五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

ドキドキ!プリキュア 第7話 「ギリギリの戦い!さらば、プリキュア!!」

2013年03月17日 | ドキドキ!プリキュア
まさかの半クールで終了か!? という噂の第7話は、先週の続き。
あー、皆さん今頃映画館に向かっているんだろうなー。ワシは寂しく感想書きますよ。。


ジコチューの巣窟と化したトランプ王国に送り込まれた相田さんたち。

  

巨大なキングジコチュー様。
なんという最終局面。…かと思ったところで、解説者まこぴーの出番。
今語られる、トランプ王国の悲劇。
剣崎真琴というのは偽名で、本名が「キュアソード」さんらしいです。
プリキュア姿が、本当の姿。人間界の姿は仮の姿。
今週、まこぴーが異世界人であることが判明して「え!?」と反応したのが菱川さんだけ、というのが
突っ込み役らしくて良い。相田さんやありすお嬢様が異常なんだ。

  

キュアソードさんは、王国の歌姫(兵士兼任)だったようで。
セイレーンさんポジションか。紫のプリキュアさんだし。
「あのお方」というのは、アンジュ王女様のことらしい。ソードさんとは年齢的にも近く、
キャッキャウフフな仲?

そんなトランプ王国に、ジコチューが侵攻。
ベール、マーモ、イーラの幹部さんたちが格好いい。
アンジュ王女の力で、キングジコチューは石化したものの、闇のエネルギー「ジャネジー」は
まだ内部にくすぶっている。(邪ネジー?)

人間界でジコチューを発生させ、ジャネジーを集めてキングジコチュー様を復活させようというのが
敵幹部さんたちの狙いであることが明らかに。
その前に王女を捜し出せれば、キングジコチューを完全に封印できるのに…。

プリキュアさんの仕事は、ジコチューを浄化してキングジコチューの復活を遅らせること。
なんか悲しいです。華やかなプリキュアさんが、時間稼ぎの盾でしかないというのが。
ジコチューが現れた時点で、確実にジャネジーが出てしまうのですから。
実際には、ほかにも重要な役割があるのだけど、今のところは伏せているのだと思いたい。


今週、非常に印象的だったのが「手を繋ぐ」ということ。
魔法の鏡を通ってトランプ王国から逃げるとき、

  

王女様:「キュアソード、あなただけでも逃げなさい」
繋いだ手を振り払うアンジュ王女様。
後で必ず合流すると言われても、ソードさんは悲しくて。
魔法の鏡を使って元の世界に帰ろうと、宮殿に急いでいるとき、

  

落ちそうになるキュアソードさん(本名)の手を、がっちり握る相田さん。
「あなたたちだけでも逃げなさい」という科白は、あの日のアンジュ王女と全く同じ。
でも、今のキュアソードさんには、仲間がいる。

  

「友達を助けるのに、理由はいらない」
第一話からブレていない相田さんに、まこぴー感激。
(握手や抱擁が空回りしていた相田さん、ここで本領発揮)

まあ、「幸福の王子」のツバメに拘る菱川さんとか(マナにルパンダイブする姿しか思い浮かばない)、
若干影が薄い四葉ありすお嬢様とか、気になる点はありますが。
仲間を得たキュアソードさんの表情は、何かがふっきれたよう。

宮殿では、ベールさんがお待ちかね。
ベールさん:「この千人斬りの俺と一戦交えようというのか」
あらヤダ、卑猥なオッサンですわ。

「残された最後のプリキュア」というふれ込みだったキュアソードさんですが、トランプ王国に
プリキュアさんは彼女ひとりしかいなかったようです。看板に偽りあり。

それはともかく、魔法の鏡を割って相田さんたちの退路を断ったベールさん高笑い。

  

相田さん:「はっはっは」
え?!
相田さん:「そんなことで心が折れるとでも?」
ベールさん:「はぁ?」

  

相田さん:
  「あたしたちをここに送り込んだのはあんた」
  「あんたには、時空を行き来する力がある」
  「あんたに送り届けてもらえばいい」

  

オッサン呆れかえってます。
かつてこれほどまでに舐められた事が無かったんだろうな。お気の毒に。。

バトルでも「スローすぎてあくびが出るぜ(大意)」とか余裕かましながらも、
鏡を利用したソードさんの技に怯んだり、ダイヤモンドさんに簡単に固められたり。
そこはかとなく漂う小物臭が憎めません。

ロゼッタさんが、まるっきり役に立っていなかったのが印象的。財閥の力も戦いには通じない。
そういうところから、ありすお嬢様の成長が描かれるエピソードもあるのかなと楽しみにしてます。

  

敵幹部に対しても、「あなたに届け、マイスイートハート」なところが熱すぎる。
全てを愛で包み込むのかキュアハート(相田マナ)。

なんとか帰還したプリキュアさんたち。

  

自己中とは反対の、団結力。
まこぴーもすっかりデレたし、ひとまずめでたしめでたしで今週は幕。

いろんな設定が明らかになった今週でありますが、不自然なところは無く(看板に偽りあったけど)
すんなりと頭に入るように説明されている脚本・演出の上手さ。
感想を書くまでもなく、番組を見ればすべてわかるという「ドキドキプリキュア」、こいつは
ビッグな作品になるかもしれぬ。


次週、謎の赤ちゃん(アイちゃんだとあちこちでネタバレしてますが)登場。

  

ぶっちゃけアンジュ王女の生まれ変わりとか、仮の姿とかなんだろうな。
今週、王女の声優さんが明かされなかったし。
相田さんが「ちゅぱちゅぱ」させるのに期待。



■今週のキュアマリン

  

キュアソード、かわれ。