お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

できてきた

2010-09-18 21:50:03 | 家の売買と引越しとリフォーム
カーペット、昨日の午後2時過ぎに完成。
初日と二日目、朝8時から夜9時過ぎまで、
ほとんど休憩も取らず、サンドイッチをほおばりながら黙々と作業をしていた職人さん。
(ときどき、何かうまく行かないのか、ここには書けない罵り言葉をつぶやいていましたが・・・笑)
三日目の昨日は朝8時半から、最後に残った階段半分と全体の仕上げをしていました。
階段はらせん階段だし、一段一段の平らな部分が飛び出した形を作りながらなので大変そうでした。
(これは説明がとても難しいので、後日写真をここに載せます)

日本のカーペット屋さんだったら、
仕上がったあとで掃除機かけてきれいにしてからおしまい、なのかも知れないんですが、
予想通り、片付けてあったのは、カーペットの切れ端のみで、
あとの小さな繊維ゴミは全部カーペットの上に残ったままでお帰りになりました。

この時点でまだ、買ってきたセントラルクリーナーの設置が完了していなかったので、
部分掃除用の小さな掃除機で少しずつゴミを吸い取っていきました。
だって、せっかく素敵なカーぺットが敷き詰められたのに、
小さな繊維ゴミが散乱しているのを見ていられなかったからです。
時間はかかったけど、少しずつきれいになっていくと、うれしさがこみ上げてきました。
前にも書きましたが、このカーペットは注文したものではなく在庫のものでした。
でも、色も材質もぴったり、大正解でした。
密度が高いので、足を踏みしめるとぐぐっと沈んでいくような感覚がいいです。

そして、午後遅く、セントラルクリーナーの設置が完了したので、もう一度掃除機をかけました。
これで、今住んでいるところからクローゼットの中身など持ってきてかけられます。
古く汚くなってところどころ浮き上がってさえいたカーペットを取り除き、
きれいにペイントされた家の中に新品のカーペット・・・
家のカタチがどんどんできてきました。
家自体はまっさらじゃないけど、まっさらのカーペットの家に住めるなんて幸せです。
思わずあちこち歩き回ってしまいました。

キッチンとキッチンのキャビネットの掃除も完了したので、
今日からちょっとずつ、日用品などを運んで行こうと思います。

が、ダンナ早朝に出張に出ました。
息子のサッカーも始まり、娘の学校の用事も山積・・・
サバイバルできるのか!???
引っ越しの日まであと一週間だぁ~。


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カーペット 初日

2010-09-16 23:41:33 | 家の売買と引越しとリフォーム
体調いまいちでふらふらしていますが、なんとか忙しくしています。
昨日はカーペット屋さんの仕事の初日でした。
何人もの人がやってきてわっせわっせと仕事をするのかと思いきや、
現れたのはたった一人。。。背の高い男性。

しかしこの人は仕事が速い。
休憩もせず、朝8時から夜9時ごろまで黙々と作業に打ち込んでいました。
今日も朝8時から来ています。

まず、もとからあったカーペットをはがし、
その下に敷いてあったパッドをはがし、
そしてその下の床板のゆるんでいるところなどを調整し、
新しいパッドを敷く準備をし、
新しいパッドをサイズに合わせて切りながら敷き、
それから、あらためて正確なサイズを測りなおし、
そのあとで、カーペット屋に戻って、私達が注文したカーペットをサイズに合わせて切りました。
また切ったカーペットを運んで戻ってきてからは、再び黙々とカーペットを敷いていきました。

話はちょっとずれますが、前におもろい社長と話しているときわかったのですが、
このカーペット屋は、商品の在庫をバンクーバーではなく隣の州のカルガリーの倉庫においているそうです。
なぜかと聞くと、バンクーバーは土地が高すぎて、倉庫のコストが大変なんだそうです。
じゃあ、うちの州の田舎の方に倉庫作ったらいいんじゃないですか?と聞いたら、
カルガリーだと州内よりもずっとトラックの輸送に便利だから、ということでした。
それにしても遠い・・・注文した翌日には店に届くそうですが・・・
壮大な話ではありますが、どんだけガソリン無駄遣いしてるのか、と思ってしまいました。
距離1057キロメートル、ノンストップで運転してもゆうに15時間くらいかかるのでは。。。
ガソリン代と運転のコストを考えても元が取れるとは・・・
いかにバンクーバーの土地が高いかということなのかな。


