用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

ろくでもねぇ政党だね

2009年04月30日 06時19分27秒 | 待望解散
「小沢辞めろ」ついに連判状 民主有志議員が検討(産経新聞) - goo ニュース
 政権交代のモデルケースとして捉えられない状況だったら、こんなろくでもねぇ政党、誰が支持すんだ? 仮に目先の選挙を乗り切れたにせよ、現内閣と同様に、国民不在の政局運営に終始するのは目に見えてる。 気が付きゃ、選挙もせんと、民主党の代表がコロコロ変わることで、批判の矛先かわすような政権ができたんじゃ『いつか来た道』にしても情けなさ過ぎるよね...。
 それでもなお、解散総選挙を一日も早く実施しろ!と言い続けるのは、前にも書いた通り、今後政治に何を期待したいかと言えば、公務員制度改革が筆頭命題だと思っているから...。 何でもアメリカが正しいと言うつもりなど毛頭ないけど、オバマが主となりゃ5000人規模で、ホワイトハウスのスタッフが入れ替わるのを目の当たりにすれば、日本の霞が関でも、政権交代さえなれば同様と考えて、何ら不自然ではないと思っていたのだ。 尤も、官僚諸氏は、端からどんな政権であっても対応可能なスタッフ!たろうと、シミュレーション含めて仕事してるんだろうし、誰もスタッフ入れ替えが発生するなんて思ってないんだろうけど...。
 スタッフが入れ替えになりゃ、政治腐敗がなくなるとまでは言わないけど、腐敗の温床のひとつは、間違いなく官僚機構そのものだと思う。 行政の実施者について、コロコロ入れ替えが発生するようじゃ、行政サービスが滞るなんて寝惚けた反論されることあるけど、現首相が公言する通り、解散権は首相にあって、いつでも衆院の解散は可能であるにせよ、任期を全うするなら最低四年は仕事出来るんだし、現に首相はその権利を振り翳して解散しねぇんだから、そうそうコロコロ変わるようなことは起きないよ...。 だいたい極論すればマニフェストで、どっちか選べ?って付きつけといて、選んだ結果が行政に反映されるんであれば、それぞれのマニフェストの実行者が同一人物であることの方が不自然なんじゃないの?
 まぁ自身の思惑はどうあれ、選挙は8月以降、小沢は党内に影響力残すために四苦八苦してるが、とりあえず残す形で代表降板、下手すりゃ選挙の結果、衆参ねじれの解消なし...ってトコが、この先の流れじゃないの? バカバカしいから、この先解散しろの何のって書き立てるの止めとこう...。
小沢氏、事件触れず政権交代論 連合主催メーデーで挨拶(朝日新聞) - goo ニュース
 タローさんが失言続きだった頃も同じだったけど、この国のマスコミは、政治家としてのトータル的な実績より、その場その場の揚げ足取りに躍起になるだけで、重箱の隅気にするにしても、専用ノズルでも作ってダイソンで吸い上げようってな勢いだから、反駁する気さえ起きないね。 改めて繰り返すけど、イチローさん擁護に回る気はサラサラないんだよ。 けど、ここで言う「事件」について、イチローさんが詳らかにする/しないに関わらず、批判の矛先にしか据えていないってのは、マスコミのすべきことなのかね? 更に言えば...
内閣支持29%に回復 小沢代表「辞任を」65%(共同通信) - goo ニュース
って、ここまで話がとんとん拍子だと、今度は逆に、予定調和以外の何物でもないってな気がしてならんけど...。
 これって結構怖い話だよね...

2009年4月29日(水)17:02 共同通信
 共同通信社が28、29両日に実施した全国電話世論調査で、麻生内閣の支持率は29・6%と3月下旬の前回調査から5・9ポイント上昇した。不支持率は7・3ポイント減の56・2%だった。民主党の小沢一郎代表が西松建設巨額献金事件で公設秘書が起訴された後も続投を表明したことに関し「代表を辞めるべきだ」とした回答は、前回から1・1ポイント減でほぼ横ばいの65・5%だった。

ただまぁ、だから代表差し替えて選挙に臨もう!ってのも、ある意味無責任な話だ。 誰が起因で担ぎ上げたんだか知らんけど、小沢一郎って、それほど単純な男だったんか? 一筋縄じゃいかんタイプの人間だって、新進党以降の『壊し屋』の異名から考えても容易に分かる話だったんじゃないの? それでも担いだ理由が、民主党になかったなんて、誰が信じるの?

