deracine雑想誌

日々にあったこと詩でも書いていきます。

Because I love you Ⅰ

2011-10-24 03:18:18 | 
君からのメール
不意に呼び覚ます感情

閉じ込めてたはずなのに蘇る



鼻をくすぐる君の香

果たせぬ誓い。

還らないと知った想い。

それでも、愛してる。
言いたく無かった言葉。

永遠を信じられたあの夏。
嘘だと知った、秋。



いくらでも言葉はあるのに
止まる筆。

重みに、圧倒されている。

追憶

2011-07-19 03:39:06 | 
一つの季節が、終わりを告げる

それはまるでそよ風のよう

さわやかに、軽やかに

ちょっとだけ甘酸っぱい思い出を載せて

新しい季節が、これから始まる

それはまるで稲光

荒々しく、禍々しい

ただ、鮮やかに照らしていく、意思を、これからを

過ぎ去った季節を見捨てるために

何処へ行くのか知らず
誰と歩むのか知らず
何を願うかも知らず

それでも、歩き出す
傷つき、倒れるとしても
前に進もうか。


何かを願い続けよう。
君のことは別の誰かが幸せにしている。
もう、心をあけておく必要はない。

アクセントの変わった話し方。
同じ声が、違うと教えてくれた。

これからは、俺は俺の為に。
君は君の為に。

引き寄せあった引力が、再び引き寄せあうことはなく。
背負うことすらすでに不要。
なればこそ。

新しい季節、時代を紡いでいけるもの。
この両手、両足。

精いっぱいの強がりと、愛で。祝おう。
ありったけのいらだちで、踏みしめよう、かみしめよう

なにもない俺を。
空っぽな俺を。

そして、これから精いっぱい詰め込んでいく。
あいた穴は埋めない。代わりをもう、求めない。
特別であることを望まない。

ただ、今は、進もうか。

足跡

2011-07-14 02:39:11 | 
足跡ができていた。
行ったり来たり、水たまり。

ぬかるんで、脱げてしまった靴

あるときは長靴。
あるときは裸足。

あるときは・・・・。

飛べたら、幸せなのにね。
飛べる人にあこがれるね。

でも、俺に翼ははえちゃない。

あるのはこの両足と、両腕と。

這いつくばっても転がっても。
泥臭くったって、歩いていこう。

あの時の心に誓って・・・。
あの時の最初の足跡を思って……。

miss you

2011-06-30 03:31:01 | 
愛していない それは嘘
君の声を聞くたびに
今も心は震えてる
心が握りつぶされそうだよ

思い出が、許さない。
君のことを忘れる術を
君のことを嫌う・憎む術を

選べたのはただ、
傷つけぬよう触れぬよう
心から、引きはがしていくこと・・・


愛している それは嘘
君の笑顔を思い出す
それは今の君ではない癖に
それでも、崩れそうな心

時が降り注ぎ
互いに選ぶ道違え

君が誰かの物になる
そのことに
君が望まぬならば
耐えられるはずもない

君は平気かい?
せめて・・・望んでさえすれば。

飲みこんだ言葉・想い。
いつまでも日を見ることは無い。

こんな時が来るなんて
知る由もなかったあのころ。

君みたいな人がいるなんて
知らなかったあの頃

どちらが幸せだ?
答えのないまま
鳴り響く鐘

君はとっても優しくて
ホントにとっても残酷で

そして俺しか見えない俺は
変わらないまま
変われないまま

一つの季節が終わりを告げる


かつての雑想ノートに準じて一言
多分、ね。
好きとかなんとかってのもあるんだけど。
自分が抱きしめていた人がほかの誰かにを選んだってことが、俺よりその人を選んだという事実が、せつないんだ。
ちんけな野郎だなぁ。
何もしてこなかった俺に、史の幸せを阻害する権利もないし、いらだつことすら、お門違いなのに。
”結婚した”って連絡にいらだった。
元恋人として、親友として。どちらでもないとの思いも込めて。
だから揺られながら。それでも、遅々として遅いのですが、明確に出口に進んでいます。

自分の位置の再確認

2010-02-22 03:01:10 | 
こんばんわ、deracineです。

自身の詩についてですが・・・。

一時期あまりにも詩が堂々めぐりしている気がして、書くのがおっくうになってきて。
最近全然書いてなかったものの、少し心境が変わりましたので。

さて、みなさん詩を書いたことおあり案すか?
みなさんにとって詩ってなんでしょうか?

詩を書いたことのあるなしで、違うとは思います。

なぜ、詩を書こうと思いましたか?
私は学校の宿題が原因でしたが・・・。

私にとっては詩ってのは自分を表現するためのフィールド、といったところでしょうか。

詩を書くまでは、詩というのはまあ、誰かが作ったものをなんとなく受け入れていました。
誰かが作った曲・歌、または詩を。

でも、宿題が終わっても書いているんです。
歌手の歌なんてプロが作っている中で、私なんぞがなんで書くんでしょう?

2つあると思います。
1つは自分の心を解き放ちたいから。
他に対して自分自身を発信したいから。
ひねくれ者なので、なかなか素直には言いません。
でも、詩なら。そして、ただ贈るだけではなく、一段奥に沁みこませた言葉まで贈ることができる。
そんあ自己満足ですが、こだわることができる。

2つ目は物足りなくなってきたのです。
いつのころからか、満たされなくなってきた。
誤解のないように言いますが、今でも大好きな歌、歌手、いっぱいいますし、カラオケなんかでもよく歌います。

でも、なんか足りないんです。
慣れてしまうってのもあります。
今が常に動き続けている以上、普遍なんてものはなく。

今の自分では違うなぁとか。
なんか物足りない。
歌が変わったわけでは無く、自分が変わっていくうえで。

みんなの為の詩と、その人の、自分の為の詩。
指向性が違う詩。

その所が、一番違って。
わがままになったのか。
自分の為の、相手の為の詩を書きたくって書いているんですね。

だから、数日前に友人と長話をして。
ふと気付いた気がします。

マンネリ化しておんなじような詩ばっか書いていた時も、現実が堂々巡りだったからにも思います。
他とかかわり続けることで自分が構成されている部分も大きくて。

大学のころの友人と語り合う中で。
自分の考え方、スタンス、いろいろと、考え直す機会に恵まれ。

詩がすごく書きたくなりました。
下手でもなんでもいい。
世に出す出さないもどうでもいい。

想いを形作る詩、それに魅せられちまってんだろーなぁ・・・。

ああ、何のまとまりもない文章だ。
しかも詩を書く時間がない(笑)

まあ、ようは詩を好きなら楽しんで色んな歌を書いたらいいよっていう詩ごくありきたりな結論です。
そんなことをつらつらと考えていました。