The Melody At Night, With You / Keith Jarrett
長女が在学していた大学のイベントであったキースジャレットのコンサート。
ひとつひとつの音に魂を載せて、心からあふれ出る音楽を届けてくれた。
最近、キースジャレットが病気のために演奏ができなくなってしまったというニュースを読んだ。
最高のピアニストから演奏を取り上げてしまうなんて、なんて無慈悲な・・・。
このCDは、事故のケガで精神的に追い込まれていたわたしが夜眠れるようにずっと一緒にいてくれた。
今でもこれを聴き始めると一曲終るか終わらないかのうちに安心して眠れる。
Shenandoahという歌を初めて聴いたのは、娘たちが小学生の頃に参加していた合唱団で歌っていたから。
美しいメロディー・・・すぐに大好きになった。
19世紀から歌い継がれ、いろんな人が演奏したり歌ったりしている。歌詞も違うものがある。
アメリカの歴史と関係しているという背景があるといい、そしてもちろんその他解釈が諸説ある。
わたしは追われてカナダにきたわけではないけれど、
今のわたしが聴くと、どうしても日本に帰りたい気持ちがこみあげてきてしまう。
特に桜の花の咲くころと年越しお正月のころは日本が恋しい。
桜の花が美しく、大きな川のある街で生まれ育った私はこんなに遠くに来てしまったんだと。
これからまたどうなっていくんだろうと。
そしてまたこの美しい歌を聴いている。
キースジャレットの演奏するShenandoah
ブルーススプリングスティーンの歌うShenandoah
Peter Hollens 男声のアカペラ
Voces8 混声のアカペラ
Oh, Shenandoah, I long to see you,
Away you rolling river.
Oh, Shenandoah, I long to see you,
Away, we're bound away
'Cross the wide Missouri.
おおShenandoah あなたに会いたい
流れゆく川よ
遠くへ、遠くへ行く
広いミズーリ川を越えて
'Tis seven years since last I've seen you,
Away, you rolling river.
'Tis seven years since last I've seen you,
Away, we're bound away
'Cross the wide Missouri.
最後に会ってから7年
遠くへ、遠くへ行く
広いミズーリ川を越えて