Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/函館1日目

2024-01-13 22:18:13 | 旅行

2023年の記録

クリスマス休暇の4日間を函館で生活した時の記録。

 

 

なぜだか急に雪景色、それも青空ではなく、どんよりとした空から粉雪が舞う光景が見たくなって、クリスマス休暇を利用して、函館に行くことにした。当初の計画は、青森から青函フェリーで函館入りする予定だったが、時間効率を勘案して、函館に3連泊して、のんびりすることにした。結果的には、大正解となった。

 

 

サンタクロースと赤レンガ、そして雪、絶妙な組み合わせだ。

 

 

羽田・函館間は、飛行機利用だと1時間半。学生時代、上野から夜行急行「八甲田」で青森へ、青函連絡船に乗り継ぎ、函館に着く。昼間は、大沼公園を散策し、夜は函館出身の友人と一杯やって、再び夜行列車に乗り、札幌、網走、常呂へと向かった記憶がある。

 

 

フレックス勤務の恩恵で15時に会社から羽田空港へ直行した。友人に倣って、スーツもYシャツも羽田空港のゴミ箱へ捨て、カジュアルに着替えた。17時のフライトまで、余裕のないはずだったが、(多分)日本海側の豪雪影響の機材遅れで、搭乗が45分遅延、バスで機体まで行き、機上で、30分ほど待つことになった。飛行機のことは、良く知らないが、JALにしては、LCCのような貧相なシートにちょっとガッカリ。

 

 

ホテル近くまで、直行するバスがあるはずなのだが、乗り場か見つからず、すぐに発車する函館駅行きのリムジンバスに乗った。JR函館駅前から市電に乗り十字街で下車し、ライトアップされた旧丸井今井百貨店函館支店(函館市地域交流まちづくりセンター)を左手に見て、7~8分ほど雪道を歩きHakoBA函館に投宿した。

 

 

先ずは夕食、周辺には飲食店も少なく、すでに閉店した店も多く、ラッキーピエロ一択となった。

ラッキーピエロは、函館市を中心とした道南地区で展開するハンバーガーショップチェーン。ハンバーガーショップであるが、カレーライス、オムライス、カツ丼・・・・とメニューの幅も広い。なぜか、カレーライスが食べたくなり、カツカレーをチョイス。カレーの評判は、悪くなかったが、僕の評価は、可もなく不可もなし、「自作のカレーの方が旨い」といった傲慢な感想。

 

 

金森(かねもり)赤レンガ倉庫は、金森商船株式会社が管理・運営を行うショッピングモールやビアホール・レストランが入居する観光名所である。地域一帯が、重要伝統的建造物群保存地区、街並みは北海道遺産に選定されている。

 

 

【メモ】

元旦に日本人を震撼させた能登半島地震。日本の減退を加速させる災害だ。地震が落ち着けば、復興が始まると思うのは、あまりにも脳天気だ。もちろん、市街地は、復興が始まる。その一方で、“陸の孤島化” した限界集落は、そのまま廃村もあり得る。1日の通行量が、10人未満の橋梁も安全基準に従った架け替え、修復には、億円単位の資金が必要になる。民主的に経済原則に従えば、資金が投じられなくても不思議ではない。

 

日本は、衰退途上国である。GDPが、4位に転落することが確実になった。2022年の1人あたりの名目GDPは、シンガポール(6位)、香港(21位)に抜き去られ、日本(32位)は、もう先進国ではない。

 

 

旅は続く