「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加報告】2023/6/16-18生協労連沖縄基地戦跡めぐり報告(日本生協連労組・清水徹氏)

2023-08-06 22:48:13 | 参加報告

<管理人より> コロナで中断していた「生協労連」の沖縄基地戦跡めぐりが今年から再開となり、コロナ前はだいたい50人くらいの参加者だったのが、今回の総参加者は89名でバス3台でめぐる取組みになったそうです。参加された日本生協連労働組合第4分会の清水徹さんが7/31の定期大会への報告としてまとめたpdfファイルを送ってくださり、先に当ネットワークのメール配信メンバーには共有されました(中間稿段階)。完成版をいただきましたので、こちらのブログでもご紹介させていただきます。ただし、画像がたくさんのご報告なので抜粋でのご紹介となります。pdfファイルのクラウド保管のURLも教えていただいたのでリンクをつけておきます。全体は是非そちらでお読みください。
【参加報告】2023/6/16-18生協労連沖縄基地戦跡めぐり報告(日本生協連労組・清水徹氏)
【生協労連沖縄基地戦跡めぐりについて】
 90年代前半からコロナによる中断をはさんで約30年の歴史があります。私が専従で副委員⾧やってた頃、北参道の旧生協会館の10階に日生協労組と生協労連事務所があり、初回の企画を練る副委員⾧の鈴木さんの思いを聞きました。「フィリピンが100年続いた米軍基地を撤去した。日本もできるはずだ。」おりしも1995年米軍人による少女暴行事件がおこり、沖縄県議会では超党派で実行委員会を組織、10月21日に宜野湾市海浜公園で「米軍人による暴行事件を糾弾し、地位協定の見直しを要求する沖縄県民総決起大会」を8.8万人で実施した。
【今回参加した動機】
 日本政府の危険で愚かなに動き、すなわち、専守防衛などこれまでの安全保障政策を勝手に変更する安保3文書を閣議決定で改定し、米中対立を平和外交で緩和する努力もせずに(眼中に無い)
①安保3文書を閣議決定で改定し、
②敵基地攻撃能力を保有し米中対立に軍事でコミットし、
③48兆円もの大軍拡をおしすすめて国民生活をズタズタにする
事に危機感を感じて沖縄戦の歴史と現地のなかまの声に学び、戦争の実態や米中対立のなか「日本がアメリカの捨て石」になりかねないという危機感をみなさんに伝えるきっかけを得たいと思った。
もって、労働組合の平和を守る活動・戦争に反対する活動を強めたい。

《6月16日(金)琉球新報社新垣毅氏講演:安保3文書の沖縄の受け止め》
「屈辱の日」(4月28日サンフランシスコ条約によって日本から切り離された)は今も続いている
 戦争と排外主義はコインの裏表
→課題は「自主外交」と「排外主義(差別/分断)」の克服
沖縄の要塞化。米軍との一体化加速。台湾有事への自動参戦(2015年安保法制の「存立危機事態」。
「攻められたらどうするか」ではなく「攻撃にいたらないためにどうするか」
 有事をどう防ぐか-「自主外交」でできること 「脅威」を増幅させない、相手を「挑発」しない
「専制国家」VS「民主主義国家」ではなく、「人間の安全保障」
 対話や交流で信頼を醸成する「平和の緩衝地帯」としての沖縄、そして日本。
 「対米従属から脱する自主外交」 「排外主義に代る人間の安全保障」
戦争の反省とは;実相(加害性/被害性)を捉え、「愚かさ」の記憶を継承すること(平和教育)
日本政府の政策として反撃能力(敵基地攻撃能力)を持つ事を決め、軍事費を5年で48兆円に増やす。
宮古、石垣地域に自衛隊を基地を新設していく。

《6月17日(土)フィールドワーク 暴風雨のため予定変更》
大浦湾の辺野古の対岸の瀬高地区の浜 大型台船を視認

《6月17日(土)フィールドワーク 瀬高の公民館でレクチャー》
名護市議会議員 東恩納たくまさん
 辺野古埋め立てに反対
 アメリカでジュゴンを原告する差し止め訴訟の話。
 国防省「事業の主体は日本政府」
 判事:「使用するのはだれか」「米軍」
参加者と中央委員会での寄書とカンパを贈呈。

