ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

私は空想する

2021年07月09日 | 日記
東京から女房の実家の人たちが遊びに来たので、半日かけて、わたしの大阪を案内した。

地下鉄で淀屋橋まで移動し、まずは適塾である。どこまで緒方洪庵時代のままなのかよく分からないが、二階のだたっぴろい部屋は、幕末に福沢諭吉などがひしめき合って勉強した部屋そのものだとか。

次に歩いて中之島へ。府立図書館の偉容を仰ぎながら、そのとなり、同じく見事な建築の大阪市中央公会堂に降りて行き、食堂でコーヒーを飲む。さて次がメインイベントである。

公会堂から少し歩いて、東洋陶磁美術館に入る。ここは本当にすばらしい。陶磁器のことなど知らないわたしでも、何度行っても感動し放しである(テレビ東京の「鑑定団」で、焼物の写真にはたいてい「東洋陶磁美術館」というキャプションがついている。と思う)。義父母は大喜びである。

さて、もう一度大阪駅までもどり、JR環状線で鶴橋へ。電車が止まってホームに出ると、そこはもう焼き肉の匂いが立ちこめている。駅のホームなのに。改札を出ると、そこには無数の焼肉屋。焼肉屋以外のものはないのか。それじゃ、鶴一にでも。今度は義弟が大喜び、食うわ食うわ。さすが若者。

こうしてわたしの大阪案内は大好評をもって終わった。明日、東京に帰るのを見送るときには、駅の売店で喜八洲のきんつばを買って持ち帰ってもらおう。