今日は母の日。
先日お花を送った(まさに送った)ので、きょうは何もしなかった。
母のことは何回か書いている。
きょうはいつか書きたいと思っていた出来事を書くことにした。
それは2年前の夫の母の葬儀の時ことだ。
出棺の時にじんべ(夫)は、友人達と一緒に
まるで葬儀とはかけ離れたことをした。
普通はそれ結婚式かパーティーだろうと言うようなこと。
(あまりにも変わっているので具体的に書きませんが勘のいい人はわかるかも)
無宗教の葬儀にし、司会の方に進行していただくと言うことでも、
既に普通と違ってはいたのだけど・・・
司会の人は、
「にぎやかなことがお好きだったお母様を明るく送り出そうと言うことで・・・」
見たいなことを言っていた。
その日、私は母と一緒にいた。
私は出棺の時の様子を見て、信じられない、という顔をしていたのだろう。
母はそのあと、火葬場に行くバスで話してくれた。
「知らんかったでしょ。さっき司会の人と相談して決めてたよ。
じんちゃんがいいですかって聞いたら、いいでしょうってことになってやったのよ。
じんちゃんに「なんであんなことやったの」とか言わんときや。
いいと思ってやったことやねんから、「よかったよ」って言うねんよ。
済んだことなんやから、「よかったよ」って言うんよ。」
母から聞かなかったら絶対そう言ってた。
あまりの悲しみに普通でなかった彼に責めるようなことを言っていたと思う。
結局、その後そのことには触れなかったと思う。
おおらかな母、相手を思う母、
そんな母に育てられたわたしは幸せ者だ。
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