ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

偉がる、前復興大臣

2011-07-06 21:43:37 | ふと、思ったこと
                    
 チョコのベッドを我が物顔で使うニケ。ベッドに敷いている布団に入って・・・めんこい!!。

                    
                      全体像はこんな感じです。

 さて、昨日タモギタケのことが無ければ、書こうと思っていたことです。例の辞職した復興大臣(松本さんでしたっけ?)の事ですが、前にも書いているように、最近、本当に寝る間もない感じで、新聞はおろか、テレビもほとんど見ていないような状態で(ブログの更新も、休みがちで・・・スミマセン)世の中の情報にも疎くなっているのですが、なんかぼんやり流れるテレビを見ていても、朝から晩まで、あの復興大臣のアホな発言が延々と流されていて、さすがに少し実態が分りました。

 いろんな話が出ても、「政府筋が・・・」とか「与党の有力者が・・・」とかの話が多くて、ほんとの所が分らん話は、基本論じないようにしているので、今回の事でも、背景とか、辞職した真意とかの部分は、分らんので、書きません。

 で、今回の一連の発言で気になったことが、2点。「偉い」という事。と、「血液型と、出身地」についてです。

 あの大臣の知事さん達に対する物言いを聞いていると、全くの上から目線の発言で、聞いていて、イヤになりました。たぶんあの場に居た、あの大臣以外の全ての人が嫌な思いで聞いていただろうな~(大臣の部下の人や、マスコミも含めてです)と思いました。

 自分は「偉いんだ」という自意識が相当に強いんでしょうが、そもそも「偉い」という定義が私には分りません。

 さて「偉い」を広辞苑で引くと、なるほど出ていました。「すぐれている。人に尊敬される立場にある。」の意のようです。で、その横に大臣の事を表した言葉が出ていました。「えらがる」意味は「自分で偉いと思う。偉そうにする。威張る」

 さすが広辞苑ですね。意味が的確です。今日「偉い」が分かった気がします。つまり、「偉い」は、人が評する言葉であり、自分で思うアホの場合は、「偉がる」と言うんだという事が分りました。

 物言いとともに、人に意見したり、諭したりする時には、場と、タイミングも大事で、「長幼の序」なんて言う難しいことを言うのなら、本人がもう少し大人の対応で、人のいない所で、相手の(この場合知事さんですが)こっちょり「こうした方が良いと思うよ」と話すのが普通で、あの衆人環視の中で、恥ずかしい思いをさせておいて、衆人に「オフレコで」と言ったって何の意味があるのか・・・頭の程度を疑ってしまいますね~。

 その翌日の釈明(謝罪かな?)会見では「俺は血液型がB型で、短絡的で、九州出身なので、物言いがきつい」みたいなことを言っていましたが、なんとも悲惨な釈明(謝罪?)ではありませんか。

 きほん私は、人を一括りで決め付けること自体が嫌いで、血液型や星座、干支、出身地や国など、色んな分け方があるようですが、どれも私にとっては、nonsenseでしかありません。人、人間はそれ程、簡単な物ではなく、複雑怪奇。みんなそれぞれに、色々な面があって・・・だから、「あなたはB型です」なんて、占い師なんぞに言われると、「当たってる!」なんて感心するわけで、みんな大なり、小なり色々な面を持っていて当然なのです。完璧な人が居ないように、当然私も沢山の欠点・短所があり、又コンプレックスもあるわけです。その時その時で(気持ちの持ちよう。その時の精神状態で)良い人であるときもあれば、悪い人のときも有ります。

 因みに私もB型です。短絡的な面も確かにあるでしょうが、場面場面にもよりますが、大事な場面では、より慎重に行動するよう、私自身は自重するように心がけています。大臣にとって、あの場面て、大事な場面なんじゃないんでしょうかね。あれは単なる「不徳」。人間が出来ていないせいの「偉がり」が出ただけだと思いますが。ついでですが、九州出身の友人は沢山居ますが、言い方がきつい、と思った人は一人も居ません。先日知りあった、壱岐の島出身の彼も、物腰も柔らかく、人間的な温かみが感じられて、妻ともども大ファンになりました。言葉遣いもすっかり打ち解けて話していても、とても柔らかでした。

 責任を血液や、出身地に転嫁するのではなく、もう少し、自身の中に見つける努力をした方がいいと思いますがね。ま~奥さんから、血液型等の指摘があったそうですから、なんとも情けなく、血液型の事を考えている奥さんによる助言を受けているとしたら、また空恐ろしい気もしますね。
                   
                    

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