飯田市のメンバーから妙な質問を頂いた。
「仰角ローテータで20°倒すと色んな場所へ飛んでいくのが確認出来ました。何が起こっているかを解析して欲しい!」
というわけで解析を行うと・・・(本当に同軸コリニアに仰角ローテータを取り付けた?かつではビッグ八木で遊んでいたんだな?)
で飯田のメンバーからの連絡では2エリアの局から
「かつて1回も飯田と話せたことないがなぜできているんだ何を使っている?」
とか「知多半島のどこぞの海岸駐車場からモビホですがなんで到達してくるの?」と聞かれて
「同軸コリニアを仰角ローテータでXX°傾けて使っている」と答えてるそうだ!
飯田のメンバーから頂いた言葉は
「旋回も活用できると八木のように相手に応じた対応が有る程度期待できる事がスッキリ判りました。また傾けると舌の様な使いやすい主ビームも形成される事も面白く感じさせていただきました。
そして反射による偏波面が合うようにも働いでいるのでは?特に山頂移動局や自宅でもハンディトランシーバー局に対して偏波面を合わすことが出来る事による遠くにお住まいの方と ハンディVS自局交信も出来るように感じています」
狭隘な地形では「同軸コリニア」は非常に面白い飛びを見せます。それが実証されました。
というわけで同軸コリニアを傾けた時の解析データを掲載します。
(見にくいですが)
自由空間でアンテナを傾けた場合。切れた尾根筋で運用してもこれに近いと考えている。
次は地上での放射パターン、予想通り?予想外?両方の結果となった
右側が垂直面、左側が水平面だ。
まず垂直面はアンテナを傾けた角度の※1直角面から下に広い放射がある。水平面はアンテナを傾けた面に対し直角に指向性を持つ。
山岳移動にせよ地上にせよ、やはり傾けるのは意味があるようだ。
※1が飯田市から山越えで愛知方面へ飛ばした本体と考えている。
八木はローテータで回すのが常識だったが「同軸コリニア」も仰角ローテータで回して最適位置を探す!
と主張してきた。これが証明される結果となった。
八木との違って広角で垂直面が比較的薄い飛びがときに不思議な伝搬を引き起こす!
これがビーム系で味わえない楽しさだ!
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