1~4号機、7月までに仮設防潮堤…統合本部(読売新聞) - goo ニュース
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同本部は余震と津波について「工程を妨げる最大の脅威」として対策を急いでおり、7月までに完了させる方針だ。
気象庁や専門家の指摘を元に、東日本巨大地震(M9・0)の震源域より東側の海域でM8級の余震が起き、高さ7~8メートルの津波が同原発に襲来すると想定。津波は原発敷地の南東側から標高4メートルエリアに浸入し、さらに遡上して標高10メートルのエリアにある3、4号機の原子炉建屋周辺までが1~2メートル浸水すると予測した。
東電は仮設防潮堤を標高10メートルの敷地の南東側に、全長500メートルにわたって1~2メートルの高さで設置。石を詰めた籠状の金網を積み重ね、水を遮蔽するシートをはさんで津波を防ぐ。6月中旬までに終了させる予定だ。
一方、津波の浸水で高濃度の汚染水が海洋などに流出するのを防ぐため、浸水開始地点に近い2、3、4号機の作業用トンネル(トレンチ)の立て坑5か所をコンクリートなどで埋め、蓋をする。4号機の立て坑は4月上旬に実施済みで、2、3号機は30日に着手。5月下旬の完成を目指す。2号機のトレンチからは汚染水の移送が進められているが、建屋側にある別の立て坑を使っており、問題は生じないとしている。
爆発で激しく損傷して耐震性の低下が懸念されている4号機では、原子炉建屋を補強するため、使用済み核燃料一時貯蔵プールの下にコンクリート壁を新設する。プール底部を直下から支える長さ8メートルの鋼製支柱を30本設置。その上で、支柱を取り囲むようにコンクリートの壁(厚さ1~6メートル、長さ13メートル)を、7月末までに完成させるという。
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遅れないように願いたいもんだ.....。
がれき撤去・薬剤散布… 福島原発で遠隔ロボ続々(朝日新聞) - goo ニュース
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原子炉の海側の敷地に4月26日、ベルトで駆動する緑色のクローラーダンプ車が投入された。通称「かたつむり」。放射性物質を含んだほこりが舞うのを防ぐ薬剤を、敷地表面に散布する切り札だ。ダンプは、離れた場所に止めた操作車で動かす。
投入した日だけで5千平方メートルにまいた。29日にも7千平方メートルに散布。人の手でまく急斜面などと合わせ、梅雨前までに50万平方メートルで散布を終える方針だ。
原子炉建屋の近くには放射線量が高いコンクリート片や金属片がある。この撤去は無人の油圧ショベルやブルドーザーが担う。やはり無人のダンプカーに積み、敷地内の保管場所まで運ぶ。これまでに4立方メートルのコンテナ67個分を撤去した。
遠隔操作の重機は実績がある。1991年に火砕流で多くの犠牲者を出した雲仙・普賢岳や、今年1月に噴火した新燃岳の工事にも投入された。
使用済み燃料プールへの放水に使われているコンクリートポンプ車の無人化も進む。プールへの放水は1回に最大11時間かかる。新たに50~70メートル級のアームを持つ3台を、無線と光ケーブルで室内から操作できるように改造中。5月中旬から1、4号機で使う予定だ。
こうした敷地内の作業にとって重要なのが、放射能汚染の度合いを示す地図だ。この地図を無人で作るロボットシステム「チームニッポン」が5月上旬に立ち上がる。
米エネルギー省(DOE)から全地球測位システム(GPS)付き小型ロボット「タロン」が提供され、米国製のガンマ線を測るカメラを取り付けた。このロボットの操作用の車は日本原子力研究開発機構が開発。これで、無人で汚染地図ができる見込みだ。
事故対策統合本部事務局長の細野豪志首相補佐官は「厳しい放射線の中で作業員の被曝を減らすため、無人化が極めて重要だ」と話している。(東山正宜、杉本崇)
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写真いっぱいで華やかなのがイイかな.....。
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2011年4月30日(土)20:53