カーペットを替えるところは写真を撮ったのですが、
また時間のあるときに載せることにしますね~☆



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気まぐれとタイミング

2010-09-14 23:00:13 | 家の売買と引越しとリフォーム
バンクーバーの天気は気まぐれです。
二週間の長期予報なんてあてになりません。
朝刊の天気予報の欄を見ると、

太陽

雨のしずく

が一体になったイラストが載っていることがしょっちゅう。
晴れる時間と曇る時間があって、ぱらぱら雨も降るかも・・・
そんな天気予報なら、私でもできる!と思うこともあります。

さあ、その気まぐれに付き合いつつ、
家の外壁塗りのタイミングを計るのが難しい。
昨日インターネットで天気予報を見ると、今日は曇り時々晴れで、明日は小雨、あさっては雨、
って書いてあったので、ああ、明日はペンキ塗れないなあ、と思ってペンキ塗り中止したところが、
蓋を開けてみると今日はよく晴れていて、
おまけに同じウェブサイトで天気予報を見ると、週末まで毎日ずっとだいたい晴れと書いてあるんです。

こんな感じで、見るたびに3~4日間後くらいの天気予報がころころ変わります
何を元に判断して計画立てりゃいいのか・・・

自分で塗るのなら、臨機応変に少しずつ塗るのですが、
リフォームの人に塗ってもらうので、その人のスケジュールも絡んで頼むタイミングがなかなかつかめない。
できたらダンナが出張に出る前に塗ってほしいのですが・・・
(家の鍵をその人に渡さなきゃいけないので、そういう用事はダンナがここにいる間に終わって欲しいと思うのです)

ここの夏は乾季ですが、9月に入れば雨が降りだすと思ったので、
私のプランとしては、

6月に家を買い、
7月にリフォームして、
雨の降らない7~8月にペンキ塗り

というのがいいと思って行動開始したのですが、初めはうまくいっていたのですが、
このブログのこのカテゴリーに書いてきたとおり、今にずれ込んでしまったんです。
おまけに、幸いではあるのですが、引っ越しが早まったので自分で塗ってるわけにいかなくなりました。

10月に入って本格的な雨季になる前に、ペンキ塗りは終えておきたいところです。
前のオーナーさんが外壁に10年ほどペンキ塗っていないので、ぜひとも。

周りの家の色も考慮に入れて、外壁の色を決めなくちゃいけないんですが、
大きな面積の色を小さな色見本から決めるのはかなり難しい宿題。
でも自分で色を選べるなんてうれしいこと。
いろいろ空想したり、外出したときよその家の色を見たりして考えています。

明後日にはカーペットも入るので、だんだん出来上がってきました。
26日に大きなものを運ぶよう、引っ越しトラックを頼みました。
早く元気にならなくちゃ。




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リフォーム中

2010-09-10 21:39:23 | 家の売買と引越しとリフォーム
引っ越し先の家をリフォーム中。
もう一週間くらい経ちました。
本当は、特殊な工具が必要なところ以外、自分でやろうと思っていたんですが、
日々日常のこともやりながら、その上に家を売りながらのリフォームは無理と思い、
引っ越し前に終わらせなくちゃいけないことは人に頼むことにしました。

それは、メインのベッドルームのバスルームのやりかえ。
外壁と、内装のペンキ塗り。
それから、これは自分ではやろうと思ってなかったカーペットの取替え。

カーペット選びは何度かここにも書きました。
カーペットの在庫はあるので、ペンキ塗りが終了次第、頼んで敷きに来てもらいます。
それが終わったら、荷物を大々的に運べます。早くそうなってほしいなぁ。

バスルームは大体終わったみたいです。
ペンキ塗りをやってくれる人が、バスルームもやってくれました。
修理でも取り付けでも何でもできる、とその人は言っているそうです。
日本が大好きで、おしゃべりも好きだけど、
仕事はコツコツまじめにやってくれているみたいです。
「社長」って呼んでますが、実は個人でやってるお仕事です。

