こんばんは、deracineです。
またまた、書きたいこと、書きたかったことは置き去りで・・・。天竜川の事故について書きます。
新米ガイドとして、ある会社と契約し昨年から川でお客さんの相手をさせてもらっています。
カヤック自体はかれこれ5年ほどです。といっても本格的にやり出したのは3年目かな?という状態です。
まあ、3年目には自分のボートを購入しているのでそこそこ漕いでいました。
私よりもスキルが高い方なんてのは沢山沢山います。
レスキュー・接客・etc、目下勉強中という部分が沢山あります。
まだまだ、理想のガイドまでには道のりは遠いです。
で、レスキューといってもロープ投げたりとかそんな基本的なことはもちろんできます。
ただ、よりシビアな環境になった場合にどうするか、お客さん以外でもし流されている人がいたら?
いろんなケースを考えています。
仮に生命を確保できたとしても、酸素を脳に伝えられなくなって3分で深刻な後遺症が出てしまいます。
ただ、お客さんであれば、ライフジャケットをきっちりしてもらっているので、外れたりしていなければ、かつ、流され方が大丈夫であれば、
まず大きな事故には繋がらない。常にきっちり装着できているかには目を光らせる必要はありますが。
あと、危険な場所も大体は把握しています。
もちろん、打ち身とかになるような場所は把握しきれず、私自身体中生傷だらけになってしまっていますが。
お客さんを見ているとどうしても自身のケアがおざなりになってしまいます
まあ、経験年数、技量がどの程度か、ということはさておいて、あくまでもプロなのです。
今日も、一人でツアーを行う程度には信頼されている模様です。
で、話を戻すと天竜川の事故です。
正直、最初に話を聞いたときに、船頭が行方不明になったという時点で転覆を想定していないということは想像に難くありませんでした。
今回事故の起こった天竜川を私は下ったことも、見たこともありませんので、流れがどうとかそういうことを言うつもりはありませんし、言えません。
ただ、初めから船頭が流されたということについてはものすごい疑問でした。
今回舟は3艘あり、真ん中の舟が転覆。
後続の船頭が通報、前後の舟で救助、といった流れだったようですが。
もしも、お客さんが少なくて一艘だけで進んでいたらどうだったのでしょうか?
船頭が流されているということは、もっと大きな事故に発展してしまっていたように思います。
そもそも、事故に気づくまでにどの程度の時間がかかったか。
レスキューを要請するまでにどれだけ時間がかかったか。
唯一の難所←知ってるじゃないですか。
ほかの場所がどれだけなだらかであろうと、その難所で流されてしまう場合の想定で動かないでどうするんですか?
船頭さんもお亡くなりになっているので、こういう発言は非常に心苦しいのですが、
運航会社にしても、船頭さんにしても、あまりに無責任です。
考え方は色々あるでしょうが、私は、引率者は引率される人すべてが亡くなったとしても生きて帰ってこなければいけないと思っています。
万全を期しても、どうしようもない事故ってのは自然相手である以上0にすることはできないと思います。
良い悪いは別にして、なぜその事故が起こったかを説明する責任があると思います。
以降、そんな事故が起こらなくするためにも。また、救助を要請するためにも、救助を行うためにも、絶対にガイドは自身の身を守らなければいけない。
二次災害になるような救助を行ってはいけない。
どんなお客さんでも、楽しませて、怪我ひとつすることなく、また何度も来たい、心の底から楽しんでもらえる、夢のような体験をしていただく。
もちろん、そういう満足度を向上させる部分は大事です。
でも、それ以前の部分のお話。
正直遊覧船の船頭の装備なんかは知りません。
ですが、おそらく遊覧船の運営する会社達の組合や協会みたいなものはあると思います。
死者がでた事故というだけではなく、その可能性の高い事故の情報収集、防ぐためにはなないが必要か?
