deracine雑想誌

日々にあったこと詩でも書いていきます。

カメラアイ

2024-12-23 22:44:51 | 独白
こんばんは、deracineです。

少しデリケートなお話です。決して診断等を受けたわけではないので、素人判断なのですが。

自分自身の特性について。
ずっと認識していませんでしたが、特にここ10年程度でしょうか。自覚したものがあります。

まあ、もともと生きるのがへたくそな人間でしたが、最近は発達障害、ADHDといった言葉に触れることも増えて。

程度の差はあれ、自分がそういう領域に片足は突っ込んでいる気がします。

で、タイトルです。カメラアイとは「まるでカメラのように、目で見たものをそっくりそのまま脳にしまうことのできる能力」 のことです。
自身に振り返りみると少し違いますが。

記憶力が少し特殊です。
具体的に言えば、話した内容や当時の感情をビデオカメラの記録のように記憶してしまいます。なんとなく、カメラアイに対してビデオメモリーとでも言いましょうか・・・。
勿論すべてではありません。何が原因?と言われればトリガーは不明ですが、ある程度思考を伴った記憶は7割がた記憶していると思います。
ざっくりとメモを取っていればそれを起点にお互いの話した内容はほぼ再現できます。そして、かなりの期間忘れられません。

なので、他人から言われたこと、いつまでも覚えていたりします。言った当人は覚えてないのでしょうが、私の中ではいつまでも残り続けるという・・・。

で、いい面でいえば、仕事でソフトウェアの窓口業務の取りまとめのようなことをやっています。
基本的にある製品については90%私が関与しているのですが、ざっくりではありますが、大体の内容を覚えています。もちろん記憶違いもありますが、一度やった内容、という程度のことは大体すぐに思い出せます。

まあ、これはいい方向なのですが。
キチンとコントロールできません。資格試験とかに使えたらいいのに、ということもそうです。
もっと悪い方向でいえば。小学生のころいじめを受けていた記憶など、さすがにフラッシュバックする機会は減りましたが、それでも感情ごと思い出します。

カメラアイの方のデメリットとほぼ同等でしょうか。
そして、多分特性も近く。ただ、視覚優位でも音声優位でもなく、場面・状況優位という感じなのでしょう。人との一連の会話、テキストのやりとりを記憶します。脳の使い方が、多分普通の人と違うんだろうなと。
昔から他人の気持ちを慮ることができないときがあったり。
大人になって抑えられるようにはなりましたが、癇癪もちであったり。
やや双極性な気質であったりという特性。
音声過敏な点、注意力散漫な点は今でも。

まあ、そういって自分のことを甘えさせているのかもしれませんが。

で、私が過去に縛られるのは根本的な性質と相まってこの特性が強いせいなのだと思います。

自身の立てた誓い・制約。誓った時の思考をすべて覚えているがゆえに呪いの様に澱の様に。私にのしかかり、縛り続けます。

以降駄文。
ある人とのやり取り。資格試験で落ち着いたらって言っておいてよかったなぁ。
まあ、距離感バグってしまっていたせいで、気づかれてしまっているとは思うけども。

で、10月に話してしまっていたらこんなことを言ってしまっていただろう。迷惑千万ですね。

まだ、心の一番深い場所に残っていた。一番の人ではもちろんないけれども、深層の中に残していた。
別にそれを消すためにコンタクトを取ったわけではありません。
ただ、本当は完全にシャットアウトできるのであれば良いのでしょうが。
この特性がそれを許してくれそうもありません。

だから、苦しむのはわかっていても。どうでもいい存在になり下がったことを心に刻み込む必要があったんだろう。
そして、君が幸せであることを知る・・・。

違うなぁ。素直に、単に。声が聴きたかった。それだけかな。
本当は望まれていれば叶えたい。それを言い訳にして。
でもそれを今更言う意味はない。

もう一番ではない。親友たるを望むのも今更よ。
きっと、素敵なことがあったら。気が向いたら報告する、そんな関係くらいかな。
素直に言えば、怖いんだ。
理解しているから。なんでもないということを。

ただ、ずっと自分が悪いと思っていて。別れたのも一番どん底な時期でもあって。自分の中にけりを付けられていなかった。

結局、会うこともない。そして、私が望んで話すこともない。
こじらせた記憶を。もつれた糸を解すのに、20年もかけるなんて、なんて不器用なんだか。あきれてものも言えませんね。

精一杯の強がりは
ほんの一言で壊される

惚れた弱みはいつまでだ?
そろそろ、もう、いいだろう?


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