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<管理人より発信>
【平和についての2つの文献紹介】
ネットワークの呼びかけ人で日本生協連元常務理事の齋藤嘉璋さんが4月に発行された『生協の歴史から戦争と平和を学ぶ』というブックレットをご紹介します。生協がなぜ平和活動に取り組むのか、戦前の苦難と戦後の反核平和の歴史を学べる内容になっています。くらしと協同の研究所や参加型システム研究所でも書評が掲載され、現在までに5000部を越して普及されています。
ご自身の被爆体験の証言活動を続けている日本生協連第6代会長の竹本成德さんの『さいごのトマト』ともども、ちょうどいま全国の生協役職員向けの書籍共同購入企画「夏のブックフェア」で割引価格で注文することができます。生協の役職員の皆さんには是非とも読んでいただきたい2冊です。
まだお読みでない皆様には「夏のブックフェア」を利用するか、もしくは直接お手配いただいてお読み下さるようおすすめいたします。すでにお読みの方も周囲の方々におすすめくださることをお願いしたいです。
発行元に直接ご注文の際は以下にお願いいたします。
発行元の地域生活研究所のHPの情報ページは以下。
→該当ページはこちら
コープ出版のHPの『さいごのトマト』情報ページは以下。
→該当ページはこちら
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【活動のふりかえり】
7/10の参議院選挙では、戦後初めて、改憲勢力が衆参両院において3分の2を超える議席を占める事態となってしまいました。しかしながら、憲法改正が徹底的に争点から隠され、選挙前や選挙中の報道も極端に少ない中で、32の1人区全てにおいて野党統一・市民連合推薦候補の擁立を実現し、そのうち11名が当選を果たしたことは、全国規模で市民の後押しする野党が共闘するという新しい取り組みが一定の成果を上げたものと考えます。
7/31の東京都知事選挙では、野党4党・市民連合推薦の鳥越俊太郎候補は野党候補としては久しぶりに100万票を超える130万票あまりを獲得したとは言え、残念な結果となってしまいました。市民の立場で都政の今後を監視、必要な提言をしていくことも大事だと思っています。
【当面の予定】
参議院選挙期間中、自公連立与党が「憲法改正は主要な争点ではない」と繰り返していたにもかかわらず、選挙後は、あたかも憲法改正が既定路線であるかのような姿勢をとっています。そのような改憲そのものを自己目的化する政権の暴走をとめ、個人の尊厳を擁護する政治・社会の実現をめざして、引き続き安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めていきましょう。
「戦争法廃止、憲法改悪は許さない、8・19国会議員会館前集会」
日時:8月19日(金)18:30~19:30
場所:衆議院第2議員会館前~国会図書館前
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
※「総がかり行動実行委員会」のHPからの情報です。
→該当記事はこちら
※詳細は具体化次第、「生協だれでも9条ネットワーク」のブログに掲載していきます。
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