先日…と言ってもちょっと前になりますが、小生宅で購読している朝日新聞を何気なく読んでいたら、ちょっとビックリするような記事が載っていました。
あの『ウルトラマン』シリーズの製作会社の円谷プロダクション(以降、円谷プロ,公式HPはこちら)が、映像製作の大手企業のティー・ワイ・オー(以降、TYO,外部リンクはこちら)の傘下に入ったそうです。
朝日新聞の記事によれば、円谷プロは少し前から経営難に陥っていたとか…。
皮肉になってしまうのかもしれませんが、実は「カラータイマー点滅状態」だったんですね…。
したがって、TYOの傘下入りは、こういった背景を踏まえた経営陣の断腸の思いでの決断だったのでしょうね。
(ですが、少し前から経営陣の足並みが乱れていたようではありますが…。)
小生の自宅は、ケーブルテレビへの加入が強制的なので(社宅の築年数が相当経っており、同じ棟の全世帯にケーブルが引かれていて、加入しないとテレビの視聴ができない仕組みなんですね)、時々無料で視聴できる『ファミリー劇場』にチャンネルがたまたま合うと、この『ウルトラマン』シリーズが時々放映されています。
つい先日も、たまたまリモコンをいじって『ファミリー劇場』にチャンネルを合わせたら、『ウルトラセブン』が放送されていました。
懐かしさも手伝って、暫く見入ってしまったほどです。
何しろ、小生の世代にしてみたら、『仮面ライダー』シリーズと並んでの「ヒーロー」でしたからねぇ…。
ですが、「親会社」のTYOは、今後の『ウルトラマン』シリーズでは、ミニチュアを製作しての特撮からは撤退し、コンピューターグラフィックス(CG)を駆使した番組制作を展開する方針を固めたようです。
こちら(もしくはこちら)から、タイムアウトするまでは読むことができますが、CGを駆使した『ウルトラマン』シリーズ…色々な意味で興味があります。
以前、ssayさんが、ご子息と一緒に『仮面ライダー電王』を視聴したという記事をエントリーなさっていましたが、CGを駆使すると、広大ロケ地に敵が倒されると、仕掛けられた爆薬共々吹っ飛ばされるというシーンもなくなり、全ての状況がコンピューターによって作成されるわけです。
その技術も大変ですし、そのための資金も莫大なものですが、広大なロケ地に爆薬を仕掛けて、丹念込めて作成した模型が吹っ飛ぶ時の人件費やら、模型その他の制作費の方が、「コスト高」につながるという判断なのでしょう。
これと同じことが今後『ウルトラマン』シリーズでも展開されることになるのです。
それはそれで、納得はできます。
「時代の流れ」という言葉で片付けてしまえば、まさに合理的といえるのかもしれません。
しかし、小生が子供の頃に味わった、「臨場感」とか「感激」みたいなものは、決してCGでは「復元」できないのではないでしょうか。
恐らく、子供の頃にハラハラしながら敵が倒されるのを見守っていた「迫力」は、CGでは、あまりに「人工的」過ぎて、伝わらないような気がしてならないのです。
これも、nanaponさんが記事で頻繁に取り上げる、「ユーザー視点の欠如」の一つのような気が…。
ミニチュアを丹念に製作して撮影する「特撮」のヒーローものと、CGを駆使して「製作」したヒーローものの、どちらが一体ハラハラドキドキする「迫力」や「臨場感」を感じるのか…。
素朴かもしれませんが、今、小生の中で関心あることの一つではあります。
小生と同世代(30代後半~40代前半)の読者の皆さんや、こうした特撮モノのカルトなファンの皆さんにとっては、いかがでしょうか
あの『ウルトラマン』シリーズの製作会社の円谷プロダクション(以降、円谷プロ,公式HPはこちら)が、映像製作の大手企業のティー・ワイ・オー(以降、TYO,外部リンクはこちら)の傘下に入ったそうです。
朝日新聞の記事によれば、円谷プロは少し前から経営難に陥っていたとか…。
皮肉になってしまうのかもしれませんが、実は「カラータイマー点滅状態」だったんですね…。
したがって、TYOの傘下入りは、こういった背景を踏まえた経営陣の断腸の思いでの決断だったのでしょうね。
(ですが、少し前から経営陣の足並みが乱れていたようではありますが…。)
小生の自宅は、ケーブルテレビへの加入が強制的なので(社宅の築年数が相当経っており、同じ棟の全世帯にケーブルが引かれていて、加入しないとテレビの視聴ができない仕組みなんですね)、時々無料で視聴できる『ファミリー劇場』にチャンネルがたまたま合うと、この『ウルトラマン』シリーズが時々放映されています。
つい先日も、たまたまリモコンをいじって『ファミリー劇場』にチャンネルを合わせたら、『ウルトラセブン』が放送されていました。
懐かしさも手伝って、暫く見入ってしまったほどです。
何しろ、小生の世代にしてみたら、『仮面ライダー』シリーズと並んでの「ヒーロー」でしたからねぇ…。
ですが、「親会社」のTYOは、今後の『ウルトラマン』シリーズでは、ミニチュアを製作しての特撮からは撤退し、コンピューターグラフィックス(CG)を駆使した番組制作を展開する方針を固めたようです。
こちら(もしくはこちら)から、タイムアウトするまでは読むことができますが、CGを駆使した『ウルトラマン』シリーズ…色々な意味で興味があります。
以前、ssayさんが、ご子息と一緒に『仮面ライダー電王』を視聴したという記事をエントリーなさっていましたが、CGを駆使すると、広大ロケ地に敵が倒されると、仕掛けられた爆薬共々吹っ飛ばされるというシーンもなくなり、全ての状況がコンピューターによって作成されるわけです。
その技術も大変ですし、そのための資金も莫大なものですが、広大なロケ地に爆薬を仕掛けて、丹念込めて作成した模型が吹っ飛ぶ時の人件費やら、模型その他の制作費の方が、「コスト高」につながるという判断なのでしょう。
これと同じことが今後『ウルトラマン』シリーズでも展開されることになるのです。
それはそれで、納得はできます。
「時代の流れ」という言葉で片付けてしまえば、まさに合理的といえるのかもしれません。
しかし、小生が子供の頃に味わった、「臨場感」とか「感激」みたいなものは、決してCGでは「復元」できないのではないでしょうか。
恐らく、子供の頃にハラハラしながら敵が倒されるのを見守っていた「迫力」は、CGでは、あまりに「人工的」過ぎて、伝わらないような気がしてならないのです。
これも、nanaponさんが記事で頻繁に取り上げる、「ユーザー視点の欠如」の一つのような気が…。
ミニチュアを丹念に製作して撮影する「特撮」のヒーローものと、CGを駆使して「製作」したヒーローものの、どちらが一体ハラハラドキドキする「迫力」や「臨場感」を感じるのか…。
素朴かもしれませんが、今、小生の中で関心あることの一つではあります。
小生と同世代(30代後半~40代前半)の読者の皆さんや、こうした特撮モノのカルトなファンの皆さんにとっては、いかがでしょうか