ついに奥多摩の最高峰、雲取山への第一歩という事で前衛の鷹の巣山に登ることにした。
そもそも、登山と言っても泊まりで行くならば
・無線運用が目的なので、関東平野に電波が良く飛ぶ
・貧乏旅なので、避難小屋またはテント泊できる
・公共交通機関でアクセスできる
このあたりが、条件になる。唯一、無線のコンテストでは、小屋泊りも止むなしとしている。
今回は、JR奥多摩駅からバスに乗って、峰谷まで行った。
峰谷まで乗って来たのは、8人だった。峰谷バス停には、自動販売機も公衆トイレもあった。
そこで、お茶を一本調達して、コーヒーを飲んで登山に備えた。そして、奥集落へ向かった。
榧の木山(かやのきやま)の紅葉が綺麗だった。
登山口から奥集落方面を見る。すでに300mくらいは、登っている。登山口手前で舗装路は終わる。
登山口付近は、紅葉だ。コンクリートの間にある登山道を登る。
階段を上がると右側からの道と交差するが、まっすぐ登る。
すると、しばらく杉林のアキレス腱が伸びきるような急な登山道を登る。前半の難所?道が悪いわけではなく、楽と書かれていた割には、思わぬ急坂だったという意味だ。
すると、鳥居のある尾根筋に出る。鳥居をくぐると、3つの廃墟となった?社を通過する。3つ目の社が最大だ。
実は、ここからが本番で、傾斜の少ない広い尾根がこれでもか!これでもか!と続く。
写真を撮りながら歩くと、バスで一緒だった人達からドンドン遅れる。
小春日和のカヤト林から見る青空は、気持ちよかった。
落ち葉に埋もれた広い尾根道は、踏み跡すらも確認できないくらい。
ただ、一本道を信じて歩いた。
取り残されて歩く。踏み跡ってどこ?でも、一本道?尾根。
そして、紅葉。
バス停から4時間近く、広い尾根道から斜面を少しづつ下り始めると突然、水場に着く。ここから避難小屋は、すぐだ。
今日の山行の終了は近い。
水場から歩いて3分?で、今日の目的地、鷹の巣山避難小屋に到着。
中は、綺麗に使われていて気持ちよかった。机が置かれた右の奥には、トイレがある。
ここで、夕食にしたのだが、写真を撮るのを忘れた。
午後になってガスに覆われ、気温も10°以下に下がった。その上、夜になり雨が降り出したので、明日の天気が気になった。
しかし、翌朝は快晴で鷹の巣へ向かう登山道から雲海?と富士山が見えた。
また、鷹の巣山山頂手前から雲取山が綺麗に見えた。
避難小屋から、あっけなく山頂到着。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます