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都市ノイズを避けて実験してみた

2017年09月11日 11時54分11秒 | 同軸コリニアアンテナ

熱海の尾根筋で430MHz伝搬実験を実施しました。比較したアンテナは12段同軸コリニア、モービルホイップ、6eleHヘンテナでした。

6eleHヘンテナは1エリアに向けました。伝搬実験と案内しながらCQだしたせいか・・多くの方からコールを頂きました。

八木とコリニアを比較すのは無謀では?とのお言葉も頂きました。

【12段同軸コリニア】

【モビホ】

【6eleHヘンテナ】

結果は下記の通りです。

5分程度各アンテナで同一周波数をスイープして受信電界強度をMaxholdしてあります。

あえてアンテナと測定値とアンテナの対応は書きません。こんなに違うものなんですね。

実は過去にも実験していて・・・使用感覚&前回の実験とも合致しています。

過去の実験では4段コリニアの受信性能はモビホと同等でした。

【アンテナA】

【アンテナB】

【アンテナC】

どの波形がどのアンテナか?根拠を述べよ。と課題に出来そうです。

分かりますか?

エネルギーがどこに集中しているかを見れば簡単に答えが出ます。

参考までに

電界強度計算と実際の交信データから

今回の運用場所から取手(7mGP)、銚子局(15ele)は見通しで双方59で交信出来ています。

当然です。約150kmありますが、電界強度は障害物がなければ相手がモビホでも電界強度-80dBmあります。

【ここから筑波山までのラインが見通し、ラインの北側は丹沢山系に邪魔されてます】

一方、横浜、茅ヶ崎局とはノイズ交じりの51というのもありました。(本来見通し)

見通しであればこの測定場所での430MHz20Wの受信限界は300km程度と考えられます。(つまり福島以遠です)

次は都市近郊の高台で計測する予定です。


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