Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/函館4日目

2024-03-09 22:14:12 | 旅行

2023年の記録

帰京する日の朝、赤レンガ倉庫群と末広町を散策。その後、昼すぎのフライトまで、JR函館駅前で時間を潰した4日目の記録。

 

 

赤レンガ倉庫街での散策、買い物も今日が最後。

 

 

HakoBA Hakodateは、伝統的建造物群に近く、ホテル自身が歴史的建造物であることから投宿を決めた。立地は、文句なく◎だが、シェアキッチンで自炊するか、中2階のレストラン&バーを利用することになる。函館で話題の“朝食バイキング戦争”とは無縁になってしまった。ちょっと残念。

キャリーバックがなければ、ブラブラと駅まで歩ける距離であるし、ブラブラあるいて楽しい街だ。

 

 

日本近代建築の1類型にすぎない赤レンガ建造物であるが、インパクトは強く、赤レンガ・フェチには、堪らなく魅力的だ。

 

 

最後の散策は、赤レンガ倉庫に隣接する末広町。一階和風二階洋風の函館洋式の家屋がならぶ。文明開化、大正モダンの風が、函館の街に吹く。

 

 

朝の散策から1度ホテルに戻り、さらっと仕事のメールをチェックしたあと、チェックアウト。末広町電停から市電でJR函館駅へ移動。

 

 

JR函館駅発着は、北上して新函館北斗(新幹線乗換駅)、札幌に繋がる函館本線と西に延びる (第三セクター鉄道・旧江差線)。アルミボディの函館本線には、興味が沸かないが、旧国鉄時代に製造された道南いさりび鉄道キハ40形は、塗装色は、カラフルになっているが、懐かしくなってカシャ!

 

 

函館最後の食事、ほんとうは、海鮮丼といきたいところだが、昨日のガッカリのトラウマから安心印のラッキーピエロへ。あえて変わり種は選ばず、最もオーソドックスな「ハンバーガ」を選ぶ。

 

 

お土産の試食を兼ねて、メルチーズ生キャラメル プティ・メルヴィーユと珈琲のセットを注文。試食合格、お土産決定となりました。蛇足ながら、僕は冬でもアイス珈琲を愛飲。

 

 

【メモ】

函館旅行からすでに2ヶ月半が経過した。その間に色々なことがあったが、世界にとって良い話は稀。日経平均株価が、最高値を更新するも、好況は感じられない。株価は、マネーゲームの様相。

 

「モノを買う仕事」携わっているので、簡単に解説すると、モノの値段は、「モノを買うことによって得られる価値(効果)」、「モノを作るための原価+利益」のどちらかで決まる。「発注企業に原価の上昇分値上を受け入れなさい。」といった政府主導の“値上令”は、後者に由来している。しかし、これが、機能するのは、「需要≧供給」の時。景気が悪化すれば、 (利益を削って) 値下してでも、販売量を確保して、利益の総額を維持したいと考えるのが、売り手の理屈。最後に貧乏くじ(賃金相場の下落)を引くのは、株価などと無縁の一般庶民じゃないかな。

 

株のことは、門外漢だけど、株も土地も持っているだけでは、利益を生まない。持ち株がっても、それを売ったときだけで、夢は終わる。リスキーな売買ゲームに参戦しないと、夢は続かないのだ。

 

 

旅は続く