《6月17日(土)フィールドワーク 西平さん大浦湾の自然》
 サンゴ礁・砂地・泥場・藻場など多様な環境に多様な生物

《6月17日(土)フィールドワーク 恩納村特別展示》
 陸軍大臣の命令で沖縄では14歳で戦争に動員された

《6月17日(土)フィールドワーク 道の駅かでな》
 嘉手納基地の滑走路は3600m
 ベトナム爆撃したB52
 戦略爆撃機に為
 F16などは500m
「安保の見える丘」は道の駅の目の前にある小さな丘。北爆へ向かうB52がよく見えたという。
 現在は草に覆われて基地側は見えない

《6月17日(土)フィールドワーク 嘉数高台公園 普天間基地を望む》
 宜野湾市の真ん中にある普天飛行場
 当日はオスプレイがいつもより少ない10機ほどが駐機。
 アメリカの国内法では軍事基地を設置できない環境だと。
 沖縄には、銃剣とブルドーザーで住民を追い出して作った軍事基地が存在し続けている。移設ではなく、即時撤去が求められる。

《6月17日(土)フィールドワーク 嘉数高台公園》
 コープおきなわ川満さんは沖縄国際大学ヘリ墜落事件当日を目撃。日米地位協定により日本側の現場検証もできず。
 現場を撮影した学生の携帯電話は米軍によって没収された!何の権限で?!
 <米軍の地位協定 沖縄県発行の冊子「沖縄から伝えたい。米軍基地の話。Q&ABook」令和5年1月発行より>

《6月17日(土)ひめゆり部隊陸軍沖縄病院に240人が動員された。そのうち136人が戦没》
ひめゆりの塔
 1945年沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部・沖縄第一高等女学校の生徒や教師のための慰霊碑です。両校でもっとも多くの犠牲者を出したガマ(鍾乳洞)の上に建てられました。
ひめゆり平和祈念資料館
 1989年6月23日、ひめゆり同窓会によって設立されました。証言映像や当時の写真、壕の実物大模型などをとおして、ひめゆり学徒隊が体験した沖縄戦の実相を伝えています。(「ひめゆり平和祈念資料館ガイドブック」より)

《6月18日 6月23日とは》
6月18日夜、陸軍病院では学徒隊に「解散命令」が言い渡された。戦没した136名の86%にあたる117名が解散命令後に死亡した。解散命令は米軍の包囲網の中に生徒たちを放り出す事になり、日本軍がひめゆりたちと見捨てた日であった。
6月23日(慰霊の日)「日本軍の組織的戦闘が終わった日」などと言われる事もあるが、沖縄戦の日本軍の責任者陸軍第32軍の牛島司令官が自分は自決するが「最後まで敢闘し、悠久の大義に生くべし」と最後の命令を残した日。本土決戦の時間稼ぎを優先し、10万人の沖縄住民と9万人あまりの日本兵士を捨て石とした日。

《沖縄陸軍病院南風原壕軍20号ひめゆりが多数動員され戦没した》
《魂魄の塔》
《熊野鉱山》 遺骨眠る土砂を辺野古新基地建設に使うな!
《摩文仁の丘平和記念公園》
《韓国人慰霊塔碑文》 平和の祈念公園周辺には魂魄の塔周辺と同様に「何々の塔」が多数あります

【まとめ】
伝えたい事
軍隊は住民を守らない。軍事VS軍事の安全保障は止めさせて平和憲法に立ち戻ろう。
ウクライナ戦争。中国の大国主義・覇権主義を目の当たりにして。軍事VS軍事の安全保障はグローバル軍事企業を儲けさせるだけ。
戦争は政治失敗。外交の敗退。外交とは常に対話を、危ないところにこそ対話しにいくこと。
対米従属一辺とうで自主外交ができない日本政府の姿勢を変えるように声をあげよう。
定期大会によせて。
執行部担い手不足を嘆くなら、おきなわ・ヒロ・ナガ若手派遣などして育成に大いに投資しよう。みなさまにもお勧めします。