世襲の弊害?

2009年04月24日 23時57分38秒 | 待望解散
民主の世襲制限に批判続出=「愚の骨頂」「機会は平等に」-各閣僚(時事通信) - goo ニュース
 程度の低い鍔迫り合いだねまったく...。 選挙目当ての民主党のマニフェストにしろ、返す刀の与党議員の反応にしろ、国会議員の誰一人として、「政局よりも政策」を体現しているようには見えない。 その謳い文句は総理だけのものだとしても、口にしなかったから正しい訳じゃないでしょ?結局政局ばっかりに目ぇ向けられたんじゃ、国民としてヤリキレナイ思いが募るばっかりなんだよ! 頼むから真面目に『国会議員の仕事』してくれよ...。
 だいたい、世襲がどーのこーの言う以前に、選挙制度もう一回考え直すべきなんと違うの? そも国会議員が「おらがむらのだいひょう」である点も、長短一刀両断できる話じゃない。 ありがたい先生様を代表に立てて、中央に送り出す形が「選挙」であると言うのであれば、地元への利益誘導が第一にあって然るべき話だろ?それができない時点で、先生様は代表たり得なくなるはずだ。 確かに極端に無理押しした結果、現状の政官財の癒着を生んだってな弊害に結びつくんだろうけど、地域単位に代表者決める以上、代表者になりたいヤツは、自分が国会行くことが、その地域にどれだけのメリットがあるか!?を主張するのが、集票の一番の近道なんと違うんか? それがダメって話なら、地域で区切って代表選ぶ形の選挙は、やっぱり国政選挙には向かんって話なんじゃないの?
 だからって全国区にすると能のない知名度だけのタレント議員だらけになっちゃうって昔の参院で経験済だよね...。 更に迂闊に比例代表だけにしたりすっと、投票率低い分一寸間違うと、どこぞの宗教絡みの与党が大勝しちゃう恐れがあったりして、怖くてそんなことできない。 まぁ一概にあれがイイのこれがイイのって決められないジレンマがあるからこそ、未だこんな議論の余地残す結果になってんだろうけどね...。
 その辺の弊害やら問題点やら、若干分かり易くまとめてくれたのが、リンクを置いた漫画と言える...。 全部で20巻くらいあるけど、最初の1,2巻が、中選挙区時代の鹿児島の選挙区を舞台とした選挙の話。 この主人公が、保守基盤バリバリの地元に利益誘導しないことを「公約」として立候補することで起きる問題を、うまいことまとめて描いているのだ。
 主人公自体二世議員として立とうとしているのも結構笑える話だが、ちょうど衆院の中選挙区制がなくなった頃の作品なので、当時の選挙制度へ、一石を投じる形で整理されたのではないかと思われる。 これだけを鵜呑みにすることは薦められた話じゃないが、世襲に対する問題点の捉え方が、現在の議論だと偏ってないかと、頭をクールダウンするには恰好の読み物と言える気がする。
 相変わらず結論なしのトピックスだが、国会議員の世襲をなくしたところで、問題解決にならないのは分かり切った話だ。 世襲議員の全てが「世間知らず」とする考え方も極論に過ぎる。 こんな議論を展開する以前に、組織票とやらが開票と同時にカウントされて当確がでてしまうようなくだらん選挙制度を廃し、もっと投票率を上げる努力をすることが、必要なんじゃないかと思う...。

足かせ?

