いつも単身で、ひょいと車で出かけるだけなのでいままで私は「旅らしい旅」をしたことがなかった。
むしろ、旅を意識したことがなかった。
ことさらに旅を考えていなかった。
旅って・・・
・自分のための旅、誰かのための旅
・親子のぬくもりをたしかめる旅
・思い出、記念写真を撮るための旅
金閣寺をゆっくり巡って、朱印帳のページを埋めたあと父も母も、もうおなかがすいたという顔をした。
JR「円町(えんまち)駅」の南、二条城のすぐそばJR[二条駅」前に
立命館大学法科大学院「朱雀キャンパス」の新しい建物がある。
長女が、そこの最上階にあるレストランへ祖父母を案内した。
こんなところに食堂があるの? という祖父母に対して、
今や大学レストランはリーズナブルでいいよ~と長女。
同志社大学にも京大にもいいレストランがある。
長女がまだ学部生のころ、私は長女といっしょに京大レストランは経験済みだ。
少しずつ出てくるお料理に、おなかをすかせているみんなは黙々とフォークを重ねる。
あっ、そうだ
撮らなくっちゃと思った時にはもう食べかけている途中。どういうわけか食事はいつもこう。
▲本日入荷のお刺身サラダ キノコのマリネと九条葱のソース
それから、それから
▲柔か京もち豚の香味蒸しロースト ~丹後産マコモ茸と旬菜添え
見た目と若い人にはいいけど、一切れいただいたあと父は孫に譲った。
旅の楽しみの一つに食もあるんだ。