東京電力福島第一原子力発電所の事故対策統合本部は30日、仮設の防潮堤の新設など、マグニチュード(M)8級の余震に伴う津波への対策を発表した。同本部は余震と津波について「工程を妨げる最大の脅威」として対策を急いでおり、7月までに完了させる方針だ。
気象庁や専門家の指摘を元に、東日本巨大地震(M9・0)の震源域より東側の海域でM8級の余震が起き、高さ7~8メートルの津波が同原発に襲来すると想定。津波は原発敷地の南東側から標高4メートルエリアに浸入し、さらに遡上して標高10メートルのエリアにある3、4号機の原子炉建屋周辺までが1~2メートル浸水すると予測した。
東電は仮設防潮堤を標高10メートルの敷地の南東側に、全長500メートルにわたって1~2メートルの高さで設置。石を詰めた籠状の金網を積み重ね、水を遮蔽するシートをはさんで津波を防ぐ。6月中旬までに終了させる予定だ。
一方、津波の浸水で高濃度の汚染水が海洋などに流出するのを防ぐため、浸水開始地点に近い2、3、4号機の作業用トンネル(トレンチ)の立て坑5か所をコンクリートなどで埋め、蓋をする。4号機の立て坑は4月上旬に実施済みで、2、3号機は30日に着手。5月下旬の完成を目指す。2号機のトレンチからは汚染水の移送が進められているが、建屋側にある別の立て坑を使っており、問題は生じないとしている。
爆発で激しく損傷して耐震性の低下が懸念されている4号機では、原子炉建屋を補強するため、使用済み核燃料一時貯蔵プールの下にコンクリート壁を新設する。プール底部を直下から支える長さ8メートルの鋼製支柱を30本設置。その上で、支柱を取り囲むようにコンクリートの壁(厚さ1~6メートル、長さ13メートル)を、7月末までに完成させるという。
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遅れないように願いたいもんだ.....。
がれき撤去・薬剤散布… 福島原発で遠隔ロボ続々(朝日新聞) - goo ニュース
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2011年4月30日(土)17:31
東日本大震災で被災した東京電力の福島第一原子力発電所で、遠隔操作ロボットが活躍を始めている。放射線量が多い原子炉建屋周辺でがれきを撤去したり、放射性物質の飛散防止剤を散布したり。コンクリートポンプ車による使用済み燃料プールへの放水も、5月中旬には無人化する。敷地内の放射線量を無人で計測できるロボットも、近く導入する方針だ。原子炉の海側の敷地に4月26日、ベルトで駆動する緑色のクローラーダンプ車が投入された。通称「かたつむり」。放射性物質を含んだほこりが舞うのを防ぐ薬剤を、敷地表面に散布する切り札だ。ダンプは、離れた場所に止めた操作車で動かす。
投入した日だけで5千平方メートルにまいた。29日にも7千平方メートルに散布。人の手でまく急斜面などと合わせ、梅雨前までに50万平方メートルで散布を終える方針だ。
原子炉建屋の近くには放射線量が高いコンクリート片や金属片がある。この撤去は無人の油圧ショベルやブルドーザーが担う。やはり無人のダンプカーに積み、敷地内の保管場所まで運ぶ。これまでに4立方メートルのコンテナ67個分を撤去した。
遠隔操作の重機は実績がある。1991年に火砕流で多くの犠牲者を出した雲仙・普賢岳や、今年1月に噴火した新燃岳の工事にも投入された。
使用済み燃料プールへの放水に使われているコンクリートポンプ車の無人化も進む。プールへの放水は1回に最大11時間かかる。新たに50~70メートル級のアームを持つ3台を、無線と光ケーブルで室内から操作できるように改造中。5月中旬から1、4号機で使う予定だ。
こうした敷地内の作業にとって重要なのが、放射能汚染の度合いを示す地図だ。この地図を無人で作るロボットシステム「チームニッポン」が5月上旬に立ち上がる。
米エネルギー省(DOE)から全地球測位システム(GPS)付き小型ロボット「タロン」が提供され、米国製のガンマ線を測るカメラを取り付けた。このロボットの操作用の車は日本原子力研究開発機構が開発。これで、無人で汚染地図ができる見込みだ。
事故対策統合本部事務局長の細野豪志首相補佐官は「厳しい放射線の中で作業員の被曝を減らすため、無人化が極めて重要だ」と話している。(東山正宜、杉本崇)
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写真いっぱいで華やかなのがイイかな.....。