土曜に映画を観てきた。1999年のロンドンでの初演以来世界中で演じられているミュージカル「マンマ・ミーア」の映画だ。日本では劇団四季が舞台をやっている。
本格的ミュージカル映画としては物凄く久しぶりの気がする。ミュージカル映画なんて最近はなんの脈絡もなく突然歌って踊りだすインド映画くらいだもんな。(^^)
物語はもう有名なんで説明する必要も無いが全編ABBAの歌だらけで最高の映画である。曲が流れ出すだけでもうノリノリの気分である。でも若い人はABBAと言っても知らないかもしれん。実際映画館に来てた人たちを見てるとほとんどが年配の女性である。中には母親に連れてこられた若い女の子もちょろっといたが・・
ギリシアエーゲ海の美しい風景とABBAの歌をバックに物語りは進む。特に「ダンシング・クイーン」をバックにドナの部屋から中庭に飛び出し、オリーブ林を抜けて波止場に向かう場面はこの映画のハイライトだ。自分の人生を振り返ればいつも後悔ばかり。後悔の無い人間なんていなかろう。それでも時は誰にも平等にかつ容赦なく過ぎていく。ならば自分の人生にどんなことがあっても前向きに元気に生きていこう。きっと生きていくことが好きになる。そういう励ましを受けるような映画だ。特に女性に向けてのそういうメッセージのように思う。女性が元気になれば男も元気になれるか・・ ぜひ若い人もカップルで観に行ってね。
やはり元気をくれる映画はいいな~。
本格的ミュージカル映画としては物凄く久しぶりの気がする。ミュージカル映画なんて最近はなんの脈絡もなく突然歌って踊りだすインド映画くらいだもんな。(^^)
物語はもう有名なんで説明する必要も無いが全編ABBAの歌だらけで最高の映画である。曲が流れ出すだけでもうノリノリの気分である。でも若い人はABBAと言っても知らないかもしれん。実際映画館に来てた人たちを見てるとほとんどが年配の女性である。中には母親に連れてこられた若い女の子もちょろっといたが・・
ギリシアエーゲ海の美しい風景とABBAの歌をバックに物語りは進む。特に「ダンシング・クイーン」をバックにドナの部屋から中庭に飛び出し、オリーブ林を抜けて波止場に向かう場面はこの映画のハイライトだ。自分の人生を振り返ればいつも後悔ばかり。後悔の無い人間なんていなかろう。それでも時は誰にも平等にかつ容赦なく過ぎていく。ならば自分の人生にどんなことがあっても前向きに元気に生きていこう。きっと生きていくことが好きになる。そういう励ましを受けるような映画だ。特に女性に向けてのそういうメッセージのように思う。女性が元気になれば男も元気になれるか・・ ぜひ若い人もカップルで観に行ってね。
やはり元気をくれる映画はいいな~。
官僚様が癒しに来られる風俗店 湯屋「天下り渡り屋」に就職活動をする千尋。しかしここにも世界同時不況の波が。どうなる千尋の運命。
うーむ・・ 労働意欲があっても仕事がないからなぁ。(苦笑) 湯婆婆は「働きたい者には仕事を与える」という決まりを自分に課していたけどね。
最近マスコミは雇用環境悪化の記事、ニュース一辺倒で、一部からは「派遣切り」を煽りすぎだという批判も出てるがむしろこれくらい騒いだ方がいいと思う。でないといつまでたっても政府・与党は危機感も無くボーとしてて動かないから。これだけ騒いだおかげでさすがに「大変だ!!」となっていろいろ対策は動き出した。スピード感はないけど。
むしろ問題は雇用政策を扱う厚生労働省の機能不全じゃないのだろうか? 以前日経の一面連載記事にこんな記事が載っていた。要約すると以下の通り
*** 去年年末に元経産省の内閣府企画官が雇用ニューディール政策として「医療・介護」を成長産業と位置づけ、雇用をつくり出そうと案を打ち出したが厚労省はまったく関与していない。同じ頃の経済財政諮問会議で麻生首相が新市場の創造に向け「役所の所管にとらわれない大胆な検討」を指示し、経産省が雇用創出につながるからと厚労省に連携を持ちかけるとむしろ「なんで経産省が雇用政策をやるんだ」と反発したという。厚労省は今でも人事や組織が旧厚生省と旧労働省でたすきがけになっていて一つの組織として機能していない。***
自分達はなんにもしないで縄張りだけ荒らされたと理不尽な切れ方をする。年金・医療・介護・雇用という人の誕生から雇用、老後の保障まで我々の生活に安心と活力をもたらす政策をになう役所がこれではまったく意味が無い。安心があって初めて経済、消費等活気が出てくる。年金問題、肝炎問題と不祥事だらけのこの役所の闇はかなり深い。
うーむ・・ 労働意欲があっても仕事がないからなぁ。(苦笑) 湯婆婆は「働きたい者には仕事を与える」という決まりを自分に課していたけどね。