見積もりをたくさんとったけど、
どの人に頼んだらいいかというのはなかなか難しい問題です。
よほど信じられる筋からの紹介とか言うのなら別ですが、
話と値段を聞いただけで選ぶんですから・・・
もう仕事を始めてもらった今でも、これでよかったのかな?というのはわかりません。
ただ、手付け金を何割か払ってくれ、と言った人が多かった中、
その「社長」は
「仕事が全部終わって満足してくれるまでお金は払わなくていい」
と言いました。その心意気はポイント高かったと思います。

今日は外のパワーウォッシュ。
来週天気のよい日に外壁を塗る予定。
去年もおととしも9月は晴天が多かったのに、今年はいまいち。気温も例年より低い。
タイミングよくお天気の日を選んで外壁を塗らないと。
バンクーバーの天気は気まぐれで、おまけに長期予報なんて完全にあてにならないから、
日にちを選ぶのが難しそうだなぁ。

今引っ越し先の家の中はぐちゃぐちゃです。
工具やはしごがあっちこっちに置かれてるし。
そのうちきれいになったら、ここに「ビフォー・アフター」写真を載せたいです。笑

目下の難題は、外壁の色を選ぶこと。
周りの家の色とも合わせて考えなくちゃ行けないし、
家族の意見はばらばらだし、
なかなか選ぶのに時間がかかりそうです。
その色で「○色の家」というので語られるようになるわけだし、
もう何年も塗り替えないのだし、慎重に決めなくちゃ。



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SOLD 喜びに浸る間もなく

2010-09-09 19:26:40 | 家の売買と引越しとリフォーム
SOLD

我が売り家が「売却済み物件」となりました。メデタイ!

昨日の夜7時ごろ本契約にサインするという話でしたが、
8時を過ぎても9時半を過ぎても電話がなく、
緊張はするは、不安になるは、何も手がつかず、うろうろおろおろしていました。
10時前になってD氏から電話がかかってきて

「本契約のサインと手付金の支払いが完了したので、
スキャンした書類をそちらにメールで送りました。
本契約にサインしてスキャンして送り返してください。」

なぁ~んだ、早くに知っていたのなら先に電話くれればいいのに・・・

まあ、午後の早い時間にD氏が
「今日本契約にサインするらしいですよ」
と電話かけてきていたんですが、やっぱり本当にサインもらうまでは心配です。
そういうふうには思いたくなかったんですが、
やっぱり、前に本契約ぎりぎりまで行ってた物件をドタキャンして
うちの売り家にオファーしてくれた、という経緯があるんで、こわかったです、
正直言ってうちも同じようにキャンセルされるかもしれないと。
でも、ホッとしました、本当に。うれしい、と言うより一安心って感じです。

サインした書類をスキャンしてメールで送った後、D氏にお礼を言おうと電話をしました。
すると、D氏が
「今だから言えるんですけどね、怖がらせたらいけないと思って黙ってたんですけど。
実は先週末に、そのドタキャンされたほうの物件のエージェントから電話かかってきたんですよ!
(注・ここでは誰から電話がかかって来てるか表示されるので、電話をとる前に誰だかわかる)
本契約サイン前の微妙な時期でしょう、何も話したくなかったんですよ。
だから、電話をとらずに留守電いれてもらって、すぐに私のオフィスにも電話して、
幸い三連休だったし、火曜日までは連絡取れないってことにしてもらったんです。
そしたらね、火曜日にまたかかってきて留守電入ったんですよ。
もうこれは電話をかけないわけにはいかないでしょう。
まあ、話は「どうなってますか」とか挨拶の域を出なかったんですけど、怖かったですよ、やっぱり。
実際、何か個人情報を聞かれても何も話しませんけどね、
でも、あと二・三日すれば、今回の売買情報が内部で公開されるので、
エージェントだったら調べたらわかりますよ、誰が買ったとかそういうこと。
だけど、本契約待ちのデリケートな時期には何も話したくないですよ。」
聞いてる私も背筋がぞーっとしてきました。

電話をしてきたエージェントは、このあたりでは毎年多くの物件を扱う有名なエージェント。
すぐ近所に住んでいて、この辺の家はたくさん売っています。
近所に長年住んでいるから、この辺はいいとアピールしやすいですよね。
でも、早く売ろうとして言い値(売値)を低めに設定する人だし、
あるときオープンハウスですごく失礼なことを言われたので印象が悪く、
うちは、家を売るときその人に頼みたくないと思ってはいました。