2009年04月15日 23時35分48秒 | 待望解散
 金持ち優遇批判 感情的議論から卒業すべきだ (読売新聞) - goo ニュース
 半端な経済対策打っても効果が薄くなって意味がなくなるのは言われなくても分かってる。 が、これは誰に向っての提言なんだろう? 国民に感情論で政治をグラつかせるなと言っているのか? だったら、ふざけるな!読売!!ってトコだけど、まぁ、この程度の反応にオタオタするなと、政府に向って提言してるんだと、受け止めときますか...。
 どう受け止めたにしても解せないのは、この記事を書いた人が、施策が不十分となる元凶を、発生する感情論に置くまでは良しとしても、その感情論が発生する原因に言及していない点だ。
 緊急事態との認識はあるにせよ、俺は、この政策を司る人間を、選んだ覚えが一度もないのだ。 どんなに優れた施策を発表されたところで、俺なら重箱の隅をほじくり返してやるけどね...。
 とは言え、支持率回復傾向の首相殿に、今の時点で何言ったところで、負け犬の遠吠えってトコだし、必要な経済対策は、やっといてもらうに越したことはない。 だいたい野党も大した対案出してきてる訳でなし、選べない選挙組まれるくらいなら、いっそ任期満了までへの字口に付き合っても、大差ないような気がする...。
 さて置き...
 記事の提言は提言として頷けるものの、むしろ問題なのは、読売がここで言ってる「足かせ」が、きっちり存在している事実なんだと思う。 こっちが「選んでない!」って息巻く表裏の関係で、向こうは「選ばれてない...」って後ろめたさが、常に付き纏う。 何だかんだで世論調査が気になる...結局腰が引ける...。
 その意味では、感情論から卒業することが大事なんじゃない。 そも人様のご意見なんざ十人十色なんだから、感情論のどこが「悪い?」って話にもなるでしょ? 必要なのは、「俺は感情論に流されない!」を明言して、当選してきた国会議員なんじゃないの?
 結果、「百年に一度の危機に際して、政局よりも政策!」って、お題目唱える人間に呆れ返る羽目に陥る。 何しろ、眼中にないはずの政局ばかりを気に掛けるから、これを称して「慎重論」とやらが、幅をきかせて政策を左右してるってんだから...。

 今回の対策って、全部が全部評価できるってもんでもないけど、それなりの効果が期待できる個所がないでもない...「お金持ちの気持ちが分かる総理大臣」が考えた追加経済対策【山崎元コラム】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
 どーせ現野党が政権取ったって、やるこたぁ五十歩百歩でしょ? 対案まだよくみてないけどさ。 Yamaokaさんが、補正予算通すのに協力する代わりに、選挙しろって、Ooshimaさんトコねじ込んだなんて話も耳にしたけど、早いトコ実行しちまった方がイイかもわかんない。

 ただ、正直なところ、感情論であれ何であれ、与謝野のオッさんが頑張った結果、先の増税の実行だけは、既に決まってしまっているのだから、無理矢理使うような、無駄な遣い方だけはして欲しくない。
 野党が存在価値を見出せるとすれば、今回ここまで国会審議が進んでいる以上、その検証作業に他ならない。 選挙目当てでも構わないが、この作業をお座なりにした場合、代表秘書逮捕以上に、有権者離れの要因となる点を、肝に銘じておいて欲しいものだ...。

 ちなみに、この記事が一番簡潔に政府のやろうとしてること、説明してくれたかな...政府・与党が追加経済対策を決定、実質GDP2%押し上げ効果(トムソンロイター) - goo ニュース
 ホントに2%も押し上げるんか?

既に負け犬か...

2009年04月13日 16時21分16秒 | 待望解散
秋田県知事に佐竹氏、民主系・川口氏ら破る(読売新聞) - goo ニュース
秋田県知事に佐竹敬久氏 民主県連支持の候補破る(朝日新聞) - goo ニュース
秋田知事に佐竹氏初当選=民主、千葉に続き連敗(時事通信) - goo ニュース
民主連敗 陰る「小沢神話」(産経新聞) - goo ニュース