最近マスコミは雇用環境悪化の記事、ニュース一辺倒で、一部からは「派遣切り」を煽りすぎだという批判も出てるがむしろこれくらい騒いだ方がいいと思う。でないといつまでたっても政府・与党は危機感も無くボーとしてて動かないから。これだけ騒いだおかげでさすがに「大変だ!!」となっていろいろ対策は動き出した。スピード感はないけど。
むしろ問題は雇用政策を扱う厚生労働省の機能不全じゃないのだろうか? 以前日経の一面連載記事にこんな記事が載っていた。要約すると以下の通り
*** 去年年末に元経産省の内閣府企画官が雇用ニューディール政策として「医療・介護」を成長産業と位置づけ、雇用をつくり出そうと案を打ち出したが厚労省はまったく関与していない。同じ頃の経済財政諮問会議で麻生首相が新市場の創造に向け「役所の所管にとらわれない大胆な検討」を指示し、経産省が雇用創出につながるからと厚労省に連携を持ちかけるとむしろ「なんで経産省が雇用政策をやるんだ」と反発したという。厚労省は今でも人事や組織が旧厚生省と旧労働省でたすきがけになっていて一つの組織として機能していない。***
自分達はなんにもしないで縄張りだけ荒らされたと理不尽な切れ方をする。年金・医療・介護・雇用という人の誕生から雇用、老後の保障まで我々の生活に安心と活力をもたらす政策をになう役所がこれではまったく意味が無い。安心があって初めて経済、消費等活気が出てくる。年金問題、肝炎問題と不祥事だらけのこの役所の闇はかなり深い。
今月、ホンダが新型ハイブリッドカー「インサイト」を発表した。ホンダらしいアイデアと技術満載、しかも衝撃的な低価格でインパクトは大きい。ホンダはやはり面白いメーカーだ。(実はわしは隠れホンダフアンである。ホンダを2台、マツダ1台、スバル2台と乗り継いできている。ホンダがまたわしの琴線に触れる車を出したらホンダに戻るかもしれん。)
ホンダというメーカーはいつも斬新な車を出してきて車好きにはたまらないメーカーだった。もともと二輪車メーカーであったホンダが本格的に4輪車に進出したのは65年2月にデビューした本格2シーターオープンの「S600」であった。これも類まれな名車だ。そして次にデビューしたのが67年の軽自動車、「N360」である。これも当時の軽自動車界にあって飛びぬけて高性能の車であった。まさにバイク屋ホンダの面目躍如である。
しかし、ホンダの4輪車メーカーとしての地位を不動のものにしたエポックメイキングな車はやはり72年デビューの「シビック」ではなかろうか。一部のシビックに積まれたCVCC(複合渦流)エンジンは当時のアメリカの排ガス規制(マスキー法)を触媒を使わず世界で初めてクリアしたもので結果、大人気を博した。当時インテリを自称する人たちはこぞってシビックを絶賛し、トヨタでさえCVCCのパテントを買ったぐらいである。もちろんコンパクトな車体の割りにFFの利点を最大限生かしたその居住性の広さもその人気の原因の一つであった。当時はFRが主流だったのでFFの車は珍しかった。
そんなシビックの中でも 異彩を放っていたのは74年にデビューし、わずか10ヶ月しか生産されなかったRS(ロードセーリングの略)と言うスポーツモデルである。標準仕様が60〜69馬力であるのに対し、ツインキャブを搭載し76馬力を発してロードセーリングと言うグレード名が示すように高速巡行型の車であった。75年には日本の排ガス規制に合わせてシビック全車がCVCCエンジンを積み、このモデルはカタログ落ちしたが走らせてめちゃめちゃ面白い車であった。このオレンジ色がこのRSにはぴったりだったんだよな〜。
マメ知識:CVCCは通常の燃焼室のほかに小さな副燃焼室を持ち、この副燃焼室に濃い混合気を吹き込みここで点火、その火で主燃焼室の薄い混合気を燃やすと言うコロンブスの卵的発想のエンジンであった。
ホンダというメーカーはいつも斬新な車を出してきて車好きにはたまらないメーカーだった。もともと二輪車メーカーであったホンダが本格的に4輪車に進出したのは65年2月にデビューした本格2シーターオープンの「S600」であった。これも類まれな名車だ。そして次にデビューしたのが67年の軽自動車、「N360」である。これも当時の軽自動車界にあって飛びぬけて高性能の車であった。まさにバイク屋ホンダの面目躍如である。
しかし、ホンダの4輪車メーカーとしての地位を不動のものにしたエポックメイキングな車はやはり72年デビューの「シビック」ではなかろうか。一部のシビックに積まれたCVCC(複合渦流)エンジンは当時のアメリカの排ガス規制(マスキー法)を触媒を使わず世界で初めてクリアしたもので結果、大人気を博した。当時インテリを自称する人たちはこぞってシビックを絶賛し、トヨタでさえCVCCのパテントを買ったぐらいである。もちろんコンパクトな車体の割りにFFの利点を最大限生かしたその居住性の広さもその人気の原因の一つであった。当時はFRが主流だったのでFFの車は珍しかった。