縄張りをあらされて嫌がっているのか、
それとも、うちのロケーションがいいので、早く売れて欲しいのか、
それとも、最悪の場合、自分の物件をキャンセルした元買い手の行方を探しているのか?
いずれにしても不気味です、わざわざ電話をかけるなんて。

D氏の話。
「実は以前にドタキャンで契約解除した人を訴えたエージェントがあったんです。
ドタキャンされた物件はその後大量値引きしてやっと売れたんですけど、
売主のエージェントがドタキャンした人を訴えて、
実際の売値と、ドタキャンした人が交わした仮契約の売買価格の差額を請求して払わせたんです。
いくら仮契約と言っても、誰が見ても正当な理由がないのにキャンセルしたらいけません。
今回、あなたの家を買った人たちがドタキャンしたとき、どんな理由であちらの物件をキャンセルしたか、
それはわかりませんけど、もしあんまり正当な理由じゃなかったら訴訟を起こされるかもしれません。
もちろん、今、そのドタキャンされた物件がすぐにいい値段で売れればいいんですけどね。
これから長い間ずっと売れなくて、損害が出たと判断した場合、裁判沙汰になる可能性があります」

ひえ~~~~~。

ただし、この場合法的責任があるのは買い手だけ。
買い手のエージェントは雇われて手伝うだけだから責任なし。
売り手のほうは誘惑してキャンセルさせたわけじゃないし、一切関係なし。
買い手のご家族、よさそうな人たちだったのに・・・何事もなければいいけれど。

そして、よく考えてみると、ドタキャンされた売主さんたちも、
私と同じように「本契約にたどりつけますように」と祈るような気持ちで待ったはず。
それをキャンセルされたということを考えてみると、
今回私達は非常にラッキーだったけれども、それは誰かの不運の上にあったことなんだなぁと・・・

本契約完了して「売却済み」となり、後は引っ越すのみとなったのですが、
喜びに浸る間もなく、なんとなく後味の悪い、そんな夜になりました。

本当なら、エージェントは自分の功績を宣伝するために、
売却済みになった家に設置した、自分の名前が入った札に
SOLD
とステッカーを堂々と貼り、しばらく置いておくのが通例ですが、
D氏は「これ以上怖い思いもいざこざもごめんなので、札は明日朝一に取っちゃいますね」
と言ってました。実際、もううちの「売り家」サインはなくなってます。


まあ、ホントはそんなことをいろいろ考えている暇はないです。
ダンナが出張に行ってる間に引っ越しの段取りを全部すまさなければなりませんよ~。
気を引き締めなければ! 残された日数は少ない! ホントです。




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おもろい社長

2010-09-08 20:21:43 | 家の売買と引越しとリフォーム
朝一番に、夏休みを国の親元で過ごしてカナダに戻ってきた甥っ子を迎えに空港へ。
そして、時差ぼけでぼんやりしている甥っ子には申し訳なかったけど、車の中で待っててもらって
空港から程近いところにあるカーペット屋に行ってきました。
もう何軒かカーペット屋に行ったり来てもらったりして見積もりを取ったけど、
最後にもう一つ大手に行ってみようということになり、今日やっとのことで行きました。
そろそろどこに頼むか決めないと、引っ越しまでにカーペットが入りません。
注文してから手に入るまで二週間くらいかかると言っていたし、
ダンナの出張もあることだし。

行ってみたら、前に行ったところと同様、ここもインド系のオーナーでした。
兄弟で経営しているのも同じ。
まあ、話が面白い、この社長。
カーペットのことだけじゃなくて、いろんなことを話したのだけど、
ものごとにこだわらない、さばけた人で、ものの見方が一風変わってる。
体格がよい人なのに、なぜか声が高く、
話が一生懸命になると声が裏返ってしまうので、芸人さんみたいでした。
最近のバンクーバーのことから、世界経済の話まで、大笑いの連続でした。

