冷え込みましたが晴れた朝。
運転中に見かけた、まだもうちょっと黄葉・紅葉楽しめそうなところ。
(ちゃんと車を停めて撮りました)
工事中なので木を保護。
さわやかな朝を迎えられるのも、長年の不眠が解消したおかげです。
以前はメラトニンや睡眠導入剤がないと眠れませんでした。
今は毎晩何もなくてもぐっすり朝まで眠れます。
去年駐車場で車をぶつけられて肩の筋肉を損傷して、その後メンタルの不調が現れ、この春からカウンセラーさんと作業療法士さんにオンラインでお世話になっていることは前にも書きましたが、その作業療法士さんが毎回いろんな宿題をくれるのです。
安眠トレーニングはその一つでした。
これをやってみて、と言ってメールでリストを送られてきたときにはその項目の多さにビックリ。
ロックダウンでますます不眠に悩まされていたし、どこにも行けずほかにできることもないので、試しにやってみることにしました。
細かい指示のあるリストでしたが、端折って紹介します。
① 起床・就寝時刻を毎日だいたい同じにする
② 眠くなってからベッド・布団に入る
③ ベッド・布団に入ってから20分経っても寝付けない場合はいったん起きて静かに過ごしてからやり直す。照明は暗いまま、やることは例えばつまらない本、電話帳などを読む
④ カフェインとニコチンは避ける。摂取するなら寝る4-6時間以上前までに
⑤ アルコール摂取を避ける
⑥ ベッドは’寝る’ためのもの。寝転んでパソコンやスマホを見たりしない。これはベッド=寝るという条件反射を養うため
⑦ 昼寝しない。どうしてもする場合は午後3時より前に1時間以内
⑧ 適当な入眠儀式を見つける。例えば、ストレッチ、深呼吸など。寝る15分前にリラックス効果のある飲み物を飲むのもよい。例えばカフェインのないお茶など
⑨ 寝る1-2時間前にお風呂に入る
⑩ 寝ている間に時計を見ない。時刻を気にすると余計眠れない
⑪ 睡眠観察日記をつける
⑫ 日中運動をする。激しい運動は寝る時間の4時間前までに。朝歩くのがよい
⑬ 食生活を見直す、健康的でバランスの良い食事。寝る直前に食べない
⑭ 寝室を整える。リラックスできる環境作り
⑮ 前日眠れなかった時もなるべく普段通り過ごすようにする
番外:ブルーライトを発生する機器の使用は早めに終える。携帯電話などはベッドから遠いところにおいて寝る
(作業療法士さんが追加した項目)
わたしの考える矛盾点
②と①が矛盾:眠くなる時刻は毎日一定ではないではないか!
③と⑩が矛盾:時計を見なければどうやって20分経ったとわかるのだ!
③を忠実に守ると気になって落ち着かないぞ! (電話帳なんて今もう存在してないですが・・・)
⑧自分に合った儀式が見つかるまでの試行錯誤が一筋縄ではいかなくてかえって眠れなくなってしまったぞ!
⑪細かく書きすぎるとわけがわからなくなったぞ! 安眠につなげるために気づいたことだけ書けばいいと思う。
わたしの考える安眠のコツ
一応一通りやってみてから、取捨選択してうまく眠れる方法の組み合わせを自分の特注で作るのが一番。
始めたころ、この通り全部きちんとやろうとして気になって眠れなくなりえらいことになりました。
私の場合、今落ち着いているのは、寝る前にストレッチと少しだけ穏やかな筋トレをして、いざ寝るというときにほぼ決まった音楽を、聴こうと思えば聞こえるくらいのボリュームで60分のスリープタイマーでかけ、電気を消して、電子書籍で少しだけ本を読むか、または読まなくてもあっという間に眠れるようになりました。(決まった音楽にしてるのは条件反射になるかなと思うからです)
もちろん結末が知りたくてドキドキするような本はダメです。
将棋のオンライン実況中継なんか見たらダメです。
時差の関係でこちらの時間ではだいたい寝る頃に佳境に入るからです
リストの項目を組み合わせていろいろ試した結果、1か月も経たないうちに不眠解消。
それからはずっと自然に朝までぐっすり眠れる生活が続いています。
感謝してます。
最初は自信なかったですけど、ほんとに取り組んでみてよかったです