「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【情報】「大学生協九条の会」10/6付け「2017衆議院選挙に向けたアピール」

2017-10-07 23:59:20 | 情報提供
<管理人より>
 「九条の会」の10/5付け声明に続けてご紹介します。

【情報】「大学生協九条の会」の「2017衆議院選挙に向けたアピール」
 2017年5月3日、安倍首相は突然、「新たに憲法9条に自衛隊の存在を書きこむ」「2020年に新憲法施行をめざす」と述べました。この発言を受けて、改憲への動きが急速に強まっています。
 9月28日には衆議院が臨時国会の冒頭で解散され、衆議院選挙は、10月10日が公示日、10月22日が投票日となっています。
今回の選挙で、自民党は、憲法9条改憲を選挙公約に掲げており、違憲である安保法制は廃止し立憲主義をとり戻すのか、それとも安倍9条改憲を許すのか、一大争点に浮上しています。
 九条の会は、9月6日のアピールで、「安倍9条改憲を阻むために全国の九条の会は立ち上がりましょう」と9条改憲に反対する政党・市民団体・個人が協力しあって、共同の輪を広げることを呼びかけています。

 「後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したい」と願うヒロシマ、ナガサキの被爆者は、2016年4月より、国連に核兵器廃棄条約の締結を求める「ヒバクシャ国際署名」をはじめました。世界各国の個人と団体がこの活動に参加し、この署名も後押しとなり、2017年7月7日に122ヶ国の賛同により、人類史上初めて核兵器禁止条約が国連で採択されました。全国大学生活協同組合連合会は、9月16日の全国理事会において、「ヒバクシャ国際署名」にとりくむことを決定しました。2020年までに、大学生協の組合員の1割である15万4000筆を目標としています。「ヒバクシャ国際署名」は、条約の批准への後押し、また核保有国とその同盟国へのメッセージとなります。また日本政府へ核兵器禁止条約の賛同と批准を求めることにつながります。
私たちが『ヒバクシャ国際署名』に取り組む想い~全国大学生協連ホームページより~

 私たちの先輩たちは、戦争によって毎日の生活と学びの場を奪われてしまいました。「平和」でないと食べることも学ぶことも満足にできません。 協同によるより良い生活の実現も目指すことができません。「平和であること」は私たちのすべての前提です。

 これらの情勢を踏まえ、大学生協九条の会事務局として、以下の活動を進めることを申し合わせ事項として確認します。
1.安倍9条改憲に反対する政党・市民団体・個人とともに共同の輪を広げ、衆議院選挙で、9条改憲反対への意思表示をしましょう。
2.大学生協がすすめる『ヒバクシャ国際署名』に取り組みましょう。
http://www.univcoop.or.jp/hibakusha-appeal/index.html
3.平和について語り、知る、知らせ、考え、話し合い、行動する場をつくりましょう。

2017年10月6日
大学生協九条の会事務局