ちぇこ屋貿易 商い日記

チェコのかわいいものを集めた雑貨店です。
手作りチェコビーズアクセサリーの販売も始めました^^

出会いと別れと出会い

2009-02-17 20:45:44 | Weblog
今日の写真は、温泉地ポデブラディ駅で見かけた電車です。残念ながらこれは終着駅が
マサリク駅だったので、乗らず…次のプラハ本駅行きの電車に乗りました。

しかし!次の電車は遅れた上に古めかしく…ちょっと後悔しました。
しかも!!プラハ本駅は工事中で、人の波に押し流されてあっさり地下鉄に乗って
しまい、大好きな丸天井を見ることができず…何のためにその電車に乗ったのかます
ます分からなくなったのでした。

つい先日の話ですが、以前チェコで仕事をしておられたお客様がお見えになり、遠方へ
転勤になるとのこと。寂しくなりますが年度末ですからね…世間は別れ、そしてそれに
続く出会いのシーズン。
ちぇこ屋、オープンしてから半年が経ったのですが、その中でもたくさんの出会い、
別れもちょっぴり、そしてまた新たな出会いがあるでしょう。嬉しくもあり寂しくもある
人との出会いと別れ…

でもまぁ、この世にある限りは”別れ”でもないわけで…
たとえ地球の裏側に引っ越そうが、ケンカ別れしようが、もしどうしても再会したければ
会えるんですよね。(金銭面での都合は考えず)
子供の頃、親の転勤でクラスメイトが転校していく時、びーびーむせび泣いて、二度と
会えないのだと思ったりしましたが(実際会ってない)、今ではチェコの知り合いにも
一年以内に再会できるし。

つまり、心に”会いたい”気持ちを持ち続けていれば”会える”ということですか…
地球上どころか同じ日本にいながら長年会えない友人たちは、結局そこまで会いたく
ないのか、もしくは会いたい気持ちが切羽詰まってないか、会わなくてもお互い元気
にしているであろう安心感か…

とりあえず、今年の夏はちょっと切羽詰まってきた一人に会いに行くかな…

いずれにせよ、M様ご一家の新天地でのご健康とご活躍を心よりお祈りしております。
またいつかお目にかかれる日を楽しみに…

ちぇこ屋貿易商
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温泉水

2009-02-16 19:55:07 | Weblog
今日の写真は昨日に引き続き、ポデブラディの公園(まともな部分)です。
ここは古くからの有名な温泉地で、この公園にも湧き水を飲める蛇口があります。
ちぇこ屋も飲んでみました。

炭酸だ!!!

ここでもまた私のバカさかげんをご披露してしまうのですが、炭酸水って、汲んで
から炭酸ガスを注入するものとばかり思っていました。まさか炭酸入りで湧き出て
いるなんて…
しかも温泉水なので硫黄の香りが少しして、”く、くさい…”。でもそう思ったのは
一瞬で、その後はひたすらゴクゴクいけました!ウマイ!!!
思わず隣のベンチに座っていたおっちゃんに”グー”と合図してしまい、その辺の
おっちゃん方と盛り上がってしまいました。でも、その辺の人たちは多分チェコ語しか
できないはずなので、二言三言話して、立ち去りました。(いつもチェコ語で会話を
始めるのですが、すぐにボロが出てしまうので、英語の通じない相手とは長話でき
ません)
皆さんペットボトル持参で来ていて、補給していました。うらやましい…

日本で温泉と言えば浸かるものだし(最高ですけどね)、炭酸水と言えば味なしの
ソーダ水か砂糖入りのジュースですが、チェコでは美味しい砂糖なしの炭酸水が
あるんですよ!!!

すごく美味しいんです!!!!!

とにかく、プラハに着いたら一番にスーパーへ買いに行きます。疲れた体で2リットル
ペット2本は重いんですがね、へへへ…(すでに怪しい人間になっている)
味もいろいろあって、一番好きなのはレモン、次いでグレープフルーツ。他にも
オレンジ、桃、杏、イチゴ、ライムなどなど…
砂糖が入っていないので、カロリーの心配もありませんし、何しろ食事にも合います。
ちゃんと計算して飲まないと、①その日ホテルに戻って、②お風呂あがり、③夜中、
④翌朝…にはもうすっかり空になっているかも知れないので。

何たって、翌日のお出かけにも500ミリリットルは連れて歩かないと不安ですからね。
(その為に、日本から空の500ミリペットボトルを持参しております)

500ミリペットと言えば、フランクフルト空港で、アクエリアスを買ったことが
あります。何と3ユーロもしました。デポジット方式だったのかも知れませんが、
その時のレートで行けば500円です。日本の極悪観光地!?でもそんなには
ボッタクらないだろう…と感心してしまいました。(でっかくて美味しいプレッツェルは
1ユーロだったのに!)