で、肝心のカーペットですが、
ほかのプロジェクトで使って残った在庫のカーペットなら半額近くにできるということで
それをまず見せてもらうことにしました。
それは高級なクラスのカーペットなのだそうで、
社長はおもむろに鋭い、おそらく肉切り用ナイフを持ってきて、
カーペットのサンプルの表面を力いっぱいごしごしこすりました。もちろん鋭いほうの刃先で。
なのに、一切毛羽が出ませんでした。
そして、ほかの安いほうのカーペットを持ってきてこすったら、二・三回で毛羽がたくさん出ました。
毛羽が出るということは、掃除機をかけるたびにカーペットが痩せていくということで、
それだけは避けたいと思っていました。
たぶん、材質的にも、正札だったら予算的に手の届かないクラスのカーペットだと思いました。
幸い、選びたい色が在庫にありました。ラッキーです。

それと、この会社は31年間ずっとお客さんからのクレームがないそうです。
カーペット屋のなかには、カーペットの手配だけをして、
外から日雇いで作業員を集めて安くあげるところもあるそうですが、
そうすると仕上がりが良いときもあるし悪いときもあるということになるらしいです。
それに、外部の人は会社の評価をあんまり気にしないで仕事するのでよくないと。。。
この社長の会社は、作業員は全部正社員で、仕上がりは絶対保証すると言いました。
それに、31年間クレームがないというのは、ある組織からA+の評価をもらっているのでわかります。
この組織は一つでもクレームがあってちゃんと対処できてなかったらランクが下がる仕組みです。
私も12年前に、この家を買ったときに経験があります。
この家(売ってるほう)の前のオーナーはウォーターベッドを持っていました。
引っ越して出るときに、引っ越し屋がそのウォーターベッドの扱いを間違い、
この家の天井にしみを作ってくれました。
引っ越し屋がかけていた保険で修理するはずが、修理屋がやくざみたいな人を派遣して私を脅しました。
お金だけもらって、実際の修理はしたくなかったのでしょう。
いくら話をしてもらちがあかなかったので、本当に困り果てました。
そんなある日、私はその引っ越し屋が、その「ある組織」に参加していることを知り、
自動受付の電話システムで、その引っ越し屋にクレームをつけたいと登録しました。
すると、その翌朝一番にその引っ越し屋から電話で
「ちゃんと対処しますから・・・云々」と丁寧に言ってきたのでビックリしました。
もう180度の転換でした。
それほど、そこの評価には、参加している会社が敏感になっているようです。
(もちろん、ここはカナダです。
そこに参加している企業がみんないい仕事をしている、というわけにはいかないようですが。)
そんなこんなで、私も少し経験があるので、
カーペット屋が31年間ノークレームを維持しているのは信頼できると思いました。
引っ越し先の家はフローリング部分とバスルームのタイル以外の大きな面積がカーペット敷き詰めなので、
その大きな面積のカーペットは最低でも10数年そこにずっとあるわけで、
もし粗い仕事をされると本当に困ります。
その社長と話してみて、社長が誇りを持ってビジネスをしているのが伝わってきたので、
ちょっと予算よりは高かったのですが、そこに頼むことにしました。

そこは我がエージェントD氏の出入り業者の一つなので、D氏が
「ちゃんと私の言うことを聞くかどうか試したいから、
カーペット屋から見積もりをもらってもその場でOKせずに私に連絡ください。
私からもう一度交渉して、カーペット屋の反応が見たいから」
と言っていたので、カーペット屋の駐車場から携帯でD氏に電話。
D氏が即そのおもろい社長に電話。
それから、D氏がまた私の携帯に電話してきて
「もう最大限勉強してあるし、階段の部分の工賃は無料にしてあるそうなので、
あれからは(日本円の感覚で)5000円ほどしかまけられないそうです」
とのことでした。
十分それで満足していたのでお礼を言って切りました。
まあ、それぞれの業界でそれぞれいろいろあるもんなんですねぇ。

ともかく、この質の高いカーペットは在庫があるので、
ペンキ塗りが終わったら即敷きに来てもらえます。よかった。。。。一つ懸案事項解決。

今晩は、買い手の方々が本契約にサインする日です。
すでに買い手の方々が使う弁護士の名前と連絡先を教えてくれているので、
おそらく、今晩サインしてくれるものと思っています。祈ってます!!
サインのアポイントメントは午後7時15分。
あと二時間ちょっとです。。。。うまくいきますように。