「自民アレルギーなくなった」=自民・菅氏(時事通信) - goo ニュース

 もはや何が起きても驚くまいと、必死に野球だサッカーだゴルフだと、政府の補正予算に目を向けないよう努めてきたが... 何だ?この各紙の妙なタイトルの付け方は...。
 与野党の一騎打ちで、野党内で統一して推薦した候補が負けたというならいざ知らす、無所属同士の上、社民も対立候補を支持した分裂選挙で、前知事への評価が割と論点を占めた状況下で、前知事も支持する候補者が敗れたんだろ? 何で「小沢の求心力低下」だけが、こうも取り沙汰されるんだ? 読む側の誤解を誘導してねぇ? っつーか、タイトルだけ斜め読みする俺なんか、あぁもう小沢も年貢の納め時ってヤツか...って思ったぞ!
 菅みたいな小粒な政治家にイイように語らせちゃう現実も情けないけど、数字の裏付けってホントに怖い。 この「連敗」って報道と、昨今の世論調査結果が結び付きゃ、これまでコキ下ろし続けた政府の施策に、実施されてみりゃ尻尾振った国民が垣間見えちゃうんだから...。

 この土日に毎日が世論調査やったみたいだけど、また支持率回復してる様子...。 結果見る限り、もはや民主党は「負け犬」の部類に墜ちつつあると言って過言でない気がする。 まぁ民主党に関して言えば、小宮山とかってオバさんが、党の主流を占める意見を口にしてるってなら、いつまででも、青臭い理想論掲げてろ!って声高に叫びたくもなる...。 今となっては「どっちもどっち...」なんて根なし草の無党派層は、目先の利益しか追わないでしょ? ついでにちょっと考えると、雑多な野党連合だった政党を、一枚岩に保ってられるのは、元の壊し屋のオッさんだけなんだろ?...って結論も出てくるかな。 この批難の槍玉に上がってる人の『力技』がなけりゃ、政権交代の前に分裂してるだけなんだよ。

 そもそも、大同迎合できるんなら、両亀井のオッさんだって、語呂がイイだけで括っちゃうけど両田中さんだって、よっしーだって民主党に入るでしょ? できない理由なんざ問題でなく、今のタイミングなら、政権交代って大義名分でひっついていられるにせよ、いざとなったら主張する先が異なるから、キャスティングボードを握る!なんて半端なポジショニングに拘るんだし...。 俺らが自民に付けば、また与野党逆転するよ!なんちってね。 どっこい自民だって、民主党内に燻ぶる分裂分子に揺さぶりかける方向で動くっしょ? 小沢下ろせば、民主寄りの風が吹くって? 馬鹿言うなって、民主党が空中分解するだけだよ...。

 それにしても、目先潤うと手の平返す輩がてんこ盛りだね。 これだけの規模の補正予算組まれて、増税目前にしても、景気が上向きゃ大丈夫!とでも思ってるんだろうね。 この手の「世紀のバラ撒き」に対する評価は、次代が下すとも考えるのかね? 小泉構造改革を、現首相自ら糾弾したのとおんなじように、結果はすぐにでてくると思うけど? とりあえず、9月まで延命可能となれば、衆院の3分の2って『数字の恐ろしさ』は、この先更に凄みを増しそうだ。

誰に背負えって?

2009年04月11日 00時10分15秒 | 待望解散
 ベイの試合結果同様やっつけ投稿だけど...

 平成21年4月10日、麻生総理は総理大臣官邸で記者会見を行い、追加の経済対策となる「経済危機対策」を発表しました。
 この「経済危機対策」は、深刻度を増す「世界金融危機」と戦後最大の「世界同時不況」の中で、わが国経済もまた、輸出市場の急激な収縮に直面するとともに、金融環境も厳しいものとなっているという状況に対応するためのものです。
 麻生総理は、まず、この対策の目標を「第一に景気の底割れを防ぐことです。しかし、単に景気対策のために需要を追加するだけでなく、次の二つのことにも力を入れました。その一つは生活者の安心であります。この不況の直撃を受ける人たちへの対策です。そのため雇用や社会保障、子育て支援に力を入れます。もう一つは、未来への成長、経済成長につなげることです。経済回復の先の社会を見すえた成長政策を考えました。そのために、今年だけでなく、多年度、複数年度を視野に入れたものとしました。」と説明しました。
 この対策の規模としては、内需下支えによる「底割れ」の防止、財政出動に関する国際協調の実践、予想される失業率悪化への対処、民需主導経済への円滑な移行などを考慮し、多年度による対応も視野に入れ、平成21年度補正予算により、国費15.4兆円程度(事業費56.8兆円程度)の対応を行います。
 麻生総理は、「『景気』に加え、『安心』と『未来』がキーワードです。今回の対策を『安心と成長のための政策総動員』と申し上げます。今回の危機は戦後最大。 国民の総力を挙げた挑戦が必要です。対策の策定にあたり、私は多くの有識者から、この難局の克服方法についてご意見を頂戴しました。このうち、今回の対応には約6割のご意見を提言に盛り込みませていただきました。残りのご意見についても、引き続き経済財政諮問会議などで検討してまいりたいと存じます。今回決定した経済対策を実行に移すため、必要な補正予算、関連法案を早急に取りまとめ、国会に提出いたしたいと存じます。野党のご理解もいただき成立を急ぎます。それが景気を回復させ、国民生活を守ることになると存じます。」と述べました。


