★超ロングセラーの「星の王子さま」に新訳が続々登場~
この物語を知らない人はきっといないでしょうね^^
沢山の人に読み継がれてきたサン・テグジュペリの「星の王子さま」。 日本での著作権が今年1月で切れ、これに伴い岩波書店が持っていた独占的な翻訳出版権も消滅したため、今月から様々な出版社から新訳で続々と出版されることになった。 したがってこれから、倉橋由美子さんや池澤夏樹さんら著名作家による新訳もあり、新しい解釈での「王子さま」像が話題になりそうです。
「星の王子さま」は、フランス人作家のサン・テグジュペリが飛行機で飛び立ったまま行方不明になる前年の1943年に英語版とフランス語版が出版された。 日本では1953年に岩波少年文庫として出版された。 日本での著作権保護期間は原則として著作者の死後50年まで。 しかし、この作品の日本での著作権を管理している会社によると、第2次世界大戦中に著作権が機能しなかった期間が「戦時加算」として加わるなどして10年以上延びたということです。
日本ではすでに約600万部が売れ、更に今もなお売れ続けている超ロングセラーになっています。 今月には論創社、宝島社、中央公論新社が刊行を予定している。 また、8月には集英社が池澤夏樹さんの訳で出版する予定だそうです。 その他にも準備中の出版社があり、10種類近く新訳「星の王子さま」が出版されるのではないかとみられている。
岩波版はフランス文学者の故内藤濯(あろう)さんの訳です。
僕の持っているのは、「岩波の愛蔵版1 星の王子さま ¥650 小学6年、中学生以上」となっており、訳者は内藤濯さんでした。 しかも表紙に“必読図書”という全国学校図書館協議会選定」という金ラベルが貼ってあります(笑)
新訳にはそれまでのイメージを変えるような内容が増えると言います。
たとえば、宝島社版の訳を担当した倉橋由美子さんは「内藤さんの訳は素晴らしい。 ただ、子どもの読者を意識して訳しておられるので、私は大人のために訳した。 だから、これまでのイメージを裏切ってしまうかもしれません」と話したそうです。
出版を決めた4社の本はいずれも題名に「星の王子さま」を使う予定だ。岩波書店と内藤さんの翻訳の著作権の継承者である長男で作家の初穂さん(84)はこれに反発している。原題を直訳すると「小さい王子」。「星の王子さま」は、濯さんのアイデアだからだ。
初穂さんは「新訳ならば、それにふさわしい題名をつくるべきだ」と話す。「『星の王子さま』の名前で出版するなら、法律などに詳しい人に相談して何らかの手を打ちたい」。ただ、著作権の専門家は、一般的に本の題名には著作権は及ばず、法的に争うことは難しいとみている。 論創社は「あとがき」で、濯さんへの敬意を示す予定だ。 (5/26、朝日新聞より)
6月
・「星の王子さま」小島 俊明訳(中央公論新社)
・「星の王子さま」倉橋 由美子訳(宝島社)
・「星の王子さま」三野 博司訳(論創社)
8月
・「星の王子さま」池澤 夏樹訳(集英社)
この本を読んだ人はそれぞれの心の中に「星の王子さま」が存在していると思います。 実は僕もこの本は小さい頃、図書館で読んだ記憶があります。
でも、もっと記憶に残っているのは高校3年生の頃、同じクラスの女性がこの本を僕の18歳の誕生日にプレゼントしてくれたことです。 僕は1月生まれなので、その当時は大学受験を控えて受験勉強に追い込みをかけていた時期でした。 彼女はわざわざ僕の家までプレゼントを持って来てくれました。 彼女とは付き合ってはいませんでしたが、お互い口にはしなかったけど、好きだったんだと思います。 彼女はプレゼントを渡して勉強の邪魔になるといってすぐに帰ってしまいましたが、そのあと気分転換にこの本を何度も読んだ記憶があります。 今手元にあるこの「星の王子さま」はその頃彼女からプレゼントされてずっと僕の本棚に残っている大切な一冊です。
その後、3年程前の同窓会で彼女に再開しました。 結婚されていましたが、子供さんがいなくて、当時と比べても良い時間の過ごし方をしてきたのがわかる綺麗な女性になっていました。
懐かしさゆえに、その話を彼女にしてみたところ、彼女は憶えていませんでした・・・。 少し寂しい想いがしましたが、想い出は色褪せていくものだと実感しました。 互いが同様に憶えているなんてなかなかないのかなぁ(笑) ?! でも多分僕はずっとこれからも、この本を持っているのだと思います。
砂漠が美しいのは、どこかで井戸を隠しているからだよ。
家でも星でも砂漠でも、その美しいところは、目に見えないのさ。
≪追記≫
倉橋由美子さん(69歳)が10日、拡張型心筋症で亡くなっていたことが分かったそうです。
上記にも書きましたが、「星の王子さま」の新訳を手がけ、今月刊行の予定だったばかりです。 読売新聞の記事には、先週初めには編集者に、「次は小説の新作に取りかかりたい」と話していたといいます。 発刊の前に非常に残念です。
ご冥福をお祈り致します。
この物語を知らない人はきっといないでしょうね^^
