AIS用の同軸コリニアの活躍を密かにながめて毎日楽しんでいる。
毎日ログが更新されていて日々のコンディションを教えてくれる!!のだ。さて眺めてみよう!
[デイリーのグラフだ]
上記グラフを日ごとに見ていく。
【飛びすぎ?】
同軸コリニア設置当時、つまり8.Mayの付近で120海里(約222km)の信号を受信し理論値以上(+20dBに達する)の受信能力を見せて驚いていた。
次のコンディションの上昇は5月18日から22日に訪れている。140海里(約260km)は飛んでいる。
(これ10WでGP同士だから)
この4日間は偶然にも我々VU移動隊が新島村移動を敢行した日にピタリと一致している。
【運が良かった】
そしてそのコンディション最大日は22日日曜日、即ち新島本島からVUを運用した日だ。
我々がVUで多くの局と交信出来たのもコンディションのおかげ??
これを観察するとそんな事もわかってくる。
【なんだこれー】
そして6月5日に本当に大変なことになっている!Max Distanceがなんと498海里(約922km)に達している。
これは仙台から高知沖または択捉島沖の船舶の電波を受信したことになるが・・・
これはEスポまたはダクト以外には考えられない。(2mEスポとしては距離が近すぎる。なんだこれ?SDEさん??)
とはいえ、6月に入ってからは120-130海里の受信が普通になっているのでグランドウェーブの飛びもかなり良い。
最近の受信状況を地図で確認すると下記の通りだ。房総半島付近までサービスエリアに入っている。
VHFでは8段同軸コリニアの威力は凄まじい。
[四角は標高1m、給電点4mから同軸コリニア1本で受信出来た海域を表しています]
ところで
CQ誌別冊のQEX Japan NO.23(6月発売)に『同軸コリニアアンテナ研究会』メンバーのJH0IQI局による『コリニア・アンテナ製作奮闘記』が掲載されている。
これも同軸コリニアを知るに当たっては興味深い内容となっていますので御一読下さい。
また制作したくなってきました。私も以前作成して失敗し、あきらめていましたがJH0IHI局にも感謝です。
そのうちお会いできることを楽しみにしています。
DE:7K2ABV
同軸コリニアは、実は思ったよりも簡単なのです。
ただスタブ調整開始時は、420MHzとか480MHz等、突拍子もない所で同調点を持つのでそれが430-433MHzへ移動するとは思えないのです。
さらにSWR1.0にしようと思わなければ簡単に仕上がります。
今年もハムフェアに出展してIQIさんも含めてメンバー全員が参加します。
ぜひお越しください!!