from 官邸HP「麻生内閣総理大臣記者会見 平成21年4月10日」

 こんなもん誰がやってくれって頼んだ? 補正予算で15兆円超える規模も前代未聞らしいけど、10兆円規模を赤字国債から引っ張るって問題ないのか? 緊急対応ってことで、最低でも半年早くやってたら、受け入れたかもしれないけど、無駄遣いが多過ぎないか!? 必要な部分があるのも認めるけど、先に規模だけ決めちゃって、後付けで使い道探すから、こんな馬鹿げた話になるんだろ? その挙句、次世代に遺恨を残さぬようって、消費税を初めとする税制改革で補填しようとしてるって...国民なめるのもたいがいにしろよ! 確かに、民主党の対案だって、持ち上げ甲斐のない部分あって、その意味では五十歩百歩だけど、少なくとも、制度がどうあれ、「選んだ覚えが全くない」首相に、勝手なことばかり決めて欲しくない!
何れにせよ、俺にも「選ぶ権利行使させろ!
 誰が見たって、首相の見てる先にゃ「政局」しかねえ! ぶれないだの政策が何より優先だのってまやかし、いい加減にやめろよ!

政策論争!?

2009年04月07日 07時38分49秒 | 待望解散
追加経済対策:「10兆円」至上命令 「4度目」政策も枯渇 財政悪化の懸念
 ホントにコイツに任せてイイのか!?
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
 麻生太郎首相は、財政支出が10兆円を超える過去最大規模の追加経済対策の策定を指示した。経済危機脱却に向けた強い決意を示した形だが、昨年度からの相次ぐ経済対策で有効な施策はすでに手当て済みのものが多い。10兆円超という真水(財政支出)が至上命令となり「効果が薄い政策が紛れ込むことも否定できない」(経済官庁幹部)と、「規模優先」のバラマキ型につながる懸念は消えない。
 政府・与党は、昨年夏までの原油・原料高や、秋以降の金融危機の深刻化に対応し、08年度第1次、第2次補正と09年度当初予算の中で「3段ロケット」と呼ばれる経済対策を打ち出した。財政支出は12兆円、事業規模は75兆円にのぼった。
 しかし、「貿易立国」の日本は経済危機に伴う海外の景気後退で輸出減少が深刻化。先進国でも景気の落ち込みが激しく、雇用の悪化などを通じて国民不安は高まっている。このため、総選挙を意識する与党からは「追加対策で最低でも10兆円の財政出動が必要」との声が高まっていた。
 4度目の予算編成となる今回、財務省は各省から景気刺激につながる対策を募ったが、「即効性があり、雇用を創出できるような対策は、前年度の補正などで出している」など「予算編成疲れ」を指摘する声もあった。
 麻生首相が求めている「10兆円規模」を積み上げるためには、完成しても大きな経済効果が見込めない公共事業など「これまで財務省に否定された“無理筋”の施策も盛り込まれた」(与党関係者)という
 過去最大規模の補正予算によって多額の赤字国債の発行が避けられない見通しで、実効性のある政策を打ち出せなければ「財政が悪化するだけに終わる」(財務省幹部)との懸念が政府内には強い。【古田信二、平地修】
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 ■「新たな経済対策」の主な施策
・「緊急人材育成・就職支援基金(仮称)」による職業訓練、再就職などの総合的支援
・派遣労働者保護、内定取り消し対策、外国人労働者支援
・「スクールニューディール」構想
・環境対応車・グリーン家電の普及加速
・「地域医療再生計画」に基づく医療機能の強化、医師確保の取り組み支援
・介護職員の処遇改善や介護施設整備などへの助成・融資拡大
・ひとり親家庭などへの支援拡充

