用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

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2009年05月03日 06時50分38秒 | ベースボール!
 今年は、松井とローズが長嶋さんの記録を抜いたり、金本と稲葉が、同日に1試合3ホーマーを記録したり、それほど日を置かず、金本が同じ記録を達成したりと、記録にも記憶にも残る本塁打が、けっこう生まれていると思う。 が、やはり日本における『本塁打』については、未だこの人が主役と言えるだろう。
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昭和39年5月3日の出来事
王貞治が史上初の1試合4打席連続本塁打
王貞治が史上初の1試合4打席連続本塁打王貞治が対阪神タイガース戦(後楽園球場)で1試合4打席連続本塁打を記録した。昭和26年に松竹ロビンスの岩本選手が記録して以来の、史上二人目の快挙であった。
この手のつけられない王対策としては、当時の広島カープの監督である白石勝巳が考案した、王の打球がフィールドの右半分に集中することを考慮に入れ野手の内6人をライト側に守らせるという「王シフト」と呼ばれる守備体系などが有名。
王はこの日の時点で既にシーズン17本塁打を記録しており、結果この年は前年野村克也が作ったシーズン本塁打記録52本を一気に抜き去り、その記録を55本まで伸ばした。
(写真は後年の王選手)
Focus on Sport/ゲッティイメージズ
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 少し前に書いた覚えもあるが、家ではカミさんが熱烈なファンで、このネタもカミさんに言われるまで気付かなかった。
 この人のことを、見たまま『スゴイ』と評するのは簡単な話だが、記事を読んで、少々『?』を感じたのは、王シフトなどという極端なシフトが、何故必要だったのか?という点だった。 野球にエンターテーメント性を求める限り、王との勝負は必須と言えたのかもしれないが、ゲームを壊す恐れがあるならば、真っ向勝負だけが戦略ではない...。 それとも当時は『大らかな時代』故に、逃げることが許されなかった...とか?
 よく知る人にとっては、何を馬鹿な!と一喝されてしまいそうな話だが、気付くまでには相応の時間を要した。 自身一行目に記しておきながら、スッカリ失念した『ミスター』の存在に...。
 そうだった...長嶋が後ろに控えた状態では、傷口を広げるような選択肢は存在し得ないのだった...。
 今シーズン元気な楽天の監督が、前年にプロ野球記録を打ち立てていたことも初耳だった。 しばし偉大なる人々が作った『あの時代』に、ノスタルジックな思いを馳せつつ、今日の試合でも、どんなドラマが生まれるものか、期待してやまない...。


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