ちぇこ屋貿易商
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図書館

2009-02-15 15:57:59 | Weblog
今日の写真は、プラハから日帰りで、旅行者でも気軽に行けるという温泉地、”ポデ
ブラディ”公園脇にあるカフェテラス席ホウセンカです。
ふぅ、長かった。
ここで、小さなハチやスズメの相手をしつつ、水(ここは有名なミネラルウォーターの
産地であるにもかかわらず、別の地方の水しか買えませんでした)を飲んでいました。
日本で食べたことのあるどの菓子パンよりも美味しい菓子パンを食べながら…そしたら、
このホウセンカが種を飛ばす飛ばす!!!ひえぇぇぇ~

今日は日曜日、午後から図書館へ行き、2時間ほどねばってしまいました。
もっと家の近くにあればいいのになぁ…(以前、図書館の隣に住んでたことがある
もので…)

図書館って、きっと一生行かない人もいるんでしょうね…
図書館で本を借りなくても、借りるはずだったくらいの数の本を買う人だったらいいん
ですけど、もしかしたら図書館に全然行かない人って、全然本を読まない人?

と、自分のことを振り返って考えてしまいました。それはマズイな…
まぁ、せっかく昼間に堂々と本を読める環境になったので、この機会に図書館を自分の
本棚がわりに使わせていただきたいと存じます。

何たって、図書館って自分では買えない超高級な本から、取り寄せるのに時間のかかり
そうな珍しい本、一回読んだらもう二度と読まない本、新刊の単行本から今月の雑誌
まで!!何でもありますからね。
…なければリクエストできますし。

借りる目的が特にはなく、何となくヒマで”何か本でも借りてみようかな”という
時には図書館には大して興味をひくものがないように思われたのに、読みたい本がが
決まっている時にはありとあらゆるものが揃っているような気がします。

最近はチェコの文学作品ばかり借りているのですが、同じ棚には”その他スラブ文学”
とか、ドイツ、ロシア、ギリシア文学があります。左隣はイタリア、フランス…。

その他にも、今まで何の興味もなかった分野の本が所狭しと並んでいます。何の興味も
ないことには今も変わりないのですが、興味がないのはただ単に知らないからで、いつか
もしちょっとでもかじり読んだら、すごく面白いかもしれない!!
あぁ、図書館って…

宝箱!!!

私の払った税金、図書館の運営に役立ってるんだったらいいのになぁ…

それにしても、なぜフランツ・カフカが一冊も見当たらないんだろう!?

ちぇこ屋貿易商
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コンビニ

2009-02-14 20:06:28 | Weblog
今日の写真は、ティーン教会とヤン・フス像。
これらのある旧市街広場は、何かのイベントがあるとテントやら舞台やらTVやらが
湧いて出てくるので、なかなか何もない時の写真は撮りにくいです。

韓国の某有名自動車会社の宣伝に乗っ取られていたこともありますし、某有名ミネラル・
ウォーター協賛マラソン大会に乗っ取られていたこともありました。他には、オープン・
カフェやレストラン、観光馬車にイースター&クリスマスの屋台…

とまぁ、年中大忙し大賑わいの広場です。ちょっとうらやましいですねぇ…
で、こんなに賑やかで観光客があふれていればすぐにコンビニの2、3軒でもでき
そうなものですが、それはありません。
自販機もありません。(地下鉄などの駅構内にはあります)
観光客はともかく、地元の人たちって不便は感じないのかな?

かくいうちぇこ屋は、普段コンビニとほとんど付き合いがないので、コンビニが
この世から消えても不便はないのですが、とにかく24時間365日電気がついている、
というのはありがたいことだと思っています。たとえ、何時に帰ってきても、そこの
角には、いつもと変わらず明るいそのコンビニがあるのですからね。だいぶん道に
迷った後に見つけた一軒家みたいなものです。ほっ…

でもね、コンビニ(や終日営業のスーパー)で真夜中に働いてる人にも家族や友達が
いるわけで、お正月やクリスマスやお祭りなんかの家族にとっての大事な時間もその
人は働いていて…それって本当に幸せなことなのか!?