※写真が多く掲載されている元のpdfファイルを清水さんにmibidriveのリンクを作成していただきました。
こちら
 クリックすると「ファイルをダウンロード」の画面になり、そちらをクリックするとMicrosoft Edgeなどのブラウザが「安全ではない」とか言ってきてブロックしますが、グループ外のソフトへの意地悪だということです。右端にある「・・・」の所を開いて「保存」をクリックすると自分のPC等に保存できます。そちらで写真ともどもじっくりとお読みいただくことをお奨めいたします。

【参加報告】6/18国際シンポジウム「アジアの平和を求めて市民がつながろう~日本、韓国、台湾によるピースアクション~」

2023-06-25 21:23:45 | 参加報告


<管理人より>  「主婦連合会」と「日本消費者連盟」は、岸田政権の敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費増大に反対する消費者団体共同声明を1/23付けでまとめ、広く賛同を呼びかけています。6/18(日)には日本消費者連盟総会記念国際シンポジウムとして「アジアの平和を求めて市民がつながろう~日本、韓国、台湾によるピースアクション~」が開催されました。参加したMさんによる報告が寄稿されていますので、こちらでもご紹介させていただきます。
【参加報告】6/18国際シンポジウム「アジアの平和を求めて市民がつながろう~日本、韓国、台湾によるピースアクション~」
 6月18日(日)PMに御茶ノ水の連合会館 2階201会議室にて開催された標記のシンポジウムに参加をしてきた。
 第1部は「いま足元で何が起こっているか」をテーマに当日配布の資料をもとにした各国からの報告があった。日本消費者連盟(日消連)事務局長の纐纈美千世さんと主婦連合会会長の河村真紀子さんからは日本政府のこの間の動きとそれに対して1/23付けでまとめた、岸田政権の敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費増大に反対する消費者団体共同声明を共同で呼びかけ、6/14現在で94団体からの賛同を得ていることが報告された。
 韓国からは、ミュージシャン、平和・人権活動家であるジュ・ヨンホ(朱永浩)さんが、ご自分の軍隊経験後に兵役拒否運動をしてきた団体「戦争のない世の中」で活動する人々に出会って衝撃を受け、戦争に反対し軍事主義に反対するようになったこと、ロシアによるウクライナ侵攻で韓国の軍需産業が武器輸出を増やしている動きに歯止めをかけたくて2022年9月の武器見本市で戦車に上がってゲリラライブを行ったことなどを報告した。
 台湾からは、2012~14年まで台湾主婦連盟の事務局長をされていたファン・チアリン(黃嘉琳)さんが、日消連とは別のテーマで国際シンポジウムを開催したこともあり、今回の開催にも意義を感じて参加されたこと、今後も共同の取組みに期待するし、国を超えて共闘するには通訳が的確にできる人材を得てもっと大きい輪、プラットフォームを作る必要があると発言された。
 韓国の生協陣営からは、オンラインで参加したキム・ヨンヒャンさんが自分たちのドゥレ生協連合会の紹介と今回の企画へのメッセージ(日本語版を配布)を読み上げられ、同時通訳の日本語版をイヤホンから聞くこともできた。そして韓国の他の生協からも参加を得られるようにしたいし、まずは今回の3カ国、その他のアジアの国からの参加も得られるようにしたいという決意も語られた。
