2023年8月26‐27日（土‐日） 日田、玖珠川・・・釣行１４回目（１日目）

　またまた楽しい週末がやってきました。天気もよさそうで鮎日和かな。

３時過ぎに起きて積み込んで出発しました。大変ひどいことが起きるとは露も知らずに。

＜アクセスタイム＞

唐津鏡0350＝買い物給油0420＝＝＝0630大倉釣具店＝＝0700釣場Ａ（玖珠川中流）0800～～～1230ランチタイム休憩1400～～～1730そのまま車中泊

　少々遅かったが誰も入っていない。しめしめと思いながら先週釣ったところにまたまた入りました。ゆっくりと準備をしてそろそろと始めた。誰も来ないのでほぼ釣られていしまったかなどと思いながら上の瀬に向かう。

　先週と同じ場所で始めた。少し水位が高いようだ。雨が少し降ったからしょうがないが、今日はこの前と違って１０ｍ硬派を持ってきた。スゲー重いと感じながらかなり奥まで探るも無反応。一段下に下がるも無反応。それでここはほたって、さらにトロ場を超えて上の瀬に歩いて行ってみた。

　初めての場所でごちゃごちゃして左岸からはこれ以上上がれないところで後ろの木などを気にしながら竿を出すと、ほどなく良型が一匹。

比較的簡単にと取れた。

　かなり複雑なところだったが、素直に緩やかなところから抜いてタモに入れた。やっぱり竿が違うなと思いながら、川を切るのは大変そうだしそのまま流れを下がって釣って二尾目

　ちょっと小振りだが、ここはまだまだ魚が残っているようだ。ここまで来て釣る人はあまりいないのか？

　あまり追求せずに下の淵の流れ込みや緩い流れを泳がせながら下がっていくがあたりはない。最初のところに下ってきて、囮が変わっているので期待して流すも人工おとりと同じ無反応、さらに下って無反応、下まで行くも無反応で、やめてゆっくりとしようと竿をたたんだ。

水温は２５℃くらいか

　軽トラで一人の年取ったおっちゃんが今年は釣れんと言いながら話かけてきた。どこで釣れるかなどというので下の方とか川の真ん中とか良いんでは、この辺はあたりがないよなどと話すも、この淵の落ち込みぐらいでないと取り込めないなどと言って竿を出していた。

　戻ってお湯を沸かしインスタントの味噌汁に巻きずしにお稲荷などを食べてゆっくりする。椅子で転寝をしていると先ほどのおっちゃんが来て、やっぱり釣れんと言って話しかけてきた。「去年は年間で８０尾ぐらい釣ったが、今年はまだ７匹だ。もう鮎釣りやめる。」ようなこともいいながら帰っていった。この調子だと確かにそこいらでは簡単に釣れない（魚が釣られすぎていて少ししか残っていない。）感じだ。

　その後誰も来ずに２時を回ったのでそろそろと入川してみる。下の瀬の左岸を探る。悲しい習性で、やっぱりすぐ下の瀬からねちねちとせめて養殖囮がだんだんと沈まなくなる。おもりを付けていく。かなり下がったところでいそうな雰囲気。おもりを付けてじっくり探るも根がかりしてしまう。仕掛けを刷新して、囮を最初に釣れた大きいのに変えて泳がす。かなり時間がたったのか囮は赤くなっている。

　

　そしてついに昼から一匹目、小さいけど囮がやっと変わった。

　それからほどなく立派な鮎がきた。

　その後３匹目は返しぬくもなぜか落としたところでいなくなった。次にかかるも落ち込む前に抜こうとするとロケット弾が飛んできた。なかなか３匹目が来ない。ここはあきらめてしたに下る。

　急瀬が終わったところから竿を出す。何故か緩い浅いところで

　やっと三匹目

　同じエリアでその後2尾追加した。なんでこんなところに大きな鮎がたまっているのかな？

　５時を回ってきたので上りながら急瀬を泳がせる。囮が大きいので錘もなくてもそこに入っていく。

　しばらく登っていくとドーンと来て一尾追加。

　さらに登るとギューンと来て一尾追加かなり大きそう。

　これに変えてさらに流れのはやそうなところまで上がるとグイーンと大きなあたりからどんどん上に登っていく。これは取り込み楽勝だなどと気を緩めたら対岸の石の先に突っ込もうとするの戻そうとするもすでに遅し。魚は石の裏から入って巻いて何故か石と石の隙間から手前の方に出てきたようでどうにもならない。こんなところに石と石が上の方がくっついていて下が開いて穴が開いているものがあるなんて。緩めてしまうと二匹の魚は下がっていく。緩めながら少し引いたりすると魚が泳いで登って目印が出てくる。けれどこれ以上は動かなくなる。二度緩めては引き出したりするも埒が明かない。竿をこのまま離して川を着る手もあるが、時間がかかりすぎて怖くてできない。しょうがないので泣く泣く引っ張るとさすがのハイテンションワイヤー０．４号も擦れた場所から簡単に切れた。これでつ抜けで気持ちよく終了だと思ったら、大変なことになってしまった。

