狭山カーレットクラブまぜこぜ

カーレットとはカーリングのミニチュア版で、子供から高齢者、障害の有る無しに関わらず楽しめる卓上で行うスポーツです。

第1回まぜこぜカーレット大会報告 第4弾

2023-01-22 06:00:15 | 活動

第1回まぜこぜカーレット大会報告 第4弾(最終)。
大会の様子を昨日中にブログにアップしようと思っていたのですが、途中で眠くなって寝てしまいました。
今回の様子を今後のために記録しておくことで、次回につなげようと思います。

最後は現時点での「まぜこぜ」になるための工夫したことなど特集。
写真とともに紹介します。

まずは手が不自由な方用に作ったパチンコ式シューター。

円状のところにストーンを挟んで、ゴムの力で滑らせます。
試行錯誤の末、材質は左がペットボトル、他の2つはサランラップの芯です。
それにゴムをつけて装飾しました。


ゴムの両端をチームメンバーが抑えます。
これだけ実戦で使用したのは今回初めてでしたが、けっこう上手くいったようです。

次はカーレット台の色分け。
子供やダウン症の人の中には、次の試合をどのカーレット台でやるのか、文字で書いあると分かりづらいかもとのことで、ペットボトルに色紙を巻いてパッと見て分かるようにした・・・つもり。

ダウン症児・者 親の会「あんずの会」関係者が着ているTシャツ。
これはダウン症協会が毎年取り組んでいる、ダウン症啓発月間チャリティーTシャツです。
ちなみに世界ダウン症の日である3月21日を含む3月をダウン症啓発月間として、世界中で様々なイベントが開催されるようです。

カーレットクラブまぜこぜには、聞こえないろう者が現在4名会員になっています。
カーレットを対等に楽しんでいると自然に簡単な手話を覚えてしまいます。
今回は外部参加者もいるので、ろう者に試合で使うことの多い手話表現を、参加者全員に教えてもらいました。

こんな場面で手話でコミュニケーション。
まずは試合の始まる前に、相手のチームに「よろしくお願いします」

試合が終わったら「ありがとうございます」

試合中、誰かが素晴らしいショットをしたら「上手」

応援するときは旗を振る様子の「頑張れ~」

その他、「うれしい」「残念」「拍手」など、いたるところで手話で表現されていました。
これまでほとんど手話になじみの無かった人達が、これだけ自然に手話に接するのは、まぜこぜの特徴だと思います。

そして、口を読むことの多いろう者とのコミュニケーションを少しでもスムーズにするために、参加者のほとんどが透明マスクをしています。

小学生以下の子供も7名参加したので、全員が何かしらの役割で大会に参加できるように表彰状を作ってもらいました。
他にもあったんですが、写真を撮るタイミングを逸してしまいました。残念。

「子供から高齢者、障害のある無しに関わらず、全員が対等な立場でカーレットを楽しむ」を実戦するために、まだまだ我々が気付いていないことがたくさんあると思います。
それを見つけることが楽しみになるような狭山カーレットクラブ「まぜこぜ」にしていきたいと思います。

最後に会場の様子のスナップ写真を数枚。。。

それにしても、ユニバーサルスポーツって良いですね。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第1回まぜこぜカーレット大... | トップ | 水野公民館で体験会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

活動」カテゴリの最新記事