 この笑顔の裏には、支持率回復の強みがあるって話だと、つくづくコイツにこんなことやらせといてイイのか!?と思う。 けど、マスコミ論調は、小沢叩きにしか回らない。 与党の言い分は、同じことを自分たちがしていれば、それをネタに叩きまくる野党代表が、政治的道義的責任を取らないことへの恨み節だ。 説明責任も果たしていないと言う。
 それって論点巧みにズラして、小沢汚し!というイメージだけを刷り込もうとしてるのと違う?
 少なくとも、検察が小沢秘書逮捕に踏み切ったのは、小沢自身の贈収賄なりの罪を、芋蔓式に引っ張り上げる自信があったと考えるべきだし、 結果は周知の通りの体たらくだったに過ぎないよね。 間抜けなコメンテーターに言わせれば、そういった「グレーゾーン」イメージを払拭すべし!ってことに尽きるんだろうけど、検察の送検内容に対する小沢の説明は、相応に合致した形で否定されてるのと違うか!? 
 角栄-竹下-金丸と引き継がれてきた政治団体が、ある日突然、白日の元を闊歩するに足るクリーンな団体に「なる」ことの方が不自然であって、その説明ができなきゃやめろ!ってのは、それこそ、小沢さえ引きずり降ろせばOKって考えを表明したに過ぎず、国策捜査の誹りを受け入れたってことでしょ?
 まぁ実際、民主党議員含めて、この国の国会議員は、皆とりあえず、当面の選挙さえ乗り切れりゃ何でも「あり」なんだろうけどね...。

 閑話休題ってトコ!? 構造改革どこいった!?

議会制民主主義って何?