　やめたと思い竿をたたもうとするが３番がなぜか入っていかない。なんでと思いながら引き出してみてみるがきちんと４番からは緩んで外れている。切れた仕掛けを穂先から外す。なんか巻こうとすると天井糸まで流してしまい仕掛け一式なくなった。それはもうどうでもいいけど問題はこっちのほう。尻栓をはずして中を引き出してどうなっているのか、何が原因なのかわからないまま、何とかたたんで尻栓を占めて帰ろうとすると二匹の魚がまだ岩の間から出たところで泳いでいる。それならと落ち込みの上に回って瀬を渡り中州に出てやっとたどり着くと、そこには魚の影もテグスも何もなかった。

なんでこんな風に穴が出来ているんだと思いながら、また少し流されながら川を切ってやっと左岸にたどり着いた。

　かえって魚を囮缶に移し替えていると、釣れましたかと天ヶ瀬鮎遊会のＡさんという方が話しかけてこられた。

　大きさを測ってみたりして２８．５㎝ぐらいあったが、

（ピンボケです）結局御前２尾午後６尾の合計８尾でした。

　Ａさんの話では天ヶ瀬で尺鮎が出たとのこと。明日行ってみよう。

　アユを片付けて、竿をよく見てみようと尻栓を取って出してみるが、３番の元のところと、４番のすげ口の部分に少し傷がある。やっぱり２番が先に落ちて入らなかったのかなと思ってよく見ると「ない、二番がない。穂先もない。」あわててライトをもってトラブルのあった場所に急いで戻る。坐骨神経痛がなどと言ってられない、自分でも思う驚異的な速さで現場に戻って、現場からどんだけ流されたのかずーッと下の方まで可能性のある所をしっかりと見て回った。一通り３０分ほど見て回ったが何もない。浮いてさらに流れて行った可能性はある。どこかに引っかかっていないかとみては回ったが、ついに神は我を見放したかと思いながらまた現場に戻るとほぼトラブルのあった場所の底になんか長い黒い細いものが落ちている。「やったー穂持だ！」腕を伸ばしてつかんで、中を見るも穂先はなかった。やっぱ穂先は浮くのかな？などと思いながら、暗くなってきたのでこのあたりでやめて明日また朝日が差してから探索することにして、穂先は保証の対象になるから出費は防げたな「よかった。」と安どしながら車に戻った。

　橋の上で誰かがずっと先ほどから釣っていたので、話しかけると杖立に行ったけどダメだったとのこと。片づけて今日はもう帰るらしい。まだ若い人でした。明日も仕事で忙しいとのこと、その中で時間を作りながら、皆さん鮎に魅せられている。何はともあれ行動することはいいことだと思う。今日みたいな事があっても、何もしないで人の事をとやかく言うより自分でなんでもやってみる。これが私流の楽しく生きるコツだと思っている。

　今日は素晴らしく星がきれいな夜でした。ケメコはいないけど。

＜今日の仕掛け＞竿：ダイワ硬派大鮎１００N
・大仕様
天井糸　　2.0号
水中糸　　０．4（ハイパーＭステージ→ハイテンションワイヤー）
つけ糸　　１．5号
仕掛け糸　２．5号
鼻カン　　8号
ハリス　　２．5号、３号
針　　　　二本ヤナギ荒瀬１２号・１０号（オーナー）

　　　　　二本ヤナギギガハード要１２号
　　　　　３本錨龍の太軸９号

　　　　　４本錨龍の太軸１０号
背針：常時使用
錘　：養殖おとりで２．５号まで

＜その他＞

・硬派大鮎重いけど使い慣れきてこの程度の魚ならばゆるみに寄せて何とか抜ける。やっぱり竿がしっかりしていて、銀影大鮎９０よりも１ランク強い竿で、簡単に寄ってくる。いい竿です。

・仕掛けはつけ糸を１．５号付けました。問題なく丈夫でした。

・針は荒瀬のヤナギ１２（号元）と１０号（先）が何となく非常に良かった。荒瀬二つでは重すぎか？要１２号二つはさすがに重すぎでした。鮎に刺さるとそれだけで鮎が弱るような気がします。真の大物使用ですね。

・龍の太軸は安定してＯＫ。

・今日の仕掛けでは何も問題なく簡単に釣れそうな気がする。

　今日もいろんなことがあり、大変な事件で厳しい一日となりましたが、許せる一日でした。（本当は許せない！！）

　皆さん有難うございました。

明日に続く。