熱海の尾根筋で430MHz伝搬実験を実施しました。比較したアンテナは12段同軸コリニア、モービルホイップ、6eleHヘンテナでした。
6eleHヘンテナは1エリアに向けました。伝搬実験と案内しながらCQだしたせいか・・多くの方からコールを頂きました。
八木とコリニアを比較すのは無謀では?とのお言葉も頂きました。
【12段同軸コリニア】
【モビホ】
【6eleHヘンテナ】
結果は下記の通りです。
5分程度各アンテナで同一周波数をスイープして受信電界強度をMaxholdしてあります。
あえてアンテナと測定値とアンテナの対応は書きません。こんなに違うものなんですね。
実は過去にも実験していて・・・使用感覚&前回の実験とも合致しています。
過去の実験では4段コリニアの受信性能はモビホと同等でした。
【アンテナA】
【アンテナB】
【アンテナC】
どの波形がどのアンテナか?根拠を述べよ。と課題に出来そうです。
分かりますか?
エネルギーがどこに集中しているかを見れば簡単に答えが出ます。
参考までに
電界強度計算と実際の交信データから
今回の運用場所から取手(7mGP)、銚子局(15ele)は見通しで双方59で交信出来ています。
当然です。約150kmありますが、電界強度は障害物がなければ相手がモビホでも電界強度-80dBmあります。
【ここから筑波山までのラインが見通し、ラインの北側は丹沢山系に邪魔されてます】
一方、横浜、茅ヶ崎局とはノイズ交じりの51というのもありました。(本来見通し)
見通しであればこの測定場所での430MHz20Wの受信限界は300km程度と考えられます。(つまり福島以遠です)
次は都市近郊の高台で計測する予定です。
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