【総括】
今年の移動運用によるコンテスト参加の総決算の意味で今回も山岳QRP移動を敢行した。
山岳移動として持てる最大の設備と持てる能力の全てを動員して臨んだ。
山の天気は、6日の夕方過ぎてから雨になり7日の昼頃まで雨で、その後もいつ降ってもおかしくない曇空だったのでアンテナをこまめに回しての運用ができなかった。
設備
リグ FT-817,5W
アンテナ 4ele Hヘンテナ 13mH(3m+10m展望台)
電源 リチウムバッテリー 10AH+20AH
移動地 相模原市緑区 標高1000mの尾根筋
参加部門
X50部門
目標
- 80,000点突破(昨年の全市全郡のX50部門、優勝得点越え)
- HMPの各部門で入賞
結果は、目標得点を上回ることができた。(交信局数 475 マルチ 200前後となった)
この成績が確定すると2008年にJR1UJXさんが樹立したX50P部門レコード86,304点を更新することになる。結果は、どうだろう?
こんなことなら、もっと上の目標を立てて準備しておくべきだった。
交信して頂いた皆さん、ありがとうございました。
【トラブル】
- コンテスト開始直前まで、原因不明で全くリグの電源が入らずに、コンテスト参加を諦めかけた。
- バッテリーの配線を直し電源コネクタが足りなくなり、PCの電源が何度も落ちて苦労した。(思い切ってPCの電源ケーブルをカットしてバッテリーに半田付けすれば良かったか?)
- 結局、リチウム電池の内部配線の断線だった。途中休憩した際にザックが2度ベンチから転落し、そのショックでバッテリーの内部配線が断線したと考えられる。
【課題】
- 7日の13時台は、あまりに呼ばれなかったので、寝てしまった。
【良かった事】
- 体調も問題なく、機材も最大限に活用出来た。
- 自分でコンテスト用に設計したHヘンテナが、想定通り(QRPでフロント方向は宮城まで飛び、バックからは岐阜、三重から呼ばれた)の活躍をした。
- ↑のおかげでJARL QRPクラブが、全市全郡に併設した「ヘンテナデビュー40周年記念第33回全市全郡コンテスト併設 ヘンテナユーザーQRPコンテスト」へエントリーした。
- 前日に完成したCQマシーンが、20局/時間前後の時間帯に大活躍した。
- 行き帰りに天気が回復したので助かった。
【感想】
今から10年以上前に車移動で四大大会入賞を目指していたが、1999年のフィールドデーF50で関東2位がやっとだった。
こんなに年を重ねてから、ローカル・四大大会、しかもQRPで入賞に迫れるとは、思ってもいなかった。
今思うと入賞出来なかった理由がよく分かる。当時の体力は失っているが、ロケの理解力と気力は、当時をはるかに凌いでいる。
どんなことでも、勝つという強い気持ちを持ってないと頂点は無理。
今回、一緒に2mで参加した数少ない当時からの仲間も全国入賞に手が届く模様だ。結果発表が楽しみだ。
しかし、あの頃、バトルを繰り広げた仲間は、ほとんど残っていない。また、彼らと戦ってみたい。
指導・助言を頂いた皆様、
そして20年近くに渡って多くの協力を続けて頂いたクラブメンバー各局にお礼を申し上げます。
[13mH 4ele Hヘンテナ↓]
[軽量4ele Hヘンテナの全パーツ]
500局超えですか。
2009年のチャンピオンも本気参加されていたし、5本の指に入れないかな?
お互いに、自分の目標がかなえられるように祈るのみです。
また、お付き合い下さい。
QSOありがとうございました。
写真拝見しまして、4エレとは凄いですね。小生は普通のヘンテナでした。さきほどQRP CLUBへログ提出しました。
ヘンテナ製作の準備期間を含めて、楽しいコンテストでしたね。
下手っぴながら、またお相手お願いします。
Hヘンテナは従来の3ele OWAアンテナより格段に飛びが良くなりました。
いろいろ、機材を自作して幸運にもACAGへ間に合った次第です。
手作り機材で迎えるコンテストは、また格別です。
これからも、通常交信を含めよろしくお願いします。