沢山の人に読み継がれてきたサン・テグジュペリの「星の王子さま」。 日本での著作権が今年1月で切れ、これに伴い岩波書店が持っていた独占的な翻訳出版権も消滅したため、今月から様々な出版社から新訳で続々と出版されることになった。 したがってこれから、倉橋由美子さんや池澤夏樹さんら著名作家による新訳もあり、新しい解釈での「王子さま」像が話題になりそうです。
「星の王子さま」は、フランス人作家のサン・テグジュペリが飛行機で飛び立ったまま行方不明になる前年の1943年に英語版とフランス語版が出版された。 日本では1953年に岩波少年文庫として出版された。 日本での著作権保護期間は原則として著作者の死後50年まで。 しかし、この作品の日本での著作権を管理している会社によると、第2次世界大戦中に著作権が機能しなかった期間が「戦時加算」として加わるなどして10年以上延びたということです。
日本ではすでに約600万部が売れ、更に今もなお売れ続けている超ロングセラーになっています。 今月には論創社、宝島社、中央公論新社が刊行を予定している。 また、8月には集英社が池澤夏樹さんの訳で出版する予定だそうです。 その他にも準備中の出版社があり、10種類近く新訳「星の王子さま」が出版されるのではないかとみられている。
岩波版はフランス文学者の故内藤濯(あろう)さんの訳です。
僕の持っているのは、「岩波の愛蔵版1 星の王子さま ¥650 小学6年、中学生以上」となっており、訳者は内藤濯さんでした。 しかも表紙に“必読図書”という全国学校図書館協議会選定」という金ラベルが貼ってあります(笑)
新訳にはそれまでのイメージを変えるような内容が増えると言います。
たとえば、宝島社版の訳を担当した倉橋由美子さんは「内藤さんの訳は素晴らしい。 ただ、子どもの読者を意識して訳しておられるので、私は大人のために訳した。 だから、これまでのイメージを裏切ってしまうかもしれません」と話したそうです。
出版を決めた4社の本はいずれも題名に「星の王子さま」を使う予定だ。岩波書店と内藤さんの翻訳の著作権の継承者である長男で作家の初穂さん(84)はこれに反発している。原題を直訳すると「小さい王子」。「星の王子さま」は、濯さんのアイデアだからだ。
初穂さんは「新訳ならば、それにふさわしい題名をつくるべきだ」と話す。「『星の王子さま』の名前で出版するなら、法律などに詳しい人に相談して何らかの手を打ちたい」。ただ、著作権の専門家は、一般的に本の題名には著作権は及ばず、法的に争うことは難しいとみている。 論創社は「あとがき」で、濯さんへの敬意を示す予定だ。 (5/26、朝日新聞より)
6月
・「星の王子さま」小島 俊明訳(中央公論新社)
・「星の王子さま」倉橋 由美子訳(宝島社)
・「星の王子さま」三野 博司訳(論創社)
8月
・「星の王子さま」池澤 夏樹訳(集英社)
この本を読んだ人はそれぞれの心の中に「星の王子さま」が存在していると思います。 実は僕もこの本は小さい頃、図書館で読んだ記憶があります。
でも、もっと記憶に残っているのは高校3年生の頃、同じクラスの女性がこの本を僕の18歳の誕生日にプレゼントしてくれたことです。 僕は1月生まれなので、その当時は大学受験を控えて受験勉強に追い込みをかけていた時期でした。 彼女はわざわざ僕の家までプレゼントを持って来てくれました。 彼女とは付き合ってはいませんでしたが、お互い口にはしなかったけど、好きだったんだと思います。 彼女はプレゼントを渡して勉強の邪魔になるといってすぐに帰ってしまいましたが、そのあと気分転換にこの本を何度も読んだ記憶があります。 今手元にあるこの「星の王子さま」はその頃彼女からプレゼントされてずっと僕の本棚に残っている大切な一冊です。
その後、3年程前の同窓会で彼女に再開しました。 結婚されていましたが、子供さんがいなくて、当時と比べても良い時間の過ごし方をしてきたのがわかる綺麗な女性になっていました。
懐かしさゆえに、その話を彼女にしてみたところ、彼女は憶えていませんでした・・・。 少し寂しい想いがしましたが、想い出は色褪せていくものだと実感しました。 互いが同様に憶えているなんてなかなかないのかなぁ(笑) ?! でも多分僕はずっとこれからも、この本を持っているのだと思います。
砂漠が美しいのは、どこかで井戸を隠しているからだよ。
家でも星でも砂漠でも、その美しいところは、目に見えないのさ。
≪追記≫
倉橋由美子さん(69歳)が10日、拡張型心筋症で亡くなっていたことが分かったそうです。
上記にも書きましたが、「星の王子さま」の新訳を手がけ、今月刊行の予定だったばかりです。 読売新聞の記事には、先週初めには編集者に、「次は小説の新作に取りかかりたい」と話していたといいます。 発刊の前に非常に残念です。
ご冥福をお祈り致します。
その頃担任の先生に一ヶ月に一冊のノルマを与えられて仕方なく本を読んでいました。
それよりもcyazさんの初恋(違うかな)の話のほうが興味が有りま~す(^^♪
素敵な話ですね。
思いでは色褪せていっていいのだと思います
でも彼女本当に忘れたのかな~~~~(・・?
