お~カナダ! たてよこナナメ歩き

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センチメンタル

2010-09-29 12:10:17 | 家の売買と引越しとリフォーム
今日は元の家の新しい持ち主に鍵を渡す日です。
本当なら、昨日の夜、エージェントD氏に渡して、
エージェントD氏が買主側エージェント氏に鍵を渡し、
今日、新居にて、買主側エージェント氏があのご夫婦に鍵を渡すという段取りなのだけど、
買主側エージェント氏はバケーションに出ているので
(なんかこんなのが多いですよねえ・・・)
わがエージェントD氏が代理で鍵を渡すということになりました。
で、今朝D氏に鍵を渡せばよいわけです。

昨日は、結局夜中の12時まで元の家の片づけをやっていました。
大掃除や補修・美化は、売りに出す前にやっていたのだから、
そんなに大掛かりな掃除をすることはないのですが、
買主さんと約束していた子ども部屋のペンキ塗りやらあったし、
家具を引っ越したあとの、汚くなっているところをきれいにしたり、
引っ越しの時にできた壁のダメージを直したり、
箱詰めできなかった、小さなものがあちこちにあるのをまとめたり、
出てきたゴミを捨てたり・・・ということでした。

もともとDIYが好きというのもあるけど、
また壁を直したりペンキを塗ったり、あちこちきれいにしていると、
ああ、この家はいい家だったなあ、と思い、
いとおしくなり、ますます好きになっていくのです。
で、余計に丁寧に掃除してしまって。
いい加減な仕事をして後悔するよりずっといいのですが、
それにしても朝から夜中までほぼぶっ通しでやったので疲れました・・・。

晩ご飯のあと、
子ども達三人を連れて、がら~んとした「元・我が家」を見せに行きました。
まだ掃除は完全に終わってなかったけど、
次の日(今日)はもう法的には元の持ち主は入れない日ですから。

きれいにペンキを塗られて、何もなくなっている、それぞれの「元・自分の部屋」に入って、
長女は立ち尽くして涙を流し、二女はいつも隠れていたクローゼットに入りボーっとしていました。

ここに引っ越してきたとき、長女は5歳、二女は2歳になったばかりでした。
階段のある家に住んだことがなかったから、
引っ越してきて一番喜んだのは階段でした。
日がな一日二人で階段に座って遊んでいたことを今でも鮮明に思い出します。
三階建てで階段が多かったので、あっちこっちにおもちゃを持って行って。
一通り家の中を見たあと、二人で階段に座って肩を抱き合って、
「あれ、覚えてる?」
「あんなことがあったよねえ」
と二人、しばらく思い出話にふけっていました。

すべてが終わって、布団に入ったとき、
ああ、あの家のあそこであんなことがあったなぁ、こんなことがあったなぁ、
といろんな記憶がよみがえって来て、じーんと胸が熱くなりました。
12年半、お世話になりました、ありがとう。
その気持ちが伝わったかな。



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