 休憩後の第2部は、「アジアの平和のために連帯して何ができるか」というテーマで3カ国のスピーカーによるパネルディスカッションと質疑応答がもたれた。以下は両方で印象に残った発言をメモした。
 河村真紀子さんからは、「日消連の纐纈さんと相談して、アジア共同声明も出せるといいねという夢を持ち、今回はその第1歩だと考えていて、それぞれの違いを大事にしながら輪を大きく広げる取り組み、多様性を大事にしつつ文化的なイベントも含めて取り組めるといいなと考えている」と述べられた。
 ジュ・ヨンホさんからは、「韓国は海外に派兵をしたこともあるがそれは平和な国の再建のための行動だった。韓国の憲法には「侵略的な戦争をしない」という条項がある。韓国は中国や日本に支配をされた歴史があるから他の国にそれをしないということであり、学校でも憲法の精神として教えている」とのことだった。
 ファン・チアリンさんからは、「中華民国台湾が国連からも国として扱われなくなり、中華人民共和国との関係も常に微妙な関係であるが、国民の多数は現状のままでいることを望んでいる。ロシアによるウクライナ侵攻でアメリカと中国の関係の中で緊張が高まる中、昨年末に政府が兵役の期間を4か月になっていたのを1年に延長することを決めているが、当事者以外は仕方がないと受け止めている。それでも戦争に向かい生活が悪化することは望んでいない」とのことだった。
 質疑応答の中で、日本政府が「台湾有事」を突如として持ち出して軍備予算を倍増するというのは日本が戦争できる国になりたいという姿勢を感じ取れる」「敵基地攻撃能力をもつというのも、北朝鮮に対峙している韓国でさえ我慢していることなのに、日本がそこまでいうのはおかしい」というやりとりも印象的だった。
イベントの最後にジュ・ヨンホさんの歌の生演奏の予定があったが、設備が対応できないということで、ゲリラライブの時の動画が上映された。作詞作曲はジュ・ヨンホさんで、通訳もつとめたジョ・ユソンさんによる日本語訳は動画にも文字で入り、歌詞カードも配布された。タイトルは「そうやって~想像と行動の歌~」。
 締め括りの3人の代表運営委員のお一人マーティン・フリッドさんからの発言があり、「ジュさんの歌で涙腺が緩んだので前ではなくこの場で発言したい。自分の母国のスウェーデンは30年間戦争をしてこなかったが、ロシアによるウクライナ侵攻によってNATO加盟の道を選んで残念。韓国と台湾はそれぞれの歴史の中で軍隊をもち徴兵制のある国であるので、違うところは多々あるが、戦争をしないということで一緒にやれることをしようと今回の取組みとなった。アジア共同声明を出すことは間に合わなかったけれど、これから3カ国、さらにアジア諸国に輪を広げたい」と今後の取り組みについての行動提起があった。
 韓国語の通訳と企画コーディネーターをつとめたジョ・ユソンさんは、ハンサルリム生協研究所の研究員で、研究テーマは地域における福祉活動で、現在は生活クラブ生協の老人施設「風の村」で働きながら研究を続けている。彼女は研究のために日本生協連資料室に閲覧来室に通われていたので、生協総合研究所の女性研究員を紹介して医療福祉生協連にもつなぎ、日韓の医療生協シンポジウムのコーディネーターや名古屋の地域と協同の研究センターのコーディネーターもされている。今回の企画にあたっても、生協の平和活動の史資料を資料室に閲覧に来室されている。そのご縁もあって参加した次第だが、ジュ・ヨンホさんはご友人で以前はiCOOP生協の職員だったということで、韓国の協同組合人ともご一緒に平和の企画ができたのが嬉しいと思えた。来年は帰国される予定だが、今後も協力し合いたいと考えている。