以前、スーパーの苦情掲示板に子供が意見を寄せていて、内容は”地元のお祭りの時に
営業するのはやめろ!お母さんとお祭りに行けないのはスーパーが開いてるからだ”
というものでした。子供の恨みは怖いですよ。その後の人生にずうっっと付いて回り
ますからね…

チェコには、未だに週3日の労働で生活できる人もいれば、日、祝日も働いている
人もいます。もちろん、お金のためにですが。
しかし、そうすると、せっかく両親の休みを楽しみにしていた子供たちにとっては
悲しむべきことです。

お金も大事だけれど、家族も大事。うまい具合に両立させるのは難しいなぁ…

ちぇこ屋貿易商
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13日の金曜日…

2009-02-13 20:51:24 | Weblog
今日は、典型的なプラハの観光写真ですね。カレル橋の旧市街側の橋塔の上から
撮りました。

昔から、『13日の金曜日』と聞くだけで、何だか意味もなくそわそわしたものです。
嬉しいそわそわじゃなくて、つい後ろを確認したくなるようなそわそわ…
で、その『13日の金曜日』って、何百年に一度の天体ショー並の神聖さがあるんだと
子供心に思ってたのに…


けっこう、しょっちゅうあるものなんですよね。

…いや、そりゃ私がただバカだっていうだけのことなんですがね。
無宗教のチェコ人の知り合いも”13はよくない数字”と言ってました。
まぁ、ちぇこ屋も無宗教みたいなものですが、無信仰というわけでもありません。
色々なもの、ことに対する畏敬の念は多分に持ち合わせております。

…で、今日何か変わったことがあったかというと、まず、朝から頭痛に見舞われました。
頭をでかいドーナツの穴に突っ込んだような、何か頭蓋骨に輪っかが生えた気分…
そして、天気予報通り天気は下り坂。季節外れのぬるい、しめった風。

気持ち悪いよぉぉぉ~

ま、年に一、二度あります。昼間なのに、ひどく薄暗くて自分の手の色ですらこの世の
ものでないように思える日が…

それが『13日の金曜日』なのか?

…いや、ただの気象条件+気のせいでしょう。

この生ぬるさ、これで天気さえよければ、寒さに嫌気のさしたちぇこ屋にとっては
最高の贈り物だったんですけどね、残念!

皆様はご機嫌よろしい一日でしたでしょうか?
早くほんとの春になればいいですね。

あ、朝のドーナツ頭痛は、すぐに治まりました。…やはり気のせい!?

ちぇこ屋貿易商
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美しい文字

2009-02-12 20:17:34 | Weblog
今日の写真は、ヴルタヴァ川ほとりのスメタナ博物館から撮ったものです。
なぜかこの一枚だけ、妙に小さなサイズで撮影しています。デジカメの機能って、
携帯電話と一緒で、イマイチよく分からないものがあります。それもいっぱい…

あぁ、新しいものにはついていけない…

さて、前からやってみたいことの一つに、カリグラフィーがあります。他にもいくつ
かありますが、なかなか始める決心がつかず…

で、このカリグラフィー、アルファベットをいかに美しく、印象的に、その場にふさわ
しい型を用いて描くか…というようなものだと理解しているのですが、贅沢は言わない
ので、中世の聖書のような、あんな文字が次々と書けたらさぞ楽しかろう…

って、贅沢ですね。どんな分野でも、たとえそれが趣味で終わらせるものだとしても、
上達すればするほど、探究すればするほどさらに深みにはまっていくわけで。
ま、自分自身が満足してしまったら、そこでおしまいですからね。

で、私事ですが、ちぇこ屋、物心ついた頃から、自筆をほめられたことは数知れず、
けなされたことはただの一度もありません。日本ではどんな人でも、とりあえず
きれいな字を書いていれば、まともな人だと思われるから、と親に厳しくたたき
こまれました。

そこへいくと、ヨーロッパの人の字は何とまぁ汚いことか…

判読できん!!!
本当にこれはアルファベットと呼ばれるものなのか
彼らなりのなにかの暗号ではないのか


と思うほどです。

もちろん、チェコ人もご多分にもれず、すごい字を書きます。学歴なんてものは関係
ないようです。(はたして、政府のお偉方なんかはほれぼれするような流麗な字を
お書きになるのか興味深いところです)

最近は、パソコンばかりで手書きする機会も減りましたが、やはり日本の文字の美しさ
は忘れたくないものです。

あぁ、そして友よ!!
どうか読める字の手紙をよこしておくれ…


キミたちには美しい字に賞賛をおくる習慣は皆無なのかい?