>昔昔大昔に読んだ事があります
すいません、「大昔」にハマってしまいました(笑)
ぼくも昔々の話ですが(自爆)?!
確かに昔は良く学校で本を読まされましたね^^
ヘタに詰め込み主義より、自分で自由に選択できて
本を読む方が人間ためになると思うのですが^^
最近は学校で短時間ですが「朝の読書」で活字を読む習慣をつけさせる指導を
しているみたいですね。
いい試みだと思います。
初恋ではないですが、最も多感な時期の想い出なので、
この本を読む度に色んなことを思い出しますね^^
昔、読んだ本をたまに開けてみると、そこから想い出の品が出てきたりして(←これはまた何かの機会に)^^
著作権切れで新翻訳が出るんですね。
初めて知りました。また違った感じの「星の王子さま」を読んでみたいです。特に倉橋 由美子さんの大人のために訳されたというのに興味を惹かれます。
私もcyazさんの恋の話も気になります
不思議ですよね、聴いてた音楽や読んでた本はその時の淡い記憶まで蘇ってくるんですもの。
でわでわ、初めてなのに長くなってしまいました。ごめんなさい。
これからも、よろしくです
>倉橋由美子さんの大人のために訳されたというのに興味を
実は僕もそう思っています。
発売されたら読んでみようと思っています!
>聴いてた音楽や読んでた本はその時の淡い記憶まで蘇ってくる
仰るとおりですね^^
時に街中を歩いていたり、飲みに行った店のBGMで、悲しい想い出の歌がかかったら、
チョットたまりませんよね・・・。“想い出の歌避難”しちゃいますよ><
楽しい想い出はいいですけどね^^
こちらこそよろしくお願いします!
今日は、「星の王子様」のエピソードが、なんだか素敵だったので、ついふらっとトラックバックまでしてしまいました。
これからも、楽しみに拝見しております。
大人向けに訳されているのは魅力的ですね♪
早速本屋さんへ行かなければ!
「星の王子様」ってタイトル、ステキですよね。
直訳の「小さな王子」よりずっとずっと内容に合ってる気もするし。
そう言えば青山に「星の王子様」のアンテナショップがあったんだけど、今もあるのかな
ところで、その彼女・・・
ぜーったいに覚えてますって☆
好きな人にプレゼント選んで、きっとドキドキして渡したんだもの、忘れないわよ~
(たぶん・・・ね、笑)
また、山ヤ@なめとこ山さんのブログでご紹介戴き、とても嬉しいです!
ありがとうございましたm(_ _)m
誰もが一度は読んでいる「星の王子さま」、新訳については賛否両論あると思いますが、
僕は楽しみに読んでみたいと思っています^^
>大人向けに訳されているのは魅力的ですね
そうですね^^ 十分大人になりましたもんね(笑) ?!
覚えていますかね(笑) ?
あの時は、もしかしたら照れだったのでしょうか^^
自分が会いたいと思っている人ほど、相手はそれほどでないことが多いですね(笑)
想い出はセピアのままで静かに思うのがいいのかも・・・。
TBさせてくださいね~。
大人向けの訳、うーん、微妙だなぁ。
記事の中でご紹介戴きありがとうございました^^
中学のサイン帳ですか、懐かしいですね~♪
どんな訳になるのかわかりませんが、色んな解釈ができるのなら、覗てみたい気がしませんか(笑) ?!