【情報】6/18(日)日本消費者連盟総会記念国際シンポジウム「アジアの平和を求めて市民がつながろう~日本、韓国、台湾によるピースアクション~」のご紹介

2023-06-12 23:59:03 | 情報提供

<管理人より>
 「主婦連合会」と「日本消費者連盟」は、岸田政権の敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費増大に反対する共同声明を1/23付けでまとめ、広く賛同を呼びかけています。それに連動して「日本消費者連盟」では6/18(日)に総会記念国際シンポジウムとして「アジアの平和を求めて市民がつながろう」を開催されます。その情報をこちらでもご紹介させていただきます。
【情報】6/18(日)日本消費者連盟総会記念国際シンポジウム「アジアの平和を求めて市民がつながろう~日本、韓国、台湾によるピースアクション~」のご紹介
※以下、日本消費者連盟の該当ページよりコピペ。
 ロシアによるウクライナ侵攻に加え、日本政府が突如として持ち出してきた「台湾有事」に煽られ、防衛力の強化が必要と考える人が増えているようです。大量の武器を保有すれば戦争は避けられるのでしょうか。軍事費を増やし、戦争する国に突き進む今の日本の姿は、とりわけアジアの国々にとって脅威に映るかもしれません。いのちを脅かす一切のものを拒否する日本消費者連盟は、武力ではなく対話を重ねることで、アジアの平和、ひいては世界の平和を守りたいと考えています。
 今年の総会記念シンポジウムでは、韓国と台湾からゲストをお招きし、戦争を引き起こさないために、そして安心して暮らせる社会のために消費者・生活者として連帯して何ができるか考えます。会場・オンライン併催です。ぜひご参加ください。
【日時】2023年6月18日(日)13:30~16:30
【会場】連合会館 2階201会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
アクセス:地下鉄「新御茶ノ水駅」B3出口すぐ、JR「御茶ノ水駅」聖橋口5分
会場地図→https://rengokaikan.jp/access/
主催:日本消費者連盟
★オンライン参加もできます★
 参加申込みフォーム→https://forms.gle/hqW7UGfwtobYBaFU8
◎参加費:日消連会員無料、一般1000円(通訳付き)
◎定 員:会場90名、オンライン100名(いずれも要予約)
◎申込み:上記の参加申込みフォーム、または電話(03-5155-4765)かFAX(03-5155-4767)
◎締切り:6月14日(水)
 オンライン参加者には6月15日にZoomのURLと資料を送ります。
<プログラム(予定)>
●第1部
13:30~13:35 開会あいさつ
13:35~14:20 各国の報告「いま足元で何が起こっているか」
 日本(河村真紀子さん、纐纈美千世)
 韓国(ジュ・ヨンホさん)
 台湾(ファン・チアリンさん)
14:20~14:25 韓国ドゥレ生協連合会からのメッセージ(オンライン)
14:25~14:30 休憩
●第2部
14:30~15:35 韓国、台湾、日本のスピーカーによるパネルディスカッション
 「アジアの平和のために連帯して何ができるか」
15:35~15:40 休憩
15:40~16:20 質疑応答
16:20~16:25 ジュ・ヨンホさんの歌・演奏
16:25~16:30 今後の取り組みについて
<登壇者紹介>
ジュ・ヨンホ(朱永浩)さん
 ミュージシャン、平和・人権活動家。平和運動団体「戦争のない世の中(World Without War)」会員、活動家・芸術家の音楽の連帯「モブスルバンド」の構成員。
黃嘉琳(ファン・チアリン)さん
 大享食育協会事務局長。台湾のGMO(遺伝子組み換え食品)フリー学校給食キャンペーン共同創設者。2012~14年まで台湾主婦連盟の事務局長。
河村真紀子(かわむら・まきこ)さん
 主婦連合会会長。消費者庁創設運動で事務局次長を務める。新しい事故調査機関実現ネット共同代表。
纐纈美千世(こうけつ・みちよ)
 日本消費者連盟事務局長。遺伝子組み換え・ゲノム編集問題で韓国、台湾などアジアの国々や、ヨーロッパ、米国の市民団体と反対運動に取り組んでいる。

[シンポジウム参加費とアジア平和共同アクションカンパのお支払いについて]
オンライン参加の方は事前に参加費をお振り込みください。会場参加の方は当日で結構です。
 (詳細は、日本消費者連盟の該当ページへ)

【2023/01/23敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費増大に反対する 消費者団体共同声明】(呼びかけ団体:主婦連、日本消費者連盟)

