Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

何もかも愛して、輝く人生に…

2008-01-11 07:43:00 | 明川 哲也 さん
小生のブログの読者なら、もうすっかりおなじみとなった毎月1回の、好評(本当に)の、このシリーズ

そうです。明川 哲也 さんの登場です

4週間に一度、朝日新聞(住まいが山口なので、北九州版?)の生活面の『相談室』の回答者として登場されますが…もちろん今回もやります

7回前の6月4日に紹介した『『ゆるゆる教』のすすめ』のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか

お任せ下さい
12月8日に登場なさった今回も…全く期待を裏切っていませんね

今回も、説得力は相変わらず、素敵な回答を、相談者にしています

では早速、惜しみなく紹介したいと思います


紹介するのは、福岡県にお住まいの、20歳の女性の方の相談に対する回答です。

相談事は、保育関係の仕事をしていて、土曜日と日曜日は休みなのに、友達から遊びの誘いがかからない。友達には、学生や同じ保育関係の子が多いのに、集まりや遊びの誘いは、いつも私から。誘い役や幹事役もいいが、時には誘ってもらいたい。私には、「友達」としての魅力がないのか…という内容。

実は、小生も実家方面に今も住まいがあれば、同じように幹事役だったり、誘う側で、あまり誘われることはなかった様に思います。
それが、小生のポジションだから…と思って気にも留めていなかったのですが、基本的に寂しがり屋さんの性格ですと、こういった悩みにつながるのは、わからないでもないですね。
昨年は、誘われた側になってみて、確かにもの凄く嬉しかったですからね。

いずれにしても、ちょっと寂しがり屋さんとお見受けするお方の、寂しさゆえの相談内容と思われますが、明川さんは、以下のように、絶妙な回答をしています

以下、記事を全文引用して紹介しましょう


*************************************

 あなたとは種類の違う話ですが、人は歳をとっていくと、ちやほやされる
機会が減っていくものです。

 幼い頃はただそこにいるだけでみんなが可愛がってくれる。
少年少女のころも周囲から目をかけてもらえます。
あなたのように若い大人の時期もそう。
若いというだけで、人は手を差し伸べてくれる。
ところが若くない大人の時期になると、これがなかなか厳しくなる。
おっさん、おばさんと呼ばれ、ただそこにいるだけで、少年少女や
若い大人たちから睨まれたりするようになります。

 愛されなくなった時、人はどうすればいいのか。答えはひとつです。
愛することしかありません。
見かえりなく、愛すること。
生きる時間を経るほどに、お金があるない、地位があるない、健康があるない、
家族があるない、色々と現象面での結果が出てくるものですが、人間の到達目標は、
その最高の魂、何もかも愛する心を持つことによって、「人間」になることだと
ボクは思うのです。
何ら具体的財産を持たない人生だとしても、それは可能なこと。

 話をあなたに戻しますと、いいじゃないですか、友達を愛して一生誘い
続けていけば。
そういう人生こそあっぱれじゃないですか。
友達も家族も電柱も雑草もちくわぶも空も雨もウニもすべて愛して、恒星のように
輝いてください。
きらめきはあなたのそばにありますよ。

*************************************

なるほど…
まさに、「逆転の発想」ですよね。

明川さんがご指摘なさったように、色々な物をこちらから愛してしまえば、その「愛」は、果てしなく大きいものですから、周りの人達に伝染するかも…。
そうすれば、「愛を分けてくれる貴重な人」として、友達の心の中に、強烈な印象を植え付けることだって可能です

要は…

「自分の置かれているポジションを、どう捉えるか」

ってことではないでしょうか

ポジティブに捉えれば、その人はいくらでも輝けるはずですし、ネガティブに捉えれば、本来持っているはずの輝きが、逆に影を潜めてしまいそう…ですよね。

相田みつをさんの書にある様に、自分の心が左右するのかもしれません。

明川さんの回答に、そのヒントはたくさん隠されていると思いますね。

いやぁ~どこまでその明川さんの「世界」は、「深く」て「広く」のでしょうかね

このペースですと、次のご登場は1月12日と思われますので…また来月始めにでも紹介しましょう

小生自身も明川さんのご登場を心待ちにしています

この次も、またまた期待…寄せちゃいますよ。明川さん
Comments (4)
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