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移動地考察2 全市全郡の交信結果より

2013年12月08日 09時20分56秒 | コンテスト

10月に実施された全市全郡コンテスト結果を、2012年の関東UHFと比較してみたいと思う。

比較は2012年の関東UHFコンテスト優勝時のデータだ。

目的は、

1.移動地の特性が現れている事の確認

2.コンテストの特性による移動地検討

という事になる。

移動地は、

全市全郡が、塔の岳山頂(1491m)、関東UHFが仏果山の尾根筋(700m地点)。

地勢的に個人的に思っているのは

仏果山尾根筋: 南西、西及び北西側が丹沢山塊に遮られている。従って、西には全く飛ばない。

塔の岳山頂: 360度の展望なので飛びは最高か?しかし、関東の南西の端なのが気になる。

ということだ。

さて、比較結果はどうだっただろう?

下記の表の黒字が2013年全市全郡のデータ。水色が関東UHFのデータだ。

その交信数は、24時間大会(12時間参加でした)と6時間大会の差があり100局程度差異(しかないとも言える)がある。「優位性」とは、塔の岳の優位性だ。一応、自分なりに↑(有利)、↓(不利)を入れてみた。

まとめ(○は、優位、×は、不利)

(QRP運用での比較となる。また、コンテストの特徴等により、単純には比較しにくいが、独断と偏見で)

○神奈川、千葉方面はやはり圧倒的に有利と思われる。

  理由:標高1500mからの見通し距離内であること。移動運用でもシグナル最強。

○長野、山梨、静岡も圧倒的に有利

  理由:遮る山もない。360度の眺望。

△東京方面は、どうも有意な差がないかも。むしろ弱い?

×群馬方向への飛びはかなり悪そうだ。(コンテストの特徴かもしれない)

  理由:裏丹沢が壁となっているのか?

×なぜか栃木方向も今ひとつか?

一応、自分が思っていた通りの結果だった。さて、次は東京コンテストを分析するか??

本当は「関東UHF」を塔の岳で参加すればもっとはっきりするが、2月の山頂は、雪に埋もれた、氷点下10度の強風下の状況では、凍傷になっちゃうので出られない!!・・・無理。

全市全郡には、向くけど、関東UHFでは静岡、山梨、長野のマルチ確保よりも関東内のマルチ確保を優先。

なので、もっと暖かいと仮定しても塔には行かないだろう

車で移動をしていた時も、場所によって特徴があったなあ。

移動地が「どのコンテスト」向きとか考え直してみるか??


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