2023-06-11 23:58:34 | 情報提供

<管理人より>
 「主婦連合会」と「日本消費者連盟」は、岸田政権の敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費増大に反対する共同声明を1/23付けでまとめ、広く賛同を呼びかけています。「生協だれでも9条ネットワーク」では2/11開催の「日本を戦争する国にしないために!」学習と討議のつどいで参加者に情報共有をしています。その内容を遅ればせながらブログでもご紹介させていただきます。
【2023/02/06共同声明】私たち消費者はいのちと暮らしを尊ぶ平和な社会を求め敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費増大に反対します
※以下、日本消費者連盟の該当ページよりコピペ。
2023年1月23日 <呼びかけ団体> 主婦連合会、日本消費者連盟
 2022年12月16日、岸田政権は国家安全保障戦略等の「安保3文書」の改定を閣議決定しました。この「安保3文書」には、「敵基地攻撃能力(反撃能力)」の保有及び防衛費を43兆円に増額する方針が明記されています。敵基地攻撃能力とは、相手の領域内で攻撃できる能力であり、且つ、国際法で禁じられた先制攻撃となる危険性を孕むもので、非戦を謳った憲法に反するものです。戦争を回避する抑止力となるのは、決して敵基地攻撃能力(反撃能力)などではなく、対話による外交です。
 私たち消費者団体は、日々の暮らしの中で起こるさまざまな消費者問題の解決に向けて活動しています。そんな私たちの活動も、平和な社会が保障されているからこそ可能であることは、改めて言うまでもありません。1957年から毎年開催している全国消費者大会では、憲法に則った平和主義の大切さを確認し続けています。消費者団体と共に消費者運動を担う生活協同組合は、「平和とよりよい生活のために」をスローガンに掲げています。その根底にあるのは、二度と戦争を起こしてはいけない、起こさせてはいけないという強い意思です。
 私たちは、平和な暮らしを妨げ、いのちを脅かす一切のものを拒否することが消費者運動の基本であることを改めて確認するとともに、いのちと暮らしを尊ぶ平和な社会を求め、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費の増大に反対します。

※賛同の呼びかけは、主婦連の「敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費増大に反対する 消費者団体共同声明への賛同お願い」のページ、もしくは「日本消費者連盟」の「【共同声明】私たち消費者はいのちと暮らしを尊ぶ平和な社会を求め敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有と防衛費増大に反対しますにご賛同ください」のページをご参照ください。また、Facebookで「#武力より対話 消費者団体共同声明」も立ち上げていますので、そちらもご参照くださいませ。

