今回、初めて御蔵島へ到達する事が出来た。
これまで3回、上陸を計画していたが、4回目にして初めて上陸出来た。が、しかし、結局、東海汽船では上陸できなかった。
海況の悪い時期に御蔵への上陸を計画した結果??
[アクセス]
御蔵島へのアクセスは、東海汽船とヘリと2つある。
普通ならば、東海汽船で入るのだけど・・御蔵島には港がひとつしかない為、海が荒れると2週間近く船が欠航になることがある。
ヘリは、定員が9名と少ないため、搭乗券の確保が難しい。
どっちにしても、無線家にとって、「御蔵島」は渡航最難関な島(=交信の難しい島)であることには違いない。
今回は、東海汽船で三宅島まで行って、そこからヘリで御蔵島に入った。
船が三宅島に着くのは、午前5時。街は寝静まっているので、民宿やホテルがの仮眠・休憩・朝食コースを使って休んだ。
[荷物]
今回は50W運用を予定していたので、無線機・安定化電源・アンテナ・ポール等かなりな機材になった。
勿論、東海汽船で持ち込むのならば楽に持ち込めるが・・ヘリに乗るとなると持ち込みは無理だ。
そこで事前に宅急便で送ることにした。しかし船が着かないのを予想して、2週間前の3月1日(無線機・電源 1個とポールの2個口)と3月7日(無線機 1個と30AH鉛バッテリーの2個口)に発送した。
発送の際、宅急便の支店で「往復割引きは1週間以内でないと無理」と言われたが、「船が何日も着かないと荷物が届かない」と言ってお願いした。
調べてみると3月1日以降で到着した15日までに船が着いたのは3月9日午後のみの一回だった。
先行の荷物は、到着していたが、後の荷物は、3月16日午前中に届いた。(他に理由もあり運用には間に合わなかった)
[ホテル 海楽で仮眠・朝食を取る。1600円だった。]
[朝食は、バイキング形式]
[ひと通りおかずを取る。他に肉だんごのシチューもあった]
朝食を取って仮眠をとり、9時過ぎにタクシーを呼んだ。11時のヘリには時間があるので、観光スポットを案内してもらった。
そのひとつが、メガネ岩。今は、片側の岩が落ちてしまいメガネではなくなっていた。
ヘリポートに到着。10時40分までヘリポートの下にある休憩所で待機した。
10時40分から搭乗者の保安検査があった。両手と足を広げて、大の字になって立ち、前を向いて後ろを向いて!金属探知機での検査だ。
もちろん、島の駐在さんが立ち会っていた。そしていよいよ搭乗。御蔵へ向かった。
[三宅のヘリポートからヘリへ乗り込む]
右側の窓から御蔵島が見える。正面に御蔵のヘリポートがある。
[機材が通常と異なって8人乗り]
[御蔵のヘリポート。向こうには三宅島が見える]
[16日は強風で海が荒れていた。港は波に洗われていた]
[帰りは御蔵島から三宅島を経由して大島までヘリで飛ぶ。旋回中のヘリから三宅島を眺める]
[大島空港で降りて展望台へ上がると、これから搭乗する調布行き飛行機が停まっていた]
[三浦上空。江ノ島、鎌倉が見えている]
豪華にヘリや飛行機を使ったように思えるが、宿代、タクシー代、飛行機、ヘリ代込みで5万円ちょっとだった。
実家へ帰るのに、飛行機代だけで往復5万5千円かかることを思えば・・安いと感じた。
但し、宅急便代は往復で1万円かかった。
今年は、何度出かけようか?
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