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2011年4月15日(金)17:00
東日本大震災、福島第1原発事故の衝撃が、サッカーの海外各国にも波紋を広げている。日本代表が6月1、7日に予定している国際親善試合のキリン杯が、対戦国の意向によって開催危機に直面していることが15日までにわかった。日本サッカー協会関係者によると、当初予定していた南米や欧州の各国が今回の災害・事故に危機感を抱き、来日に難色を示しているという。現在、交渉は難航中で、開催まで2カ月を切った時点で見直しを迫られる可能性も出てきた。
海外各国が特に慎重になっているのは、今回予定されている会場が、新潟(東北電力スタジアム)、横浜(日産スタジアム)だということ。いずれも余震や原発事故の影響を受けかねない東日本エリアであり、去る12日に原子力安全・保安院が発表した原発事故の国際評価尺度が「レベル7」にまで引き上げられたことが決定打になっているという。
今後、開催場所を西日本地区に移して仕切り直しされる可能性も高いが、いずれにせよ今回の震災被害が、ザック・ジャパンをも直撃したことは間違いなさそうだ。
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2011年4月14日(木)12:03
J1の清水は13日、東日本大震災の復興支援のため、アムステルダムでオランダ1部リーグの名門アヤックスと慈善試合を行った。選手と3万5000人を超える観客は、試合前に犠牲者を悼んで黙とうした。試合にはオランダのフェイエノールトでプレーした経験があるMF小野伸二らが出場。清水は0―4で敗れた。
試合はアヤックスが清水を招待する形で実現。入場券収入や募金を義援金とする。
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2011年4月14日(木)19:03
日本サッカー協会は14日に東京都内で開いた理事会で、7月の南米選手権(アルゼンチン)に日本代表を派遣する方針を正式に決めた。今後は、南米サッカー連盟などの協力を得て、欧州のクラブに所属する選手の代表招集手続きを進める。東日本大震災の影響で、Jリーグは中断期間としていた7月に新たに日程を組み込むことを決定。このため南米選手権には、国内でプレーする選手の参加が難しくなり、日本協会は南米連盟に出場辞退を申し入れた。しかし、開催地のアルゼンチン協会が翻意を促し、欧州組の招集に南米連盟なども協力する姿勢を示したため、日本協会は出場を再考していた。
同協会の田嶋幸三副会長は「招集を南米側に任せるのではなく、日本協会も積極的に欧州各クラブにお願いしていく」と述べた。
また国内組の参加については、Jリーグが12日のJ1実行委員会で「一定数以上の海外選手の招集」を条件にしている。欧州組がメンバーの中心となる代表編成が困難になった場合は、再び南米選手権を辞退する可能性が残されている。
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