らくらふとBlog

雑記日記帳

高速道路

2010-04-23 21:19:04 | その他の雑記
最近ネタが無い。これは遊び足りないに違いないのだが、もっと積極的に人員募集するかなぁ。
いかんせんシフトが遅番だと連絡調整もままならん。
参加者全員ついったーチェックさせないとダメかな。

さて、政治の話。
高速道路の問題。無料→定額→値上げじゃない?もっと下げろ。などともめている様子。
前からいろいろ思っていたので、考えをまとめてみる。

自分が土日以外休みというのもあるが、休みの日だけ安いって意味わからん。混むから有料、というのも意味がわからん。
「プール制」という制度にしているのが諸悪の根源。
もともと、道路法に基づく道路は無料で供用されるのが原則だったはず。原則論で行くと無料が正常、それ以外は、利益誘導で、そいつらを養う為に金を取られているだけ。

本当に受益者負担とするなら、償還の終わった区間は無料に。維持費分は有料だったり、ガソリン、自動車税、重量税などから道路維持に充てるのが正道。
むしろその責任やツケは、作り続けて利益を享受した者から償還させるべき。

よくある無料化反対意見のCO2排出量が増えるから増税や有料というのはおかしい。自動車の利用を減らすという意味なら、高速道路は無料で、全体で自動車利用の制限や規制をすべき。電車や自転車などに転換するというなら、そういう社会構造・インフラを整備し補助してくべきで、今ある謎の有料を継続という話ではない。

渋滞するから有料のまま、というのもおかしい。金持ちが快適に使いたい、貧乏人は乗るな。一般道は渋滞しても困らないのか?
そもそも渋滞しても別にいいだろ。つーか仕方ない。多分しないと思うし。
その理論で言うなら都心は渋滞するから、自動車税やガソリン税を10倍にして、利用者減らそうぜ!というのと同じで社会主義国家の発想。為政者や高官が利用するのに渋滞ウザイから庶民は自動車乗り入れ禁止という発想と変わらない。

フェリーやJRが反対 → どうでもいい。正常な競争を妨げるだけ。

原則論を外し、現実問題として考えてみる。、返済が終わった部分も、新規の道路の返済に充てている、その未返済のお金をどうするか?
着工予定の道路をどうするか(必要な道路なのか?建設するのか?)というのが残る。
道路の補修に関しては、おそらく今の税金で足りている。
自動車に乗ってるとわかるが、異様に税金取られている。

・自動車税(毎年)
・重量税(車検ごと)
・ガソリン税(通常)
・暫定税率(オイルショックを機会に創設され、一時的と言って始めたのに自民党政権が続く限り継続されはや30年のアレ)

で、結局その目的で取った税金が道路建設削減した結果余った。その財源を一般財源にしようか?みたいな話になった。つまり余るほど税金取ってるんですよ。維持だけなら絶対足りる。つーか余る。

必要な道路の見極め。
地方から「道路はまだ必要!」声が上がる。それなら、判断はある程度地方に任せるという手もある。ここで、枷となるのが、国からの補助金。
ある既定を満たさないと、国からの補助が出ないので、無駄に広い道路を作らないといけなくなる。これは相当無駄。
なら、必要な道路の作成は地方の判断で任せてしまうのがいい。予算も予め配分しておく。これが、地方分権というヤツだ。道路以外の仕組みも変える必要が出てくるというわけ。

そして、今回の発表
軽自動車1000円
普通車2000円
という上限。
ある程度料金を取って、道路を作るという、無料化と道路建設維持の折衷案を取った形だ。
うーむ、意外と無料化に支持が得られず、抵抗勢力の反対もあり、妥協案に落ち着いたところ。国民の皆さんは払い慣れし、麻痺してるのだろうか。

仕分けの第2弾が始まってるが、これも実態を国民の目に公にする、という第一目的だけでも意義がある。時々何言ってんだという発言があっても、そんなに目くじら立てる必要は無いと思うが、どうなんだろう。

BESTではないにせよ、ベターな政治を行なってると思うけどなぁ。
コメント
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