昨日同軸コリニアユーザの方から430MHzの貴重なレポートを頂きました。これは下記メールから始まりました。
「日本海ダクトを利用して8エリアとの交信を画策しております。(当方鳥取県です)現在、八木アンテナで現在、山形県まではQSOできています。ダクトの入り口を探すのに八木アンテナより無指向性のコーリニアの方が有利かもと考えています。」
このblogをきっかけに同軸コリニアで試してみたいと考えて頂いたようです。
確かに同軸コリニアは破壊力はありませんが耳の良さは抜群でしかも360°全方向の電波を捉えています。
未知の方向から到達する電波を捉える力は格別です。
同軸コリニアが到着した最初の休日の成果報告は下記の通りでした。
「市街地近くと峠で使用してみました。峠ではびっくりするほどの感度で大満足です。これからも愛用させていただきたいと思います。」
と報告を頂いて2日後には次のメールが届きました。
「この夏の日本海ダクトを利用したいというのがありまして、昨夜、実験してみました。今年の日本海ダクトの傾向として異常な暑さのため深夜に発生することが解り暗い中での設営撤収にコリニアは大変重宝しております。
設営でも、できるだけ高い位置に設営するとぐんっとゲインが増すように感じます。鳥取県西伯郡大山町中山漁港(海抜2m)より、冨山、新潟(佐渡ヶ島)秋田とダクトを捉えての伝搬を楽しめました。」
「FMでの交信で(鳥取県西伯郡大山町中山ー冨山、新潟(佐渡)、秋田)
ダクトさえできてしまえば、佐渡ともご近所さんと変わりなく安定した59で交信できました。
日本海ダクトとコリニアでのDXは誰でもチャレンジできる楽しい実験ですね。」
「8エリアのレピーター局への信号の到達も確認出来ましたので、青森、北海道にもぜひ到達したいと思います。」
しかも同軸コリニアのダクト使用初日にしていきなり山形超えて秋田(500km)と交信!北海道のレピーターに到達とは?恐るべし12段同軸コリニア!
そして同軸コリニアを使用している皆さんが皆仰っているのは設置撤収の容易さです。
「暗い中での設営撤収にコリニアは大変重宝しております。」
グラスポールを伸ばしながらテープで止めれば設置完了ですから。まだまだ、研究会の想像もつかない利用方法があるのかもしれません。
(メールの文章を並べ替えて転載しましたが内容は全て原文通りです)
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