魔女たち：ウォルテニア戦記短感

　１年ほど遅いのですが、２３巻が出たときの感想を簡単に。ローゼリア内戦が集結して一段落ですが、新たに活躍しそうなキャラクターが出てきてます。それも女性陣が多い。

　まずは新女王のラディーネ。なかなかの良き上司の器を見せています。そしてほぼ同年代であろうサリアさんも、今のところはさほどの実績を見せてはいませんが、なにせあの方の娘さんですから今後の活躍は期待できそうです。伊達に冒険者の格好をしているわけでもないでしょう。

　そしてラディーネ女王を支える３人の魔女(^_^)・・もとい３人の才媛。なんだかローゼリア王国の新体制はマクマスター子爵のハーレム状態みたいな(^_^)。そのマクマスター子爵の影の参謀・・、いや立派な後継者ということになる男装の麗人も忘れちゃいけません。

　「女性というだけで男よりも格下の存在として扱う古い因習が蔓延り」とシャーロットさんも言ってましたが、その歴史を誇るローゼリアにも変革の風が吹きそうです。