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同軸コリニアの不思議

2019年04月21日 19時35分41秒 | 同軸コリニアアンテナ

「同軸コリニアの不思議」・・何度もこれを書いてきました。

UVでは八木やループが主流で・・それ以外を使った事がない方も多いようです。

しかしそれではVUの伝搬の半分しか理解していない・・という事を肝に銘じる必要があります。

先日も研究会メンバーがそんな事態に巻き込まれました。

1.2Gを同軸コリニアで聞いていると八王子方面の山岳移動局がS5で聞こえてきたそうです。両局とも1W。

相手局はハンディ機にループアンテナだったようです。

相手局:「聞こえないのでロングでお願いします!」

相手局:「信号は分かるののでが・・」

S5で聞こえる局と交信が成立しない!?不思議な話です。

考えられること

①ループアンテナのノイズが高くて聞こえなかった。

→コリニアが15dBノイズが低かった

②同軸コリニアの伝搬方向にアンテナを向けていない

→これだと思っている。メンバー局は神奈川南部。八王子からビームアンテナ同士ならば八王子局は南にビームを向ける。この行為は同軸コリニアとの交信では正しくないことも多い。

→メンバー局のロケは非常に良く丹沢山塊、奥多摩が目視できる。この方向の反射ならば八王子局は南西か北向きビームにすべき。

多段同軸コリニアの伝搬を理解していないとこんな結果になります。

430MHz神津島移動運用では、栃木那須塩原と16段同軸コリニアで交信した那須局(距離300k)のアンテナ方向は北向きだった。

→那須塩原と聞いてアンテナ方向は南方向に向いてないだろうとわざわざ聞いた。

私が移動で3ele八木をしようしていたら16段コリニア使用局が聞こえてきた。神奈川南部逗子移動局なのにアンテナ方向は横浜神奈川区に置いて東向きが一番強かった。つまり東京湾向き!

八木で運用されている方は・・この辺を理解してください!!!


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