「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加報告】選挙終盤の7/3(日)市民連合の応援する候補の街頭演説に参加してきた(寄稿)

2016-07-07 23:59:51 | 参加報告


<K.Mより>
 非改選議席を含めて憲法改正の発議ができるようになる2/3議席の確保をねらいながら、政権側は争点をアベノミクスにすりかえるいつもの手法で選挙戦を進めてきた。終盤になり、多くの新聞も改憲勢力(与党+α)に2/3議席確保を許すのか、それを阻止できるのか、熾烈な戦いになっていることを報道している。
 生協労連機関誌『生協のなかま』にも「個人でも選挙に参加できます」とある。「市民連合」の皆さんは一人区の野党統一候補への応援に飛び回っている。さらに複数区で立憲4党への戦略的投票を呼びかける街頭演説に行ってきた。7/3(日)の午後、2箇所をハシゴした。

(1)【東京選挙区・民進党の小川敏夫さん】
13:00 銀座ホコ天4丁目交差点木村屋付近

 改憲勢力に2/3を取らせないために、東京選挙区で民進党2議席目を競り合っている小川敏夫さんを押し上げたいと訴えていた。「戦略的投票」を呼びかけるということがよくわかり、東京選挙区では、若手弁護士の山添さんとベテランの国会の鬼検事の小川さんの議席は必要と痛感した。蓮舫さんは放っておいても通るとか、納得。
 SEALDsの奥田くんはこの日4箇所を回るというので、私も埼玉選挙区をハシゴしてレポートすることにした。

 私は毎月3日行動も兼ねて参加したつもりだったので「アベ政治を許さない」プラカードを持って行ったが、この日の街頭演説の統一プラカードを持ってくださいと渡されたのが下のもの。裏には「東京選挙区 3分の2を取らせない」と書いてある。


(2)【埼玉選挙区・共産党の伊藤岳さん】
15:30JR北朝霞駅前

15:30少し前に候補者カーが合流して政党カーの上から街頭演説会が始まった。ちょうど新座市長選挙が同じ7/10投票ということでその候補者からの演説後、SEALDsの諏訪原くんの応援スピーチ。大学院卒業までには奨学金が1500万円になるという切実さにぐっときた。
 伊藤岳さんの政治活動のルーツに特攻基地の町で暮らしていた祖母の戦争は二度といけないという言葉があるという話に思わず涙が出てきてしまうし(T-T)書記局長の小池晃さんが、共産党が一人区で全て候補者を取り下げて野党統一を実現したのは市民の皆さんの力と言い切ったところにもさらにぐっときた。


 安保法制廃止を求める2000万人署名は、6月末までで175筆のご協力をお願いすることができ、労組書記局に送った。私の人生では学童の保護者会としてエアコン設置求署名以来の本格的な取り組みだった。
 署名用紙を預けて回覧をお願いもしたが、直接お声をかけた方にはいろいろなお話をするきっかけになった。断られた方にもお気持ちやお考えをお聞きして、今の社会への不安の内容や変えていく力への信頼を得るための努力が足りていないことなどを考えさせられつつ、それでもどうしたら社会をよりよく変えていくことができるかを考えて、参議院選挙には棄権せずに投票して欲しいと私の気持ちを伝えるようにした。

 引き続き「戦争法廃止」と「安倍内閣退陣」を掲げて、7/10投票日の参議院選挙で改憲勢力に2/3を取らせないために最後まで自分のやれることを続けたい。
 そして、毎月19日行動の「戦争法廃止、安倍内閣退陣、7・19国会議院会館前集会(仮称)」に希望を持って参加したい。

(参考リンクの追加)
奥田愛基くんの7/5の応援スピーチの文字起こしはこちら

諏訪原腱くんの7/6の応援スピーチの文字起こしはこちら