。


つかの間雲の切れ間から太陽が顔を出すと輝く黄葉。
楽しめるのもあと少しの間です。










ハロウィーンなんです

2020-10-31 08:59:00 | 2020年の暮らし


時差の関係でこちらは明日がハロウィーンです。
今年は初めて何もしないハロウィーンになります。

ニュースでは、子どもたちに安全に楽しくハロウィーンを過ごさせてあげるために何をするかという話と、大人たちは今年はパーティーなどせずに我慢してという話をしています。
お菓子をあげるにしても、屋外で、個別包装したお菓子をトングで渡して、ということですが・・・。
今年は残念ながらわたしは誰にもお菓子をあげないでおこうと思います。
いつもは家の前に盛大な飾りつけをするお隣さんも今年はなにも飾っていません。
ご近所も何もなしです。
飾りつけもなく、灯りもつけてないエリアには子どもたちも来ませんので、今年は本当にひっそりしそうです。

ハロウィーンは土曜日なので、金曜日の今日、学校の周りを通っても仮装してる子どもたちは多くありませんでした。
高校は時間差登校してますし、仮装しても盛り上がらないのでしょう。

少し離れたところに毎年ハロウィーンの夜に花火を上げるおうちがあるので、もし今年も上げてくれたら外に見に行こうと思います。
ちなみに、ここは個人ではハロウィーンの夜にしか花火を上げられません。
花火を売るのもハロウィーン直前のみ、それも許可を得た花火のお店だけです。
バンクーバー市では、ハロウィーンの花火による住宅火災が相次ぎ、条例が改訂され、今年を最後にハロウィーン用の花火を売ることも上げることもできなくなります。
バンクーバー市内は住宅が密集していて、安全に花火を上げられる空間があまりないのが問題だそうです。

用事があって通りかかったスーパーの店頭には、ジャックオーランタンを作る用のオレンジ色のパンプキンを売っていました。


値段は454gあたり235円くらい。
ハロウィーン前日なのでセール価格になっていました。

【記事アップ翌日の訂正】
値段は1個235円くらい、が正しいです。
もとは470円だったのが、ハロウィーン前日で半額になっていました(スーパーの会員価格)
昨日寝てて「なんか記事に書いた値段変だな」と思い、朝起きてから写真拡大して確認したら間違ってました。
おっちょこちょいで すみません。

(454gというわけのわからない単位になるのは1ポンドで量り売りする習慣が残っているせいです。人の体重もポンドで言うし、身長はフィート、服のサイズを測るときインチ、土地の面積はヤード、家の面積はスクエアフィート、など、メートル法を採用しているはずのカナダで単位が混在しています。「息子さん生まれた時何ポンドだった?」「あなたの伸長何フィート?」とか聞かれると、私はメートル法の単位でしか覚えていないので固まります 「ダイエット成功したの~、〇ポンド減ったのよ」と言われてもピンときません 逆に、私がメートル法の単位で話をすると、聞いてくれてるひとがピンときません

とても大きいパンプキンも置いてあって、大きさがわかるように写真を撮ろうとしたのですが難しい・・・。




結局しばらくの間だれかが通るのを待ちました


でもなんとなく、でっかい~!という感じが伝わらない気がする

濃厚接触者の濃厚接触者・・・推定

2020-10-30 04:47:32 | 2020年の暮らし


毎朝そうですが、今朝も目が覚めて、風邪の症状などなく、味覚もあり、熱もなく、元気なことに感謝。

昨日、息子のスポーツ関係の人に新型コロナ陽性が出たという知らせがありました。
今のところ症状は落ち着いているそうです。
保健所の判断では、息子が一緒にいた日はその人から新型コロナがうつる時期ではなかったということです。

わたしと息子が交通事故のケガの治療でお世話になっているクリニックは、治療の日の前日にオンラインで質問事項に答えるルールになっています。
海外渡航や遠距離移動の有無、移動した人たちとの接触の有無、新型コロナと推定される症状の有無。
そして、14日以内にコロナ陽性の人と接触があったかどうか。
今日息子もわたしも予約していた治療があったのですが、これに該当するかどうか確認するために電話しました。
保健所の判定で感染力がなかったということになっていても、14日以内に息子がその陽性の人と一緒にいたことは事実なので息子は濃厚接触者と「推定」されてアウト。
私はその息子の濃厚接触者なのでアウト。
という判断でした。
ここ二週間観察。その間はクリニックには行けません。
治療ができないのは残念ですが、厳格に感染拡大予防対策をしてくれているので、今後も安心して通えると思いました。
お互いマスクをつけているとはいえ、セラピストさんと患者さんの距離を取るのが難しい場合が多いですから、厳しくならざるを得ないですね。

一方、学校では、保健所から濃厚接触者と指定されない限り引き続き登校するようにという話。
学校にも何件か感染例が出ているので、陽性だった人とちょっと一緒にいただけで生徒や先生が二週間ずつ学校を休んでいたらどうにもならないんでしょうか。
ここまで感染急拡大すると濃厚接触者を指定する仕事の量が膨大だと思います。
ほとんどの子どもたちが学校に通っている中、たとえばクラスに陽性の人が出た場合、クラスにいた子どもたちや先生は推定濃厚接触者になって、ルール上は私が通っているクリニックのようなところには出入りできなくなってしまうんですよね。
みなさんがどこまでそれを守っているか、というのも別の問題ですね。難しいです。クリニックに通ってくれる人も減りますし、直前のキャンセルとか出やすいですし。

最近は新着メールのお知らせがスマートフォンに出るとびくっとするくらい、各所から新型コロナ関係のお知らせが続いています。
感染者が出たことにより、カーリング場が2週間の閉鎖になりました。
今後どうなるかは未定です。
症状がない人からも感染するかもしれないのが厄介です。
何か簡単にウイルスを可視化する方法があればいいのになぁ・・・。
たとえば、口の中の歯垢が見えるように赤い色をつけるものがあるじゃないですか。
口に含んだ時、新型コロナウイルスに反応して色が青くなるとか、そういうものがあれば、入り口で簡単に検査できて感染拡大防止できるのになぁ・・・。

日本ではGo Toキャンペーンなどがあって、みなさんお出かけされているようですが、こちらでは行動制限がますます厳しくなっています。ヨーロッパでは再びロックダウンするところが出ていますし。何が違うんだろうなぁ

考えても答えは出ませんし、恒例の現実逃避で外を歩いてきます
お元気でお過ごしください。STAY SAFE