ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

排除の論理 2021

2021年07月20日 | 日記
なんとかいうミュージシャンが辞任した件。大会関係者も新聞、放送も「当然」だとして、「人権」を振りかざす。

この人、今でも障害者をいじめてるんですかね。

過去の悪行が世界中に知らされて、(自分から辞職したかたちで)クビになる。自業自得かしらんが、どうも窮屈でなんだかいやだ。キモチワルイ。

昔のマンガ

2021年07月19日 | 日記
小学生のころ少年ジャンプに「ぼくの動物園日記」というマンガがあった。作画は飯森広一。主人公は動物園の飼育係で、モデルは西山登志雄。カバ園長として有名だった。物語はたしか一話完結スタイルで、毎回若いトシオ君の悪戦苦闘を描いた。

獏が出てくる回があった。トシオ君の園で、初めて獏を飼いだしたのだが、困ったことにこいつがまったく糞をしない。担当でないトシオ君までが頭を抱えて悩み、たしか自腹で獏を買って(!)研究する。その甲斐あって、獏が池の中で脱糞するのを目撃するトシオ君。知らせを受けた担当飼育員が、獏の尻にホースでざあざあ水をかけてやると、出すわ出すわ。「そーか、獏って水の中でウ〇コするのか!」というセリフがあった。

ウォシュレットの水圧の刺激で便意をもよおすたびに、あのマンガを思い出すのである。

男たちの顔

2021年07月18日 | 日記
『プロ野球カラー名鑑2021』(ベースボールマガジン社)をめくってみたが、ほとんどの選手たちがだらしない顔で写っている。歯を見せて笑っているのが見苦しい。いつから男がこんな顔をするようになったのかな。

そのなかでヤクルトは、選手もコーチ陣も口を閉じてまじめな顔をしている。こっちの方がずっといい。

歯を見せてもさすが異彩を放っている?のが、日ハムの中田翔。すごんでいるようにしか見えない。本人は笑顔のつもりなのかな。


ああ源氏物語

2021年07月17日 | 日記
与謝野晶子訳で源氏物語を読み進めているところ(原文が入手できない環境なので、以下、あくまでも与謝野訳に基づいて記す)。

序盤はぶっ飛んだ展開で驚愕させられたが、途中から調子が変わり、なんだつまらんと思っていた。しかし、光源氏が玉鬘に妙な気を起こすところで、またものすごいことになっていた。

「胡蝶」では、それまでと豹変して玉鬘に迫り出す源氏の長科白がすごい。とんでもない論理でのけぞらせてくれる。地の文も「変態的な理屈である」と言って煽る。

続く「蛍」では、いつの間にか源氏が小説論を展開しはじめる。虚構の登場人物が虚構を論じ出すという、筒井康隆みたいなことをする、と思っていたら、そこから源氏はさらに一歩進んで、「ありふれた小説の型を破った小説にあなたと私のことをさせましょう」と言うではないか。源氏の君は、自分の立場を何もかもご存じなのだ。ドン・キホーテでも、そこまでの境地にたどり着いただろうか。

おじさんたちは覚えてるでしょ?

2021年07月16日 | 日記
戦後の復興を象徴するできごとのひとつに、マナスル遠征がある。3回にわたる遠征の物語は、私が小学生のときには国語の教科書に載っていた。

ヒマラヤの未踏峰マナスルに国を挙げて挑んだ日本の登山隊は、苦心惨憺、3回目の遠征でついに登頂に成功した。その粘り強い努力のなかで、特に印象深いのは第1次遠征隊の登頂断念である。

第1次隊のメンバーは、国民の期待を背負い、日本初のヒマラヤ登山に挑んだ。われわれは「第1次」遠征隊とよぶが、彼ら自身は次はないと思っていただろう。海外渡航もヒマラヤ入りも、現在とは比較にならない困難をともなった。その彼らが、山頂を目前にして前進をやめ、引き返した。酸素ボンベの残量が足りなくなったからである。アタック隊の少数精鋭は、あとわずかのところまで迫っていた。しかし、リーダーは危ない橋を渡ることを許さず、登頂中止を指示したのである。

この「引き返す勇気」は本当の勇気として、国の内外から広く賞賛されたという。

プロ野球

2021年07月15日 | 日記
さして豊富でもない観戦経験を顧みて、ナンバーワンのプレイヤーといえば日ハムの外野手オバンドー。走攻守のどの姿を見ても別格だった。メジャーリーグってああいう選手がごろごろしてるのか。鬼の棲家だな。

そのメジャーに移籍していった選手も何人か見たが、近鉄の大塚とか西武の松井稼頭央とか、見た時期もよかったのだろう、オーラを放っていた。

イチローには、とりわけ外野手としてのプレイに驚嘆した。打球を捕ってから送球までの動きが速いのなんの。最初に見たのは入団3年目。まさか130試合で210本もヒットを打つとは。

新人のときの清原も忘れがたい。その日はまだベンチスタートで、イニングの合間にキャッチボールをしに出てきたのだが、後姿がなんともデカく見えた。

最近球場に行けてないだけで、「昔はよかった」などと言いたいわけではないです。

ちと軽薄では

2021年07月13日 | 日記
白川静、言うまでもなく漢字の研究者としてたいへん有名な人である。字源について画期的な考察を残した。

それはいい。それはいいが、学習塾などの漢字教材で、個々の字の成り立ちを白川説で教えるものがあるのは気になる。

いくら偉大な業績だろうが、白川説はあくまでも仮説である。小学生の教材には、やはり伝統的な説文解字(だよな)由来の説明の方がいいんじゃないのか?

NHK

2021年07月12日 | 日記
大河ドラマをこれからもつくるなら、西行を主役にするのはどうだろう。

崇徳上皇とのかかわりを軸に、いろいろのエピソードがあって、有能な脚本家、演出家なら腕が鳴るだろう(俗世を思い切って離れるため娘を蹴落とした話さえも)。老いた西行法師に、征夷大将軍源頼朝が武家の作法の教えを乞うたというのも、ドラマチックな場面になりそうだ。各話の最後に、その回にゆかりの西行和歌を、字幕と朗読とでみせるといい。

主演の俳優に人を得たら、いい作品にならないかなあ。

2021年07月11日 | 日記
泣いた赤鬼。よくあんな話を考えついたな。幼いころに初めてレコードで聞いたのだが、結末には参った。あれで終わるとはあんまりだ。 レコードで赤鬼役はたしか熊倉一雄で(青鬼は村越伊知郎?)、とにかく鬼らしさ皆無であった。

若い人たちは、おじいさんかおばあさんに「レコードって何?」と訊いてみましょうね。

鬼らしい赤鬼と言って思い出すのは、高校の体育科にいたそういうあだ名の教師である。まさに赤鬼だった。もう相当たつが、今思い出しても緊張する。じつに怖かった。

驚くべきことに、わが高校には青鬼もいた。英語科。こちらは決して怒鳴ったりしないが、とにかく授業が厳しい。昔の進学校のスタイルなんだろうけれど、ついて来られないやつは振り落とすというやり方だった。

体育の赤鬼と英語の青鬼は名字が同じ。昔の高校生はうまいことあだ名をつけたね。