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<管理人より>
8/7竹本成德さん(※)の尼崎での講演を聞いてきたメンバーのべるごみさんから寄稿をいただきました。以下、ご紹介させていただきます。(※元コープこうべ理事長、元日本生協連第6代会長、現在は兵庫県ユニセフ協会顧問)
【参加報告】8/7竹本成德さんの尼崎での講演を聞いてきました(寄稿)
尼崎市と市内の企業、団体、個人が実行委員会を結成し、市民の手でつくりあげ、今年第2回目を迎えた「みんなのサマーセミナー」。今年は8月6~7日に市内の大学跡地と高校で開催され、2日間で320以上の講座に3000名以上の市民が受講しました。
8月7日の4・5コマ目には日本生協連元会長、コープこうべ元理事長の竹本成德さんによる広島での被爆体験の講演「さいごのトマト」があり、私も参加してきました。昨年も講演予定だったのですが、心臓病で入退院を繰り返しておられキャンセルとなったとのこと。
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今回も資料や原稿もないのに全くよどみなく、1時間半ほど力強く講演されました。広島修道中学時代の悲惨な被爆体験と当時の情景を想いだしながら、ありありと熱く語っていただきました。
竹本さんが最後に強調されていたのは「平和は与えられるものではなくつくりあげるもの」「現在は核兵器廃絶にむけての大事な転換点に来ている。真剣に考えて、自分にできると思ったことはやって欲しい」「核兵器廃絶については困難があるが、悲観せずに克服できると確信を持って頑張って欲しい」とのことでした。
若い方々にも聴いていただきたい内容でした。体調が許せば東京での講演も可能とのこと。実現したいものです。
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写真もべるごみさんの撮影分。3枚目は、終了後に参加者と歓談する竹本さん。
※ご自身の被爆体験の証言活動を続けている日本生協連第6代会長の竹本成德さんの『さいごのトマト』は、ちょうどいま全国の生協役職員向けの書籍共同購入企画「夏のブックフェア」で割引価格で注文することができます。まだお読みでない皆様には「夏のブックフェア」を利用するか、もしくは直接お手配いただいてお読み下さるようおすすめいたします。すでにお読みの方も周囲の方々におすすめくださることをお願いしたいです。
コープ出版のHPの『さいごのトマト』情報ページは以下。
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