船頭の装備や、危険回避。きっちりとやって同じ川でのサービスを提供するものとして、考えていただきたい。
また、当然我々もそんな事故が起こらないように常に危険に対してのアンテナを張り、事故が起こらないように気をつける。
楽しませるってことは必要ですが、それ以前の部分、気を引き締めなければいけないと思っています。
またまた、書きたいこと、書きたかったことは置き去りで・・・。天竜川の事故について書きます。
新米ガイドとして、ある会社と契約し昨年から川でお客さんの相手をさせてもらっています。
カヤック自体はかれこれ5年ほどです。といっても本格的にやり出したのは3年目かな?という状態です。
まあ、3年目には自分のボートを購入しているのでそこそこ漕いでいました。
私よりもスキルが高い方なんてのは沢山沢山います。
レスキュー・接客・etc、目下勉強中という部分が沢山あります。
まだまだ、理想のガイドまでには道のりは遠いです。
で、レスキューといってもロープ投げたりとかそんな基本的なことはもちろんできます。
ただ、よりシビアな環境になった場合にどうするか、お客さん以外でもし流されている人がいたら?
いろんなケースを考えています。
仮に生命を確保できたとしても、酸素を脳に伝えられなくなって3分で深刻な後遺症が出てしまいます。
ただ、お客さんであれば、ライフジャケットをきっちりしてもらっているので、外れたりしていなければ、かつ、流され方が大丈夫であれば、
まず大きな事故には繋がらない。常にきっちり装着できているかには目を光らせる必要はありますが。
あと、危険な場所も大体は把握しています。
もちろん、打ち身とかになるような場所は把握しきれず、私自身体中生傷だらけになってしまっていますが。
お客さんを見ているとどうしても自身のケアがおざなりになってしまいます
まあ、経験年数、技量がどの程度か、ということはさておいて、あくまでもプロなのです。
今日も、一人でツアーを行う程度には信頼されている模様です。
で、話を戻すと天竜川の事故です。
正直、最初に話を聞いたときに、船頭が行方不明になったという時点で転覆を想定していないということは想像に難くありませんでした。
今回事故の起こった天竜川を私は下ったことも、見たこともありませんので、流れがどうとかそういうことを言うつもりはありませんし、言えません。
ただ、初めから船頭が流されたということについてはものすごい疑問でした。
今回舟は3艘あり、真ん中の舟が転覆。
後続の船頭が通報、前後の舟で救助、といった流れだったようですが。
もしも、お客さんが少なくて一艘だけで進んでいたらどうだったのでしょうか?
船頭が流されているということは、もっと大きな事故に発展してしまっていたように思います。
そもそも、事故に気づくまでにどの程度の時間がかかったか。
レスキューを要請するまでにどれだけ時間がかかったか。
唯一の難所←知ってるじゃないですか。
ほかの場所がどれだけなだらかであろうと、その難所で流されてしまう場合の想定で動かないでどうするんですか?
船頭さんもお亡くなりになっているので、こういう発言は非常に心苦しいのですが、
運航会社にしても、船頭さんにしても、あまりに無責任です。
考え方は色々あるでしょうが、私は、引率者は引率される人すべてが亡くなったとしても生きて帰ってこなければいけないと思っています。
万全を期しても、どうしようもない事故ってのは自然相手である以上0にすることはできないと思います。
良い悪いは別にして、なぜその事故が起こったかを説明する責任があると思います。
以降、そんな事故が起こらなくするためにも。また、救助を要請するためにも、救助を行うためにも、絶対にガイドは自身の身を守らなければいけない。
二次災害になるような救助を行ってはいけない。
どんなお客さんでも、楽しませて、怪我ひとつすることなく、また何度も来たい、心の底から楽しんでもらえる、夢のような体験をしていただく。
もちろん、そういう満足度を向上させる部分は大事です。
でも、それ以前の部分のお話。
正直遊覧船の船頭の装備なんかは知りません。
ですが、おそらく遊覧船の運営する会社達の組合や協会みたいなものはあると思います。
死者がでた事故というだけではなく、その可能性の高い事故の情報収集、防ぐためにはなないが必要か?
船頭の装備や、危険回避。きっちりとやって同じ川でのサービスを提供するものとして、考えていただきたい。
また、当然我々もそんな事故が起こらないように常に危険に対してのアンテナを張り、事故が起こらないように気をつける。
楽しませるってことは必要ですが、それ以前の部分、気を引き締めなければいけないと思っています。