deracine雑想誌

日々にあったこと詩でも書いていきます。

リビア政変~カフダフィ大佐処刑について思うこと~

2011-10-24 02:23:00 | 天下国家を論ずる身には在らざれど
こんばんは、deracineです。

え~、政治的な見解については人それぞれあると思いますので、少し、そっちよりな物についての見解に関してはこのカテゴリを利用します。

さて、リビアの現状について、残念なことがあります。
あくまでニュースの内容を読んでいて思ったことですが。

カダフィ大佐がどうも、降伏後、処刑されたようです。
そのことについて、とても残念に思いました。
カダフィ大佐がどういうことをしてきた人か。
処刑されたことそのものがどうとはいえません。

ただ、リビアという国が、今後の民主化・法治国家としての礎を作り、その道を歩むという意志を、対外的にも内的にも、表明する最大の場面を失ってしまった。
いえ、現時点で、その能力がないという事を対外的に表明してしまった。

恨まれるだけの事をしてきたのでしょう。
ですが、その熱を持って、暴力のみによって国は作れない。

現時点で、すくなくとも、反カダフィのすくなくとも主導的立場の勢力で、そのことを理解している人間がいないだろうことが、残念であり、下手をするとさらなる混乱を招くことになりかねない。
さらに言えば、外国の介入を安易に招いてしまうことにもなりかねない。

そのことが残念でならない。

独裁者を倒すのは独裁者であってはならないのであるのだから。
無辜の民のことを思えばこそ。

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