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日本人であること

2010-09-06 20:15:53 | 家の売買と引越しとリフォーム
時々思うのですが、
私は、「日本人である」ということに助けられることが多いです。

ご存知、世界中どこへいっても中国人(台湾、香港、華僑ふくめ)が大勢います。
私が住んでいるところは韓国人もたくさんいます。
ここに住んでいて、初対面の人に「日本人でしょ?」と言われることはあまりないです。
韓国スーパーにいれば、韓国語で話しかけられるし、
中国系スーパーに行けば、当たり前に北京語で話しかけられます。
私達がヨーロッパの人を見てどこの国の人かよくわからないのと同じで、
東アジアのどこの国の人かはよくわかってもらえないことが多いです。

でも、誰かと知り合って話していて、私が日本人だとわかると、
「おお、日本人なの?
私のいとこが日本に行って・・・・云々
誰々が日本が(または日本のものが)大好きで・・・云々」
というように、何かしら話が盛り上がります。
日本人が少なくて珍しいのもあるだろうけど、かなり親近感?を持ってもらうことが多いんです。

前に初めて車でアメリカに行った時、ドジをやりました。
カナダに再入国するとき見せないといけない、身分証明書みたいなカードがあるんですが、
パスポートだけ持ってて、それを携帯するのを忘れていたのです。
カナダの入国管理で、本当ならそのカードがないと入国させてもらえないはずですが、
係官の人と別室に行って、コンピューターで照合してくれて、
無事に確認ができたので、特別にカードなしで入国させてもらえたことがありました。
その話を人にすると、
「きっと日本人だからだよ、信頼できるんだよ、悪いことしないから」
と言われるんです。ホントかどうかわからないけど、そうかもしれないと思います。

考えてみると、日本人だからということで信用されたり親切にしてもらえたことは数えきれないです。

今回、この家を売って、この買い手の方々とエージェントに出会ったわけですが、
エージェント氏に「もしかして日本人?」と聞かれたことは前に書きました。
エージェント氏(フランス系の人)の息子さんは大の日本ファン。
それで日本のことも含め、私にもいろいろ親しく話をしてくれるのです。
今日も、そのエージェント氏や、買い手の奥さんや娘さんが、
知ってる日本語の言葉を私に話しかけてきて「正しい?」と聞いてきたり、
普通ならあんまり親近感の生まれない不動産物件の売り手と買い手という関係が、
なんだか和やかになっていたのです。不思議なんですが・・・

うまく説明できないんだけど、日本人であることが、何かうまく助けてくれてるような気がします。

まあ、全くそのおかげばかりというわけではないと思いますが、
さっきわがエージェントD氏から電話がかかってきました!
買い手側のエージェントから電話があり、

買い手の人たちは、基本的にこの家の検査結果を受け入れるということです!!!
(完全に満足、というわけにはいかないが、妥協できる結果だということらしい)

ただ一つの要求事項は、湯沸しボイラーを私達のほうで家の引渡し前に取り替えるということ。
もうそろそろ寿命が来る頃なので仕方ありません。
ほかの小さな問題は争わないつもりだということでした。

よかった!!
何よりです、ボイラーの取り替えくらいやります。
それくらいの出費はがまんします。
買い手側が本契約にサインして手付金を払った後、即ボイラーを取り替える約束になりました。

あとはもう一つ、形式上書類の確認が待っています。(あさって)
もしそれがOKということになれば、本契約にサインして(あさって)、手付金の支払い(しあさって)、
月末の引渡し・・・ということになります。
ああ、早く早く、すべてが落ち着きますように!
家の検査結果は本当に大事なこと、
今日は大きな大きな一歩前進でした。本当によかった!!



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緊張・・・検査日

2010-09-06 15:11:22 | 家の売買と引越しとリフォーム
今日は売るほうの家の検査の日。
昨日の夜から雨が降っています。
検査士の人は家の湿気や水漏れを詳しく検査するから、
雨の日は本当にいやです。
でも仕方ない。
この前、この買い手の方々がこの家を見に来た日も冷たい雨が降っていました。
ここのところ、ほとんど雨は降っていないのになぁ。

築17年経っているから、何も問題がないというわけにはいかない。
それはわかっているのですが、
もし大きな問題を指摘されると、
買い手は嫌がって買うのをやめるだろうし、
もし買うのをやめなかったとしても大量値引きを交渉されるんでしょう。
それは、自分達もE氏とかけあったのだからわかります。
何事も買い手の検査士にツッコミを入れられないように、
そう思ってこの夏休みをかけていろいろ修理したり美化・補修に励んだのですから。