ちぇこ屋貿易商
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突然の荷物

2009-02-11 20:47:33 | Weblog
今日の写真は、チェスキー・クルムロフ。河原でひなたぼっこするのにうってつけの
日でした。そう言えば、この日、宿への帰り道に公園を突っ切っていたのですが、
地元の学生らしき集団に遠くから日本語で呼び止められたのですが…

聞こえないフリして無視してしまいました

だって、相手は多勢だったし…でも、今にして思えば、あんな田舎で若者が(そうで
なくても)日本人と口を利くことはめったになかったわけで、相互理解のためにも
話し相手になるべきだったなぁ…と、ちょっとばかり後悔しております。

まぁ、そう思って、スペインで話し相手になってみたら、彼はすごい日本アニメの
”オタク”で、話についていけませんでした。でも、ものすごく喜ばれました…
もしかしたらそのことで、彼の人生に何かしらの影響が出たかも知れません。

う~ん、まさしく一期一会!!!

さて、今日は建国記念日。家の玄関先にも国旗が出てました。学校行事などでの
国旗掲揚も賛否両論ありますが、堂々と自国の旗を掲げられること自体、幸せ
なのではないかと思うのですが、皆様はいかがですか?

だって、チェコではほんの20年前まで、自国の旗を堂々と掲げることすらでき
なかったのですよ。
亡命を望まないでいられる自分の国があり、自国の言葉で話し、書き、隣人を信用
することができる…普段何気なく生活していたら何でもないことですが、じっと
考えれば、すごく幸せなことなのかも…

今日、そのチェコから荷物が届きました。年末か新年早々届くはずだったその荷物。
ひと言のメモ書きもなく、連絡のメールもなく突然!
しかも、今さら急いでいるはずもないのに速達で来て、その上請求書もなし…

チャペック!!これは一体どういうことですか?どう彼らを理解すればいいのですか?
中からは、罪のないお目々をしたワニの置物たちがわさわさ出てきました。
その種類と数の根拠も不明です。さて、礼状を書かねばなりませんが…

困りました…何て感謝すればいいのやら???

ちぇこ屋貿易商
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ナイスバディ

2009-02-10 20:48:36 | Weblog
今日の写真は、チェスキークルムロフ城のからの眺めです。
チェコでは、春でも秋でも、昨日と今日と明日の気温が驚くほど変化する場合がある
ので、油断は禁物!!真夏でも、パーカの一枚くらいは必要です。
ちぇこ屋、吐く息が白い夜間に、レースの7分袖ジャケットで凍えそうになったこと
があります。

だってさ、昼間は25℃超えてたし、快晴だったし…

今日も3月の気温!とラジオで言っていたので、首の開いたセーターを着たのですが、
寒くて寒くて…

店の中でマフラーしてました

さてさて、今日はちょっと下卑た話で恐縮ですが、チェコ人女性のナイスバディさ
加減についてひと言!

チェコの人たちは、老若男女を問わず自然が大好きで、アウトドア活動も大好きらしく、
皆さん何かしら得意なスポーツがあるようです。スポーツに限らず、山歩きをして
きのこを採ったり、はしごに登って果物を採ったり(採ってばっかり!?)…

まぁ、そんなわけで皆さんそれぞれ体を鍛えていらっしゃるんでしょう。チェコで見
かける女性は引き締まった体つきをしています。中年やちょっと高齢の女性でも、
お尻が垂れてるとか、お胸が垂れてるとか、ブラジャーが食い込んで背中にくっきり
とナミナミができてる…といった光景を目にすることがないのです!!!
かと言って、きつい補正下着を着けている様子はないですし。

日本とは湿度も風土も違うので、自然にそうなるのでしょうが、彼女たち、お肌に
関して言えば”ちょっぴり”固めです。それって、筋肉と相まって、も、もしかして

全身、天然ガードル効果!?

