Uさん、こんにちは。
まだ手放してはいませんが、N-70Aが無くなったあとをどうするか考えています。
以前、このことに少し触れました。
ネットワークオーディオを継続しようと考えるのは、PCレスで気軽に音楽鑑賞をしたいときがあるからです。
通常ですと、プレーヤーは単体の据え置き型になります。
単体のネットワークプレーヤーを選ぶならばと、以前頭に浮かんだのは、ケンブリッジオーディオのAZUR851nか、LINNのアキュレートDS/kです。
MAJIKは筐体が安っぽく見えますから、(美観を考えて)検討から外しています。
851nは、N-70Aとほとんど変わらないような形状をしています。機能的にはN-70Aにデジタルプリをつけたような存在です。
価格的には少し上のものです。音色の違いはありそうですが、恐らく音質的な水準はほとんど変わらないのではないかと思います。
だから入れ替える意義が殆どありません。検討からは外しました。
LINNは電源部の影響を受けやすい、というところが悩みです。
ただし、アキュレートDS/Kは、日本の電源事情を考慮して専用のトランスを組み込んでいるそうですから、この辺りはあまり考慮しなくても良いのかもしれません。
話が飛びますが、LINNのプレーヤーでアンプ機能が入っているものは、アース戻しという面倒な配線が必要になるようです。
アキュレートDS/Kは、単体のプレーヤーですから、アース戻しは不要なのでしょうか。
それと、
電源タップには、プラレールの電車を繋いだような形態のものが推奨されています。
これの利用には抵抗があります。
配線は出来るだけきれいに纏めたいからです。
そのために、パワーディストリビューターを使っています。
このタップや、アース戻しが導入の前提ならLINN製品は無理ですね。
話を戻します。
アキュレートDS/Kの発売年次は古いものですが、当時100万円近い販売価格です。
当然それ相応の出音が期待できます。
期待してしまいますが、LINNの音色というものがあります。
これが個人的な希望に沿うものかどうか。
それから、仮にDACを外側のものにしたときは、アキュレートは単なるトランスポートになります。
高いお金を出して、単機能の古いトランスポートを入れる意味が果たしてあるのかどうか。
これらが、LINN導入に対する悩みです。
据え置き型単体ネットワークプレーヤーというのは、従来のピュアオーディオの延長線上にある機器です。
現在は、アンプと、ネットワーク機能・デジタル処理機能(DAC)の統合型・一体型の製品がどんどん市場に出ています。
また、ポータブルオーディオの性能の良い上位機に、ネットワーク機能が組み込まれたものも増えています。
機器更新の機会に当たって、果たしてフルサイズの重い機器を導入すべきなのか、それが良いものなのかどうかも思案しています。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。