検査士は買い手がお金を出して雇った人だし、
買い手の利益に基づいた立場で家の検査をするのだから、
私が検査中にどうのこうのと質問できるわけではありません。
ただ、ラッキーなことに、
検査士が来たとき、買い手のエージェントも買い手の方々もいなくて、
私もすこしだけ様子をうかがうことはできました。
検査士も何かをレポートに書かなくちゃいけないから、
一生懸命にあら捜しをしていました。
いくつか質問もされました。
普通は、検査するとき、買い手が検査士と一緒にいます。
エージェントがいればエージェントも立ち会います。
今日なぜ、売主だけが家にいる状態で買い手の検査士が検査をしたのかよくわかりませんが、
売主である私達が家にいないうちに検査をしたなら、きっと勝手に判断されるでしょう。
そういう意味では、私もこの場にいていろいろ説明や言い訳ができたのでよかったかも。

さあ、どんなレポートを書いたのでしょう。
レポートの内容次第では、こっちにとって大きなトラブルになります。
すご~~~~~~~~~~~~~く緊張しました。
もう検査が終わって2時間も経ったのに、今も緊張しています。
買い手の方々は、どう思っているのかな・・・




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選ぶこと選ぶこと

2010-09-05 22:07:39 | 家の売買と引越しとリフォーム
いっぱい見積もりを取って、
やっと誰にリフォーム頼むか決まった。

週明けにはカーペット屋も決める。

今度は、シャワースペースのデザインと、
タイルの種類と、
トイレと、
家中の各部屋や部分のペンキの色(4種類以内にしろということだが・・・)
それから、家の外壁とフェンスの色を決めないといけない。

昨日大手ホームセンターに行ってシャワースペースの展示キットを見ていたら、
そこの店員の人に捕まってしまった。
「何かお探しですか?」ってやつで。
そして、ひょんなことからお互い北京語を話すことがバレた。
「ひゃ~、日本人なのに? なんで?」
そしたら、その人のおしゃべりが始まった。

長い長い長い・・・・終わりがない。
おしゃべりを終わらせるきっかけがない。あまりに一生懸命しゃべってる・・。

結局2時間近く。
まいった。
何も決まらなかった。
ペンキの色のサンプルをもらって、
必要なもの少し買えただけ。
疲れた。

見積もりに来た人たちの中にも、おしゃべりが止まらない人が多い。
機関銃のように次から次から言葉が出てくる。
なんかさみしい人が多いのかな?
中年のおとーさんは家で話を聞いてもらえないのかな???
この前、冷蔵庫を修理しに来た人も、
修理終わってから延々しゃべって、それからやっとお帰りになった。
よくわからないけど、とても時間がかかる。
面白い話もあるのだけど、今はとにかく時間がない・・・・・

とにかく今日は二軒目、別の中堅ホームセンターに行って比較してきます。



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うれしい悲鳴

2010-09-04 15:29:06 | 家の売買と引越しとリフォーム
売るほうの家の本契約はまだ成立していませんが、
家の引渡し日を一か月早めてほしいという確認書が今日来ました。
これだと今月28日には引っ越しと掃除完了して、29日に鍵を渡さなければなりません。
前にも愚痴ってた利息が節約できて、
おまけにちゃんと家が売れるのが一か月も早まるのはうれしいです!

が、

これでスケジュールがめちゃタイトになりました。
リフォームと掃除を急がなくちゃいけません。
ペンキをあっという間に塗ってもらって、
カーペットをあっという間に替えてもらわねば・・・

おまけに、

ダンナが9月中旬から下旬にかけて出張だそうな!!!!!!!!

OMG
間に合うのか!?
大丈夫なのか!?

今から想像したくない・・・


買ったほうの家は、一体どうやって住んだらこんなにめちゃくちゃ汚れるのか!!と思うほど汚い。
何年掃除と手入れしてないねん!とツッコミ入れながらふき掃除しています。
正直すごく大変です。
だけど、使ってある材料がよいので、掃除すると新品みたいにきれいになるのでやり甲斐あります。
きれいになったのを見ると、疲れも半減します。

では、また買ったほうの家に行ってきれいにしてきます!



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