意外と当たってるかも知れませんよ。チェコで見かけた女性用の下着、日本に比べれば
素材も機能もイマイチです。下着にすら頼らず、あのナイスバディを保っているなんて…

尊敬と驚嘆に値します。

あぁ、驚嘆といえば、まだほんの少女(高学年の小学生か中学に入りたてくらいの)
がTバックのパンツを穿いていて、どこから見ても色と形ががスケスケだったのにも
驚きましたね。その後もTバックには何度もお目にかかりました…老若取り混ぜて…
でも、どのお尻も垂れてませんでしたよ。

チェコ、おおらかです。
いやいや、そうじゃなくてナイスバディです!


ちぇこ屋貿易商
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花を育てる

2009-02-09 20:36:17 | Weblog
今日の写真は、確かぺトシーンの天文台に咲いてた花だと思います。

もうすぐ!?春がやって来れば、チェコもあちこちで花が一斉に咲くでしょう。
チェコの人も春が大好き。花も大好き。その後のはもっと大好き!!

カレル・チャペックはとても花好きの人だったようで、大層熱心にガーデニングを
されていたそうです。その庭の素晴らしさはお兄さんヨゼフの文章でしかまだ知ら
ないのですが…

うーん、いくら思い出してみてもチェコで家の庭先に丁寧に花が植えられていた風景
には出会わなかったような…
木は色々ありましたし、草は(草花も)ありましたけど、花らしいのは宿や店の窓辺に
プランターに植えられたゼラニウムが飾られていたくらいしか記憶にありません。
それ以外は市場や専門の花屋さん。

イギリスはどこの家の庭でもそれなりに育てられている花を見たものですが、チェコ
では、お城でも公園でも私には芝生と木のイメージです。

ちぇこ屋、花を育てるのも縁がありません。花でも木でも動物でも、とにかく”世話を
する”という性分ではないもので…
それが、周囲のみなさんの助言なんぞのおかげで店にも植物を置くことになってしまい
何の因果かその数が増え…置いているからには枯らすわけにもいかず、毎日世話を
するハメになっております。

それが、毎日見ていると少しずつ変化があり(ちょっとずつ枯れているだけだったり
して…)、大きくもなり、新芽も出て

かわいいじゃないか。

思えば今までの生活では家にいるのは朝晩だけで昼間は勤めに出ていたわけですから
しげしげと眺める機会もありませんでしたが、今は昼間中、店で眺めていられます。
しかも、ヨゼフ・チャペックによると、その植物に対する全ての責任は育て主である
私に帰属するのです。そりゃそうですね。その植物が生きるも死ぬも私次第…

今のところ、順調に育っています。
次は花がやって来る予定。その次は動物かも!!チェコでは、雑貨屋に入ったら奥から
看板犬のジャーマンシェパードが出てきたりしますからね。こ、こわい。(実際には
とてもよくしつけされているので、からんでくることはありませんが)

昼間を一緒に過ごせる存在っていいなぁ…と今日もサトイモをなでなでするちぇこ屋
でした。

ちぇこ屋貿易商
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お手製

2009-02-08 17:09:28 | Weblog
今日の写真は、昨日とは反対で、今現在建設中の家です。取引先宅なんですが…
とてもおしゃれなエントランスで、デザイナーズハウス?と思ったくらいですが
実は…

お手製です!

チェコ人はお手製が大の得意!何でも素材を買ってきて自分たちの手で作って
しまいます。この家は、オフィスと工房も兼ねていて、内装もエレガントかつ
機能的!

ただし…

まだ作りかけです。
きっと来年行っても、未完だと思います。
あ、もちろん家族で住んでます。
だいぶん前から…


まぁ、手先がすごく器用で、しかも忍耐強い彼らですから苦にはならないらしく、
何年でもかかって一軒の家を建てていきます。その間に、庭も作り、家具も作り、
子供の遊具も作り、バカンスを楽しみ、仕事もこなす…

真似できるかどうかは分かりませんが、何だか楽しそうな人生だなぁ…
でも、ぬりかけの壁を見ながら毎日過ごすのはちょっとイヤだよ…

早いとこ仕上げて、達成感を存分に味わって、それから招待してほしいものです。
しかし、たとえ作りかけでも、それはそれは素晴らしい出来ばえなんですよ!
みんながこんなことしたら、本職の大工さんは一体何をすればいいんだ!?という
くらい…

ちぇこ屋なんて、目の前に色々素材を置かれても、ただの素材にしか見えません。
あぁ、暖かくなったら(こればっかり言ってます)何か作ってみよう!
…目の前に、高級そうな毛糸玉が転がってるんですけど、こればっかりはダメだなぁ。

ただの毛糸玉にしか見えない…

ちぇこ屋貿易商
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