お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

'Shenandoah' キースジャレット

2021-03-29 05:17:03 | 本日の音楽

The Melody At Night, With You / Keith Jarrett

長女が在学していた大学のイベントであったキースジャレットのコンサート。
ひとつひとつの音に魂を載せて、心からあふれ出る音楽を届けてくれた。
最近、キースジャレットが病気のために演奏ができなくなってしまったというニュースを読んだ。
最高のピアニストから演奏を取り上げてしまうなんて、なんて無慈悲な・・・。

OGPイメージ

キースジャレットのコンサートに行った - お~カナダ! たてよこナナメ歩き

さっきまでキースジャレットのコンサートに行っていました。某アメリカの大学の学校行事の一環で企画されたものです。大学のお祭りのようでいて、日本...

キースジャレットのコンサートに行った - お~カナダ! たてよこナナメ歩き

 


このCDは、事故のケガで精神的に追い込まれていたわたしが夜眠れるようにずっと一緒にいてくれた。
今でもこれを聴き始めると一曲終るか終わらないかのうちに安心して眠れる。

Shenandoahという歌を初めて聴いたのは、娘たちが小学生の頃に参加していた合唱団で歌っていたから。
美しいメロディー・・・すぐに大好きになった。

19世紀から歌い継がれ、いろんな人が演奏したり歌ったりしている。歌詞も違うものがある。
アメリカの歴史と関係しているという背景があるといい、そしてもちろんその他解釈が諸説ある。

わたしは追われてカナダにきたわけではないけれど、
今のわたしが聴くと、どうしても日本に帰りたい気持ちがこみあげてきてしまう。
特に桜の花の咲くころと年越しお正月のころは日本が恋しい。
桜の花が美しく、大きな川のある街で生まれ育った私はこんなに遠くに来てしまったんだと。
これからまたどうなっていくんだろうと。

そしてまたこの美しい歌を聴いている。


キースジャレットの演奏するShenandoah


ブルーススプリングスティーンの歌うShenandoah


Peter Hollens 男声のアカペラ


Voces8 混声のアカペラ


Oh, Shenandoah, I long to see you,
Away you rolling river.
Oh, Shenandoah, I long to see you,
Away, we're bound away
'Cross the wide Missouri.

おおShenandoah あなたに会いたい
流れゆく川よ
遠くへ、遠くへ行く
広いミズーリ川を越えて


'Tis seven years since last I've seen you,
Away, you rolling river.
'Tis seven years since last I've seen you,
Away, we're bound away
'Cross the wide Missouri.

最後に会ってから7年
遠くへ、遠くへ行く
広いミズーリ川を越えて




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ZUYA)
2021-03-29 05:27:48
おはようございます(こんにちは)~😉

時の洗礼を受けた音楽は本当に素晴らしいものです~ ✌️

それは悲しい、寂しい気持ちにもさせますが、それらを通して明るい気持ちにしてくれますよね~ 🤔

貴女の望郷の思いと小生のカナダへの思いは似ているように感じます。そしてどちらの国も無くなるわけではないので、いつか訪れた時にめい一杯楽しめると良いですね~ ✌️
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救われます (Unknown)
2021-03-29 05:51:08
@yasunrod ZUYAさん、ありがとうございます。
時を越え、人種や文化背景も越えて魂を揺さぶる音楽・・・どう表現したらいいかわからないほどの宝物ですね。
望郷の思いも、たまにどうしようもなくしびれっぱなしになってしまいますが、それはそれでしかたなく、身を任せておくしかないのかもしれないですね。
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Unknown (fennel)
2021-03-29 09:38:31
キースジャレット懐かしいです。シェナンドーも懐かしいです。ジェームススチュアートの西部劇でシェナンドー河と言うのを見ました。早撃ちだけの西部劇じゃなかったから覚えてます。この頃の歌は唱歌みたいでいいなぁ。
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良い歌ですよね (Unknown)
2021-03-29 10:02:13
@tarisihoko_1951
fennelさん、ありがとうございます。
この映画は西部劇を愛していた祖父が見ていたのではないかと、かすかに記憶しています。fennelさんもご覧になったんですね。
このごろの音楽は移り変わりも速くて、心にずしりと残るようなものがあまり多くないような気がします。こうやって時を経て多くの人に歌われ聴かれ続ける音楽には特別な何かがあるんだと思います。
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