2009年04月06日 11時40分32秒 | 待望解散
 小沢氏続投「納得せず」66%、内閣支持率は微増…読売調査(読売新聞) - goo ニュース
 内閣支持率が回復傾向にあるって話を受けて、週末カミさんと話して、少しだけ認識が改まった。 今さら何を言っとると言われそうな単純な図式ではあるが、どんなに「青臭い!」と言ったところで、小泉に郵政民営化是か非かの選挙を実施させて、それを受け入れた国民感情としては、民主党=クリーンでなければ、受け入れられない現実がある点に関して...である。
 正直な話、議会制民主主義を掲げた国家にあって、為政者の我儘とも映る行為は、糾弾されて然るべきと感じていたのだが、少なくとも世論調査とやらに応じる人々にとっては、現実的な政治は自民任せで、理想論を掲げて闘う立場にあってこそ、民主党という野党の存在が肯定的に受け入れられるのだろう。
 現時点では、ほとんどの民主党の国会議員にとって、こんな無責任なブログで論評風吹かしている立場なんぞ、問題でないほどに切迫した話であって、次の選挙の当落ラインは、そんな非現実的な話の延長線上にしか存在していないのだろう。
 今までそんなことにも気付かなかったのか!?と言われそうだが、こちらが小沢に同情的な論調で語ろうものなら、離婚でも言い出しかねない強い嫌悪感を示すカミさんを見るまで、「何を馬鹿な...」と取り合っていなかったのだから、仕方がない。 前にも書いた通り、自身は、日和見的な判断力しか有していないとの自覚もあり、決して、小沢民主党支持を表明したものでもないのだが、安倍内閣が倒れてから先の自民のやり方に関しては、一貫して否定的だったことで、今回は小沢擁護とも受け取れる立場に回っていたのが実情ではある...。
 とは言え、内閣支持率にしたところで、30%を切っている状況には変化ないのだから、論調としては、小沢を降ろせば民主党!とのご意見が、日本国民のボーダーラインと言ったところか...。 何とも釈然としない話だ...。
 寝物語に少し「議会制民主主義とは?」なんぞという話について、実効性の面から考えてみた...。 当然、政治に関して、無頓着に生活していた者が、いきなり何らかの結論を得られるような話ではない。 思い出したことと言えば、遠い昔、今より更に無責任な学生なんぞをやっていた頃に、仕組みに関して教わった記憶はあるものの、当時の社会党やら共産党やらの存在意義など、紙の上の理屈にしても、何ら実効力を伴わない存在としか判断しようがなかったのだが、直接民主制でない以上、政権与党に何らかの妥協を強いる存在が、野党の野党たる所以であることを教わったことだろうか。 当時の実効性を紐解けば、何でも反対するのが野党の仕事だった訳だが...。 それからほぼ四半世紀を経て、政権交替が可能な枠組み!が、紆余曲折あったものの、ようやく実現しようとしている...。
 確かに、政権交替できれば、何でもイイのか!?と言えば、それは否なのだろう。 だが、野党の存在意義を思い出したことで、現時点の自民党を、責任ある政権政党として支持するには、自身論拠が希薄だと、改めて強く感じるに至った。 何しろ、政権与党の動きとして不自然極まりない話だが、100年に一度の危機だから、与党の決めた通りに動くべき!として、野党の提案やらには、一向耳を貸さない姿勢が、顕著と見えるからだ。
 日本に二院制が、確実に必要な政治体制なのかどうかは、正直よく分からない。 しかし、時期を違えて国政選挙を実施した点において考えれば、衆院参院の別なく、直近の選挙にこそ、民意が反映されていると見るべきと思う。(この点、郵政民営化反対だった自身の経緯もあったし、時間が経ったことで、郵政選挙を振り返れば、誰もが「熱から冷めた」状態だったと考えられる。) 結果、政権与党は、衆参の「ねじれ」を抱え込むに至ったのだから、制度上、衆院の優先が認められているとは言っても、参院決議に四半世紀前の野党の姿勢で臨む政権与党など、議会制民主主義を蔑にしているとしか考えられないと言い切れる。
 振り返って、現在の状況を改めて考えてみたところで、結果としては、小沢一郎が抱えた問題と、麻生太郎が冒した功罪を秤にかけることでしか結論できない。 従って、日本の政治を、まともに機能しないよう立ち回る現首相の功罪に比べれば、旧来の自民政治を引きずっているように見えたとしても、それを改めると公言して憚りない民主党代表に軍配が上がる次第だが、既に、この理屈が、大局であるとは、誰も認めていないのだろうか? タイミングの問題だとすれば、検察の動きに乗じて延命を図った麻生内閣に対して、相応の嫌悪感が生じるのが道理と考えていたのだが...。
 ほんの一年ほど前に、小沢一郎自身が判断した通り、民主党には政権担当能力など「ない」との疑念は、一向晴れていない。 ので、この程度の話に動揺して、党内の意見調整もままならないような政党に、政権が取って替わられるのも釈然としていない...。
 が、気持ちとしては、政局を一切語らないと言いながら、政局しか見つめない首相に対しては、早いところ下野の道筋を示してあげるのが、せめてもの「優しさ」との考え方は、一つの選択肢として残ってもイイと思っている。 民主党には、彼に踊らされることなく、ガチンコの政策対決を挑むくらいの気概を、国民に見せつけて欲しいものである...。

重箱の隅...かなぁ...

2009年04月04日 21時53分54秒 | 待望解散
 加藤さんの著作話以来かな、また、気になる記事見つけた...公務員ボーナス「減額」 政府・与党 厚遇批判回避へ検討(産経新聞) - goo ニュース リンク切れ回避の全文引用ね... 「 2009年4月4日(土)08:05
 政府・与党は3日、景気後退で民間企業の夏季ボーナスが大幅に減る見通しの中、国家公務員のボーナスについても減額する方向で調整に着手した。公務員の厚遇批判を避ける狙いがあり、人事院も8月の人事院勧告に向け毎年5~6月に実施する民間の実態調査を前倒しで行い、引き下げの勧告を検討する方針だ。
 政府は国家公務員の今夏のボーナスについて、昨年の人事院勧告に基づき、前年と同水準に据え置いた月給2・15カ月分(年間では4・5カ月分)を支給する予定になっている。
 与党のプロジェクトチームは公務員の水準が変わらないことへの批判を考慮し、6月の支給に減額を反映させる議員立法による給与法改正案の国会提出を目指している。同チームの調査では、民間の賃金交渉の妥結状況は前年比で平均13・9%減となる見込みで、さらに調査を進めて公務員ボーナスの減額幅を決める方針だ。
 これに関し、鳩山邦夫総務相は3日の記者会見で「民間の状況をできるだけ速やかに反映させることは絶対やらなければならない。人事院が適切に判断するのではないか」と述べ、減額に期待感を示した。