<賛同団体>2023年5月22日現在、93団体(五十音順)
i女性会議、愛知県消費者大会実行委員会、あいち生活協同組合、一宮生活協同組合、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン、岩手県消費者団体連絡協議会、愛媛有機農産生活協同組合、オートプラス連、小樽・子どもの環境を考える親の会、家庭栄養研究会、神奈川県消費者団体連絡会、神奈川子どもの今と未来を守る会、神奈川ネットワーク運動、神奈川ネットワーク運動 磯子市民ネット、神奈川ネットワーク運動・海老名、神奈川ネットワーク運動・座間市民ネット、神奈川ネットワーク運動・とつか、神奈川ネットワーク運動 緑ネット、神奈川ネットワーク運動・宮前、かわさき生活クラブ生活協同組合、関西よつ葉連絡会、北九州市消費者団体連絡会、北東京生活クラブ生活協同組合、グリーンコープ生活協同組合おかやま、群馬県退職女性教職員の会、群馬県消費者団体連絡会、憲法9条世界へ未来へ連絡会 秋田、NPO法人コンシューマーズ京都(京都消団連)、特定非営利活動法人コンシューマネット・ジャパン、埼玉県西部地区消費者団体活動推進世話人会、自然派くらぶ生活協同組合、常総生活協同組合、情報通信消費者ネットワーク、食の安全・監視市民委員会、新日本婦人の会、生活協同組合あいコープみやぎ、生活協同組合アイチョイス岐阜、生活協同組合エスコープ大阪、生活協同組合コープ自然派おおさか、生活協同組合コープ自然派京都、生活協同組合コープ自然派しこく、生活協同組合コープ自然派奈良、生活協同組合コープ自然派兵庫、生活協同組合・消費者住宅センター、生活協同組合連合会アイチョイス、生活協同組合連合会コープ自然派事業連合、生活クラブ生活協同組合・愛知、生活クラブ生活協同組合(岩手)、生活クラブ生活協同組合大阪、生活クラブ生活協同組合・神奈川、生活クラブ生活協同組合(群馬)、生活クラブ生活協同組合 埼玉、生活クラブ生活協同組合(滋賀)、生活クラブ生活協同組合・静岡、生活クラブ生活協同組合(千葉)、生活クラブ生活協同組合・東京、生活クラブ生活協同組合都市生活、生活クラブ生活協同組合(長野)、生活クラブ生活協同組合(奈良)、生活クラブ生協北海道、生活クラブ山梨、生活クラブ連合会、世田谷・生活者ネットワーク、全大阪消費者団体連絡会、高木学校、多摩きた生活クラブ生活協同組合、多摩のくらしを考えるコンシューマーズ・ネットワーク、多摩南生活クラブ生活協同組合、東京消費者団体連絡センター、東京・生活者ネットワーク、東京都地域消費者団体連絡会、東都生協とーと会ニュータウン多摩、鳥取県生活協同組合連合会、中野区消費者団体連絡会、なのはな生活協同組合、にいざ市民ホーキの会(戦争ホーキ)、新座地区消費生活部、23区南生活クラブ生活協同組合、日本消費者連盟関西グループ、日本母親大会連絡会、羽賀グループ、飯能市消費者団体連絡会、飯能市手をつなぐ育成会、ふぇみん婦人民主クラブ、福島県消費者ネットワーク、福島県生活協同組合連合会、前橋市消費者団体連絡会、みなべ「九条の会」、目黒・生活者ネットワーク、山梨県消費者団体連絡協議会、幼児グループつくしんぼ、よつ葉生活協同組合、若葉・九条の会(千葉市)

【情報】6/7(水)紀藤正樹さん講演会「霊感商法被害の根絶に向けて〜その実態とさらなる対策の必要性〜」(主婦連合会)のご紹介

2023-06-01 23:59:43 | 情報提供

<Mより発信>
 2023年主婦連合会総会に合わせて開催される第66回消費者ゼミナールの企画をご紹介します。講師の紀藤正樹さんは、大阪維新の創設者の橋下徹弁護士などが「信教の自由があるから旧統一教会へ規制は難しい」と発言していることを「旧統一教会は宗教法人格悪用の反社組織」と論破されている方です。平日午後ではありますが、せっかくの企画ですので、こちらでも多くの皆様の参加を呼びかけます。以下、主婦連サイトよりコピペしてご紹介します。
【情報】6/7(水)紀藤正樹さん講演会「霊感商法被害の根絶に向けて〜その実態とさらなる対策の必要性〜」(主婦連合会)のご紹介
■日時:2023年 6月 7日(水) 13時30分~15時30分
■会場:主婦会館プラザエフ9F スズラン
■講師:紀藤 正樹さん
(弁護士・リンク総合法律事務所所長 霊感商法等の悪質商法への対策検討会委員)
 旧統一教会等の霊感商法被害者救済に長年携わってこられた紀藤弁護士より、霊感商法被害の実態、消費者庁が霊感商法被害への対策として行った法改正等に対する評価、今後さらに必要とされる取組みについてのお話を伺います。消費者として、自分自身と家族を守るために知っておくべきこと、また消費者団体としてなすべきことを学ぶ講演会です。みなさまのご参加をお待ちしています。
■参加費:無料  ※要お申込み
■定員:80名(申込み先着順)
■参加対象:どなたでも
■お申込み:お名前、連絡先(電話又はメールアドレス)を下記主婦連合会事務局までお知らせください。
◆メールでのお申込み:info@shufuren.net 件名 消費者ゼミナール申込み
◆電話でのお申込み:03-3265-8121

(主婦連サイトの情報は→こちら)