そんなシビックの中でも 異彩を放っていたのは74年にデビューし、わずか10ヶ月しか生産されなかったRS(ロードセーリングの略)と言うスポーツモデルである。標準仕様が60〜69馬力であるのに対し、ツインキャブを搭載し76馬力を発してロードセーリングと言うグレード名が示すように高速巡行型の車であった。75年には日本の排ガス規制に合わせてシビック全車がCVCCエンジンを積み、このモデルはカタログ落ちしたが走らせてめちゃめちゃ面白い車であった。このオレンジ色がこのRSにはぴったりだったんだよな〜。
マメ知識:CVCCは通常の燃焼室のほかに小さな副燃焼室を持ち、この副燃焼室に濃い混合気を吹き込みここで点火、その火で主燃焼室の薄い混合気を燃やすと言うコロンブスの卵的発想のエンジンであった。
トヨタの高級ブランド、レクサスである。日本では3年半ほど前から展開しているが未だに鳴かず飛ばずである。アメリカでは成功したが日本では今一歩。立ち上げ時にベンツ・BMW等の高級輸入車ユーザーを取り込むとぶち上げていたがそもそもそれが間違いの元。ベンツやBMWのユーザーはレクサスなど見向きもしない。ブランドは記号である。誰にでもわかる記号だからみんな安心して買うのだ。でもレクサスはまだそれほどの記号の力を持っていない。
車種はLS(セルシオのモデルチェンジ)、GS(旧アリスト)、IS(マークXと部品を共有)、SC(旧ソアラ)、今年1月にRX(旧ハリアー)が出たがなんのことはないトヨタ車のバッジをレクサスのバッジに換えただけの兄弟車である。せいぜい内装や装備でトヨタ車と差をつけている程度だ。今後予定されている車種もトヨタ車と兄弟車の予定だ。こんなので高級ブランドを標榜するなんて片腹痛いわ。
レクサスが本当の高級ブランドになるためにはトヨタの一ブランドとしてではなく、レクサスという独立した自動車会社を作り、トヨタの上に置くべきでは? つまりレクサス社が独自に車を設計し、デザインして生産はトヨタに委託する。これぐらい思い切ったことをしなければずっと沈んだままである。
車種はLS(セルシオのモデルチェンジ)、GS(旧アリスト)、IS(マークXと部品を共有)、SC(旧ソアラ)、今年1月にRX(旧ハリアー)が出たがなんのことはないトヨタ車のバッジをレクサスのバッジに換えただけの兄弟車である。せいぜい内装や装備でトヨタ車と差をつけている程度だ。今後予定されている車種もトヨタ車と兄弟車の予定だ。こんなので高級ブランドを標榜するなんて片腹痛いわ。
レクサスが本当の高級ブランドになるためにはトヨタの一ブランドとしてではなく、レクサスという独立した自動車会社を作り、トヨタの上に置くべきでは? つまりレクサス社が独自に車を設計し、デザインして生産はトヨタに委託する。これぐらい思い切ったことをしなければずっと沈んだままである。
去年、スズキを抜いて念願の軽自動車シェアNO.1の座を獲得した。でも正直それがどーしたという感じだ。このメーカーはトヨタの傘下に入ってかなり歴史が古い。今やトヨタの小型車部門をになう重要な地位を占めている。トヨタって本当は中型以上の車では圧倒的な力を持つが小型車部門は意外に弱い。だから今回のアメリカの急激な市場縮小の大波を受けてあんな巨額な赤字を出した。
おっと話がそれたが要はダイハツはトヨタの小型車の一翼をになってきたってことだがそれも最近は影が薄くなってきたような気がする。昔はシャレードとかストーリアとか一本芯の通ったいいコンパクトカーを出していたんだが今は軽自動車以外は見るべき車が無い。「クー(トヨタ名はなんだっけ?)」なんてありゃー、トヨタの企画を押し付けられて無理やり作らされてる感じだし・・ トヨタの下請けに甘んじているうちに車作りの精神をどこかに置き忘れてしまったか? 軽自動車の世界だけで悦に入っていても将来性は無いんじゃないの? スズキの方が自動車メーカーとしては一歩も二歩も先に行ってる。
おっと話がそれたが要はダイハツはトヨタの小型車の一翼をになってきたってことだがそれも最近は影が薄くなってきたような気がする。昔はシャレードとかストーリアとか一本芯の通ったいいコンパクトカーを出していたんだが今は軽自動車以外は見るべき車が無い。「クー(トヨタ名はなんだっけ?)」なんてありゃー、トヨタの企画を押し付けられて無理やり作らされてる感じだし・・ トヨタの下請けに甘んじているうちに車作りの精神をどこかに置き忘れてしまったか? 軽自動車の世界だけで悦に入っていても将来性は無いんじゃないの? スズキの方が自動車メーカーとしては一歩も二歩も先に行ってる。