 何が「ムカつく」って、やることが表面撫でて、気になる出っ張りを潰そうとしてるだけにしか見えない点...。 公務員制度改革って、公務員の給与減らせばイイってもんじゃねぇだろ? こんなことで「仕事した」気になられたんじゃたまんないよ...。 行政サービスに関して言えば、決して十分とは言えない部分が山ほど残ってるんだし、人がやりたがらない部分へは、厚めに払ったって問題ないはずだ。 今回の議員立法で、それら細やかな対応が可能なようには思えない。 単純な賞与カットが必要なんじゃない。 敢えて提言するなら、無駄を省けと言っているに過ぎないんだから、それじゃぁ公務員の賞与は全て「無駄」って判断でもついたんか?って話にならんか?!
 G20の話にしろ、北朝鮮の話にしろ、大きな話題についてってないかなぁとは思うものの、この辺がお座なりになるから、現内閣に日本を任せられないって理屈は、このブログ立ち上げた時から「ブレてない」と思う。 小沢秘書逮捕の話も同様だけど、世論調査の結果とかって、気にし過ぎでない!?

エイプリルフールか?

2009年04月01日 07時34分26秒 | 待望解散
 補正予算を組む...まぁ景気対策優先するのは「百歩」譲って良しとして、何で財源が「赤字国債」なの?
 財政再建ちゃんと進めようよ! だいたい対策の中身がほとんど見えてねぇぞ!
 イチローさんの秘書が書類送検されたの、スッカリ追い風と勘違いしちゃったか? 自身の発言に酔って信じちゃってるでしょ?「私はブレない」って...。 どこが政策論争なんだよ! 政局ばっかり追いまくりやがって!
 結果何が起きてる? 有効求人倍率0.59って数字、責任感じてないのか? にも関わらず、骨抜き人材交流センターで、公務員の天下りやら渡りやらは温存する決定下しやがって! 役人専用のハローワークだけ充実させてどーすんだよ!! 公務員の人事なんざ、政策に追随して組み替えて然るべきだろうが!何だって官僚の言いなりになる仕組み作ってんだ!? 渡りを禁止する政令? 今年1年間やりたい放題だろ! 方や追加で経済対策用の予算が緊急に必要だと抜かしておいて、矛盾感じねぇ方がどーかしてるぞ!!

 Give me a break...

やめりゃぁイイのか!?

2009年03月27日 07時00分50秒 | 待望解散
平田財務副大臣が辞任、6億円の株売却で引責(読売新聞) - goo ニュース
 後ろめたさはない!
 微妙だってことです!
 私は辞めるんですよ。 小沢は辞めないけど...。
 国民なめるのもたいがいにしろよ、オッサン! この程度の話で、副大臣辞めなきゃならんのは、民主党代表に比べて理不尽だが、私はケジメをつけるんです! 彼とは政治に対する誠実さが違うんです...とでも言いたいか?
 こっちから見りゃ皆一緒だぁ! 「同じ穴の狢」って言葉知ってる? goo辞書に拠れば「一見無関係のようにみえて、実は同類・仲間であることのたとえ。普通、悪者についていう。」ってさ。 あんた方ぁお互いに牽制し合ってるつもりなんだろうけど、出所一緒で大差ないんだよ。 とは言え、中川辞めた時、一時的にせよ大臣昇格の話すら出ねえような小粒な政治家が、野党代表に肩並べたような口のきき方すんじゃねぇってーの。 別にイチローさんを持ち上げるつもりはないけど、何だ!あの人を見下した様子で応じる記者会見は!! そういう見方はダメだとは思うものの、この写真のオッサン、ワシ「生理的に」好かんわ...。
 ともあれ、いよいよどっちも選べないね...。