2019年の記録
新しく建設されたレストラン街の中央アジアらしい雰囲気の外壁
昨晩、タシケント空港に到着し、旧市街にあるウズベキスタンホテルに直行した。4ツ星だが、僕の基準(中国基準)だと3ツ星レベルかな、というのが僕の評価。夕食は、ホテル内の売店でパンを買って済ませたが、食べられないほど不味い訳でも、目が飛び出るほど高くもないが、絶賛するほど美味しくもなかった。「寝るだけならば、充分に快適」といった評価に尽きる。タシケントは、トランジットなので、朝の飛行機でブハラに移動。
アラル海、カスピ海といった“海”が目につくが、塩湖であり大きさ故「×××海」と呼ばれるが、国際連合条約では、“海”と認められていない。
日本とウズベキスタンでは、(かなり西方にあるが)4時間しか時差がない。とはいっても4時間も時差があると入国翌日の早起きは、苦にならない。夜が明けるのを待って、8時半の国内線に乗るまでの隙間時間にホテル周辺を散策した。
早朝、清掃車や散水車で綺麗になった街は、忍び寄る秋の冷涼感からロシアを感じる。
ウズベキスタンは、ソ連から独立した国なので、ロシア色が色濃く残っている。ホテル周辺は、完全にロシアの雰囲気だと思う。(訪露経験がないので、あくまでも個人的なイメージです。) 実際、経済的には、ロシアに依存せざるを得ない部分も多い。何しろ、前回のブログで既述したように二重内陸国である。しかも、国境を接する国には、経済を牽引できる国はない。経済的に頼れるのはロシア、ということになるだろう。
集会場やレストラン、新しい建築物は、中央アジアらしいウズベキスタン色が出ている感じがする。
一方、文化的には、ロシアから一定の距離を置いているのかもしれない。ウズベキスタンの公用語は、ウズベク語だが、隣国のカザフスタン、キルギス(旧キルギスタン)の公用語はロシア語だ。ただし、カザフスタンの国家語(国語)はカザフ語、キルギスの国家語はキルギス語。エッ~、意味わからない? 多分、国家語は、国民が広く使っている言語で、公用語は、政府機関が公告や法令などに使う言語ということになるのかな。(隣国の話なので、これくらいにする。ご存知の方は、是非コメください。) ロシア語の看板が目立つものの日本の英語看板程度。ロシア語のわからない人も少なくないと聞くが、僕自身、ロシア語能力ゼロなので、問題にならない。ウズベク語も限りなくゼロだが、ボディランゲージで、危機的な状況を回避できることを経験的に知っているので、そんなに心配していない。まぁ、最後の最後は、通訳のアジさんを頼りにしている。
旅は続く