ちぇこ屋貿易 商い日記

チェコのかわいいものを集めた雑貨店です。
手作りチェコビーズアクセサリーの販売も始めました^^

民族衣装

2009-03-01 16:02:19 | Weblog
今日の写真は、旧市街広場からカレル橋に向かって伸びる通りです。スグラフィット
でしたっけ?この技法の見事な絵(彫刻と言った方が近い…)の建物を外から見る
だけでも、ずいぶん時間が要りそうです。

さて、以前ブダペストへ行った時、(ウィーンからの)日帰り旅だったにもかかわらず、
土産物屋の店先には色とりどりの刺繍をほどこした民族衣装のブラウス、スカート、
エプロン、ハンカチなどがあふれていて”ほほう…”と思ったものです。
色合いと刺繍の具合は…土産物特有の大して上等でない代物でしたが…

チェコでも、田舎へ行けば色鮮やかな民族衣装があり、フォークロア祭りの時など
には着られるそうです。まだ見たことはありませんが、是非本物の民族衣装を拝んで
みたいです。(プラハで売っているのは見たことがありません…)

日本人も、もっと気軽に和服を着ることができたらいいのに、と思います。外国からの
観光客の皆さんにも、空港や観光地で売っている変テコな、アヤシイ浴衣もどきなんか
じゃなくて、もうちょっとまともな着物を見て欲しいものです。
まぁ、手入れも必要だし、安いものでないのでどこにでも陳列するわけにはいかない
でしょうが…

でもね、未だに外国人向けの雑誌やガイドブックって、何であんなブサイクな写真が
載っているんでしょう?

ほとんど怪談だ…

いっそのこと”るるぶ”をそのまま訳したほうが自然だと思います…。

で、どこの国の民族衣装もそうだと思うのですが、本当にいい物ってたやすくは手に入
らないですよね。すごく高かったり、代々受け継いでる物だったり…そんな物は普通の
旅行者は欲しがらないと思うのです。あくまで、現地の人が着ているのを見たかったり、
ちょっとその場で羽織ってみて、写真が欲しいだけなのです。実際、華やかなフォー
クロア刺繍の服なんて買って帰っても着る時ないし…着物買って帰っても実際に着る
ことはできないだろうし…。

だから、その国、土地の良さを生かしつつ、自分のスタイルに合う物を手に入れる
(作る)ために

反物を買えばいいんだよ、観光客の皆さん!!!

と思うのです。一反あれば服でもバッグでも壁掛けでも作ることができます。刺繍布も
製品でなく、”刺繍布”として買ってくれば手作り好きのお客様方に喜ばれること
うけあいですね!

まぁ、チェコの場合、ハンドプリント布も刺繍布もかなり高価なんですけどね…

ちぇこ屋貿易商
コメント
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