心配だったから帰ってすぐ連絡した。いつもより遅かったので心配していた。
ちょっと話そうかとは思ったが「しんどなったから寝ようと思ってた」というので、「すぐに寝て」と言ったのが5時ごろ。
そのあともトイレに立ったみたいだけどずっと寝てて電話のタイミングがなく…
やっと9時半ごろ目覚めたので電話した。「夕飯食べた?」と聞くと「食べた食べた」と言う。
「よく忘れるから見てきて」と言うといやいや見に行ってくれた。
「半分残ってるから半分食べてたわ」と言う。
いつの間に?
「食べてたらよかったわ、またしっかり食べてね」と言って電話を切った。
ちょっと気になったのでそれから台所をリングで見守り。
すぐに食べない、洗い物をしているみたい。
そのうちなんと、見守りカメラの方に近づいてきてわさわさ動かし始めた。スマホを見るとマイクがオンになっていた。
ではと、「ママ、ごめんびっくりした?」と言うと「ああ、猫の声がしたからびっくりして…どこから聞こえるんかと思ってた」とのこと。
母が後ろ向いていてよく見えないから指で拡げて大きくしたりやってるうちにマイクを押していたみたいだ。
その時にいつものちょびのがなり声がしたから、びっくりさせてしまった。ライブでこんなに長く見てたことがなかったので熱中したみたいだ。
私は「ごめんね間違ってマイク入れてた」と言い、「それまた付けといて」と言って付けてもらった。
あの状差しのところがコード的にも角度的にもちょうどいいのだけど、どうもはめ込みにくいみたいで、
「テーブルの上にまっすぐ置いた方がいいよ。ここの方が置きやすいし」と言って置こうとする。そこだと前に物があって何も見えない。こちらから見てるとは言ってないのでそうとも言えず、「そこじゃない方がいい」と言って2度ほどそこに置いたけど、もと通り置いてくれた。
でもちょっと上気味。もう少し下のガスファンヒーターが映って欲しかった。もう少し下向けてと言って、ちょっと右向きだったけどよしとした。
復活してほっとした。
こんなことやって母はうすうす見えてるのに気づいてるのでは?さてさて。
「なんかしてたの?途中になったね」と言ってマイクはオフにした。
「なんかしてたかな?」と言っていたが、そのあと見たら鍋が焦げたのかシンクでジューって言って大湯気が上がっていた。
そのあともライブを見た。
テーブルにどんぶりがのっている。きっとこれが今日持ち帰った夕飯。
見てるとどうもまるまるあるみたいで、お茶碗を出して半分にしている。残りは冷蔵庫にいれる。
分けた半分をレンジで温めて、カップのコーヒーか何かも温めて応接間に行った。
簡単に書いてるけど、なんだかゆっくりで、その間にまた洗い物したりで30分以上かかっていた。
半分食べてたのはウソだったけど、ちゃんと半分にして食べる準備をしてた。
レンジもちゃんと使ってるし、がんばってるなって感心した。
さっき電話した時に、「なんか困ってない?」とか「不安なことない?」とか聞いても、「ちゃんとやってるから大丈夫。慣れてるからしっかりやってるから」と気丈だった。
朝はやっぱりなんか変だったのだ。あのままどうなっちゃうんだろうって心配したし、朝みたいに「頭おかしなった」なんて言われたらなんて言おうかと思ってだけど、いつも通り話せたから、今は安心している。