1.2G帯のハンディ機の手持ちがないのでこの帯域の同軸コリニアを自分ではほぼ製作したことが無かった。
そこで初めて1.2Gの20段同軸コリニアに挑戦してみた。
430MHz帯のコリニアならば±1mmは許容範囲だったけれど、サブGHzになると±0.25mm程度の精度が必要。
なので1.2Gは・・と注意しながら制作してみた。ところが・・全くアンテナにならない?エレメントの製作誤差のせいか?
8段程度では各段の誤差の蓄積は小さいが10段を越えてくると無視できなくなる。
その時のVNAによる計測結果は下図の通り、全く共振すらしてないように見える。
『見える』と書いたのは・・VNAでの計測データは・・アンテナ性能及びリグのSWRメータと異なる事があることを確認している。(同軸コリニア製作において)
なので最近はVNAで計測しSGで信号強度を確認してのアンテナ製作を実施している。
VNAは誰でも手にはいる時代だけど、その計測値だけでアンテナ性能を判断出来ない・・
を肝に銘じて欲しい。(リグのSWRメータでは全く異なる結果となることもあるVNAでSWR3がリグでSWR1で表示されたり)
また測定条件が変わると・・全く異なる数字となる。
余談が長くなった。基本的にエレメント長が間違ってなければ・・周波数調整には2つの方法がある。
それを試すと見事に調整出来た。結果は下記の通りだ。
ところで最近私の製作する「同軸コリニア」は立山工法へ変化している。
今回の1.2Gの同軸コリニアで説明すると
- スタブ900MHz以上ではスタブは同軸を使用していない
- 段間、段間の接続部はボンド(立山リピータ用アンテナでは-60°に耐えるボンド)、その上に自己融着テープ、更に熱収縮チューブ
無事に20段同軸コリニアが完成した。異なるバンドの同軸コリニアを製作して新たなノウハウを習得できた。
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